結局、MDの欠点は何だったのでしょうか?

このQ&Aのポイント
  • MDは1990年代後半から2000年代前半にかけて一世を風靡しましたが、現在はその座を譲っています。しかし、MDの欠点についてはあまりが語られていません。
  • MDのライバルであったDCCについては、テープ方式そのものの欠点や互換性の中途半端さがありましたが、その欠点がMDには見られませんでした。
  • 一部の人々からは、MDの音質についての不満や信頼性の問題が指摘されていますが、それでもMDの欠点と呼ぶには十分ではありません。結局、MDの欠点は何だったのでしょうか?
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結局、MDの欠点は何だったのでしょうか?

http://okwave.jp/qa/q6573878.html の続きです。MDは1990年代後半から2000年代前半にかけて一世を風靡しました。今はメモリーなどにその座を譲っていますが、こうなるとMDの欠点は何だったのか気になります。 当方は以前、MDのライバルであったDCCに対し、「何か手を打っていれば生き残れたのではないのか」という質問をしつこいぐらいにしてきました。 http://okwave.jp/qa/q6553864.html http://okwave.jp/qa/q6587031.html DCCはテープ方式そのものの欠点や互換性の中途半端さがありましたが、CD普及が遅れていた途上国では利便性が理解されず、馴染みのあるカセットに近いDCCに好感触を示していたこと、MD生産には難しい技術が要求されるため、コストダウンが極めて難しいことから、互換性が十分なら生き残れたのではないかと思っていました。そのためか、MDの欠点が思い起こせません。 MDの音質はいいとは言えないという意見もありますが、音声圧縮はメモリーオーディオでもごく普通のことであり、MDの音質に不満なユーザーがMP3の音質を受け入れられるかといわれれば疑問符です。信頼性もどっちもどっちという気がします。 結局MDの欠点はなんだったのでしょうか?

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  • t78abyrf9c
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回答No.20

>DRMガチガチで売れなかったMDと、DRMガチガチでも売れる配信は、どこが違うのか… 配信の場合は、「PCを介す」というのが大きな違いです。 一旦PCに入ってしまえば、効率的な変換や、他機種への転送を行う方法が多数あります。 一方のMDは、唯一の転送可能機種になった「MZ-RH1」が出るまで、MDの音を他機種へ移行したり、その為にPCへ音を入れようと思ったら、実時間を掛けて文字通り「録音」するしか方法が無かった訳で、その点がDAPの利便性を実感してしまった層にとって、この上なく面倒な代物になってしまい、一気にDAPへの乗換が進む要因になったと言っても過言ではないでしょう。 MDに入れた音が配信でも入手可能になれば、尚更です。 態々「録音」してPCに入れる手間を考えれば、即座にPCへDLが出来て、その後の変換・転送も速く出来る配信を利用するのが、ある意味当たり前と言っても良いでしょう。 デジタルメディアは、スピーディーにバックアップする(出来る)のが当たり前なのに、それが出来ないのは、「致命的」だと言えます。 SONYは、「著作権」を盾にして、それを堂々とやってしまった訳です。 これじゃー、消費者からソッポを向かれるのも無理ありません。 では、「良いところが何も無いメディアだったのか?」と言うと、多少は良い面もあったと思います。 ですが、その良い面は、大多数の消費者が求める機能では無かったのです。 私的に良い面だと思えたのが、ランダム再生時のギャップレスでした。 これは、今でもDAPが凌駕し辛い面ではないかと思います。 過去には、その機能を生かした録音済MDも出た事があり、当時中々ユニークな作品として、マニアの間で注目を集めました。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/3576/scrap/scrap002.html 私も、実際に上記作品をMDで聴いたことがあるのですが、ギャップレスの機能を上手く生かした音で興味深く聴いた覚えがあります。 恐らく、開発元のSONYも、この様な発想の作品が出る事は予想してなかったと思います。 その辺を訴求していけば、売上等で何らかの「変化」が望めたかも知れませんが、大多数の消費者を惹き付けるだけのインパクトには成り得なかったとも感じます。 (現に、DAPはギャップレスが不十分でも充分売れてますので。) 他には、当時としては編集の容易さも利点だったと思いますが、これはPCでの編集が容易になった今となっては、PCへの転送が難しいMDだと勝ち目がありません。 アナログカセットからDAPへの橋渡しとしては、一定の役割があったと思いますし、私自身もそれを実感してますが、PCが大幅に普及した以上は、それとの親和性が高くないと生き残れないというのを、逸早く証明したデジタルメディアだったのではないかと思います。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 DAP過渡期には「Net MD」がありましたが、PCとの親和性はいいとは言えなかったのでしょうかね? 数年前までは、転送回数制限もありましたが…

その他の回答 (21)

  • t78abyrf9c
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回答No.22

>音楽配信は「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」は実用レベルであるといるのでしょうかね? 「完璧」ではないですが、ある程度「実用的」だと言えるでしょう。 何度も書いてますが、配信は「PCを介す」事が可能ですから。 Net MDは、録音済MDの再活用を一切考慮せず、PC→MDの一方通行でしか転送が出来ない仕様でしたから、物凄く使い勝手が悪く、消費者の印象も悪くする代物だったのです。 http://ameblo.jp/kagra/entry-11057830309.html それに比べれば、他のDAPは、ファイルにDRMがあっても、紛いなりにPCへの再転送が可能でしたし、配信ファイルも一旦音楽CDへ書き出す事で(合法的に)DRMを外す事も出来ましたから、格段に使い勝手が違います。 それに、全ての配信にDRMが入ってる訳ではないですから、そうなると益々プレーヤーとPCの双方向転送が重要になってくる訳です。 公式配信されたファイルだけが厳しいDRM制限で転送不可であれば、まだマシだったでしょう。 しかし、実際には、MDに入ってる音源が問答無用でPCへの転送が不可能だったのですから、こんな理不尽な話はありません。 他者の著作権とは何ら関係ない自作録音の音源も、MDに録音した時点でアナログ的な方法でしかPCや他機器への移行が出来ない仕様でしたから、PCやDAPが普及するほど、MD離れが進むのは当然の結果と言えるでしょう。 それが末期的になり、MDが主流では無くなったっので、後手ではありましたが、Hi-MDの規格が出てきたのだと言えます。 そうなる数年前(iPod登場前後辺り)に、Hi-MDを大々的に展開していれば、流れが変わった可能性が充分にあったと思います。 SONYは、著作権と規格に拘る余り、せっかくの技術を時代に乗せる視野を見失っていたと言えるのではないでしょうか。 とは言え、企業としては、時代に合わない規格が出てくれば、それを捨てて時代に合った規格を作り直して利益を出せば済む話ですから、何時までも中途半端な規格を残すよりも、利益が出る規格へ移るのが当然の事だと思います。 スペック的に優れてさえいれば、大衆が支持して規格が存続するとは限らないのは、VHSとベータの事例を見ても明らかでしょう。 MDの衰退とDAPの普及は、ある意味「悪貨が良貨を駆逐した」側面があるかも知れませんが、総合的な使い勝手を大衆が判断した結果だというのが、間違いない事実だと思います。

klht2prea
質問者

お礼

何度もありがとうございました。 「デバイス→PC」の転送ができることが重要のようですね。

  • t78abyrf9c
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回答No.21

>DAP過渡期には「Net MD」がありましたが、PCとの親和性はいいとは言えなかったのでしょうかね? 敢えて、「Net MD」に触れなかったのは、使い勝手が余りにも悪い代物だったからです。 「Net MD」登場当時は、正直PCとの使い勝手を大いに期待したのですが、公開された仕様を見て愕然とした記憶があります。 デジタルメディアにおいて一番肝心なのが、他のデジタル機器へスムーズに移行出来る事です。 それが、「Net MD」では実現不可能でした。 「Net MD」で転送可能なのは、転送元になるMD機器とPC間のみで、それ以外の機器へは転送不可の仕様だったので、単にPCへのバックアップ程度の役目しか無く、DAPが普及していた時期の仕様としては中途半端過ぎました。 結局、MDとPCやDAPとの親和性を求めるには、「MZ-RH1」の登場を待つしか無かったのです。 しかし、「MZ-RH1」が出た頃には、市場はすっかりDAPへと移り、大半の消費者はMDの音を高価な「MZ-RH1」で移行しようなどとは思わず、同機種はマニアの物になってしまい、普及奪還の足掛かりにはなりませんでした。 「MZ-RH1」が出た当初、価格.comのクチコミ等では、転送機能搭載の安い後継機の登場を待ち望む声が多かったのを記憶してます。 その要望にSONYが応えていれば、多少の「延命」が有り得たでしょう。 (私自身も、安価な後継機種を待ち望んだ一人です。) しかし、ネットを通じて同機種を「レンタル」する人や業者が横行したせいか、後継機が出る事もなく、MD自体が事実上生産打ち切りという事態になりました。 以前も書いたように、「MZ-RH1」の発売は、正に「時既に遅し」だったのです。 SONYとしても、それが分かっていたから、敢えて転送機能を搭載させたのではないかと思います。 (出したところで爆発的な普及は見込めないので、著作権問題も大きくならないだろうという判断) 一連の流れを振り返りますと、やはり「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」が、MD普及の大きな障壁になったと言わざるを得ないでしょう。 もし、現在のウォークマンが、MDと同じDRMの姿勢を続けていたら、Appleに負けるどころか、ポータブルプレーヤー市場全体から消え去る運命になっていたと思います。 それ位、デジタルメディアにおいて、PCとの親和性と、他機種へのスムーズな移行は、普及への生命線だと言えるでしょう。 貴方がMDを支持し続ける分には何ら問題ありませんし、それを尊重したいとも思いますが、一般大衆にとってのMDは、(今では)利点よりも欠点が目立つ代物に成り下がってしまったので、SONYとしても存続不可能という決断に至ったのだと思うのです。 MDに限らず、そんな規格は幾らでもあると思いますが。 (同じく、SONYが開発した「8ミリビデオ」然り・・・。)

klht2prea
質問者

お礼

何度もありがとうございました。 NetMDが流行したころは、ソニーのDAPはDRMガチガチの状態でしたね。 では音楽配信は「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」は実用レベルであるといるのでしょうかね?ここもDRMが結構かかっていますが…

klht2prea
質問者

補足

>音楽配信は「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」は実用レベルであるといるのでしょうかね? 音楽配信はNet MD向けにも行われていましたので、ますます気になる部分ではありますね。

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.19

最大の欠点は、PCの補助記憶装置として使われなかったからです。 変な話ですが、これはMDが出た当初から言われており、その為に普及することは無いだろうと予想されていました。私にとっては、なんですぐに無くなるメディアを欲しがるのかと、一定規模の市場に育ったほうが驚きでした。 オーディオ的なことをいえば、同じデジタルデータを扱うというのに、CDのデジタルデータをそのまま移せないという時点で、音質イメージ的にアウトだと思います。これは言葉を変えて他の方々が指摘されている部分ですね。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 >CDのデジタルデータをそのまま移せないという時点で、音質イメージ的にアウトだと思います。 これはレコード業界の仕業だと聞いたことがあります。CDはマスターテープに近い音質を誇っていたため、レコード会社側がリリースに強い抵抗を持っていたのがその主たる理由とされました。 そのため、DATはマスターテープのばらまきだとしてレコード業界から強い反発を受けており、低音質化(サンプリング周波数を変え、デジタルコピー不可としたなど)をハードメーカーが呑んだと聞いています。 それでも、音楽配信はCDのデジタルデータをそのまま移しているわけではないですが…

  • FOCA
  • ベストアンサー率20% (23/111)
回答No.18

ことさら欠点というほどのものはなかったと思います。 10年余りにわたって売れ続けたのですから経営的には十分成功です。 「サラ」がより進歩した固体メモリに後を譲ったのはごく自然なことです。 当時の技術では不可能な機能・性能が備わっていなかったことを欠点に数えてはいけないと思います。 それに対し、DCCは当時の市場の要求が音質よりも利便性(特にランダムアクセス機能)にあることを見逃しました。これは戦略上の失敗といって良いでしょう。 むしろCカセットが異常に長寿命だったといえるでしょう。 で、Cカセットの何が良かったのかを振り返ってみると・・・ 技術的に高度な部分がカセット自体に集約しており、デッキは比較的簡単に実現できたことではないかと思います。 このように、意図的に高度な部位と簡単な部位を振り分ける設計というのは世の中には結構あるんですが、うまい方針だと思います。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 >当時の技術では不可能な機能・性能が備わっていなかったことを欠点に数えてはいけないと思います。 一部では、音声に歪みがあるのが嫌でMDを使わないユーザーが出ていたようです。「情報が喪失する」のではなく、「変質してしまう」をの嫌っていましたね。

klht2prea
質問者

補足

あと、市場の要求が音質よりも利便性(特にランダムアクセス機能)にありながら、Cカセットが生き残れたのも気になります。 Cカセットが良い部分も持っているとはいっても、そこだけはかないません。

  • nori21st
  • ベストアンサー率15% (134/862)
回答No.17

特に無いと思います。 アナログカセット全盛時のMDの持つ携帯性、利便性は 夢にまでみたものでした。 MDが出た当時は、パソコンも、CD-Rも高価なもので 学生には中々手が出せないものでした。 今の技術進歩を考えればMDなんて欠点だらけでしょうが、 MDがあったからこそ、今があるのだと思います。 十数年前のオーディオの本には、フラッシュディスクによる オーディオは容量が足りる訳も無く、出来たとしても 高価すぎて非現実的な物と書いてます。 まぁ、強いてあげるなら、可逆圧縮での保存はMP3とか、今の技術を含めて 絶対してはいけない事だと学んだ事かな。 当時は気にならなくても、10年後に聞くと耐えられない音になってます。 今はロスレス以外で録音することはありません。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 余談ですが、バッテリー持ちがいいものは音質がイマイチという意見もありました。

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.16

>MDもまた「高い、使い勝手が悪い、音質が悪い、登場時期が悪い」と良いところが何も無いメディアだったのでしょうか? そこまでは無いと思います。 言葉のマジックと言えばそれまでなのですが、「良くない」=「悪い」ではないのです。 「シリコンオーディオに比べれば安く出来ない」「無圧縮に比べれば音質は良くは無い」と言った具合に「悪い」ではなく「良くは無い」と言い換えてみて下さい。 つまり「~にくらべ良くは無い」は換言すれば「良い部分も有る」なのです。 「悪い」は「良い部分が何も無い」と同義です。 それが中途半端と言う事なのです。 前回のDCCは更に知名度では比較にならないほど低く、それもネックでした。 対するMDはポータブルもマイクロコンポも車載もありました。 オーディオに大して興味の無い人にDCCの存在を知っているかと問うても恐らくかなりの割合で知らないだろうと以前の回答にも書いたと思います。 MDを知らない人は高齢者とか余程この手の事に疎い人くらいしかいないでしょう。 そう言う意味ではDCCは「悪い」と言い切れますがMDは「良くは無かった」程度なのです。 だからそれなりに普及したし、知名度もあったのです。 極端な視点では無くもう少しニュートラルで最大公約数的な立ち位置で本質が見えてくるのでは無いでしょうか。 ANo.15の回答でも書きましたがマニア目線で見るから解らなくなるのです。

klht2prea
質問者

お礼

再びありがとうございました。 以前のDCCもそうですが、当方の場合は「ニュートラルで最大公約数的な立ち位置」まで持っていくにも難しい部分があります。 数年前まで、「MDは音楽の寄生虫」とこき下ろししていたサイトがありました。MDは「Mad Disc(k)」の略だとして、聴ければ何でも良い層ですら聞くに堪えない程の劣悪オーディオだとしていました。 http://web.archive.org/web/20060104040406/http://drittereich.dyndns.org/audio/antimd.html ここがそのHPで、閉鎖ページのアーカイブが残っていました。 音声信号に歪みを発生させてしまい、「YouTubeでダウンロードしたMP3」より聞くに堪えないようなものだということでした。前回のDCCでは圧縮オーディオでもこうした歪みは起きないとされていたので、「生き残れたのではないのか」という主張をしすぎた部分があります。 そういう意見を信じ込んでしまうため、ニュートラルな位置で物事を考えるのが難しい場合もあります。

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.15

また新しライフワークを見つけましたね。 前回のDCCもそうなのですが、やはりMDも中途半端な点が最大の欠点だったのでしょう。 シリコンオーディオプレーヤー程小型化出来ないし、容量も1GB程度が精一杯。 構造上CD-R程メディアが安くなる事も無い。 カセットテープよりは操作性は良くなったがシリコンオーディオプレーヤー程ではない。 日本ではそれなりに普及したが世界的に見るとそうとは言い難い。 >カセットはもっと古い規格ですが、MDと同等以上の需要があります。それを考えれば、古くても健在のこともあるかと思いますが…(iPodを知ってもカセットから乗り換えられないユーザーもいるとか) >「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとっては、互換性は大事ではないかと思います。 DCCはアナログカセットとの互換性がありましたから、アナログカセットの生産を打ち切ってDCCデッキの生産に切り替えることも十分可能だったことになります。 毎回全てあなた基準の目線で考えるからどうしても解らなくなるのだと思います。 確かに「殆ど無い」は「全く無い」ではありませんが、「安定した利益が見込めるほどある」とは言えません。 聴ければ何でも良い層には互換性はどうでもいいのです。 「これまでの資産」と音楽が好きで録音したものに思い入れも有り、音にも多少なりとも拘りが有るユーザならそう言う表現をすると思います。 なんでも良い層にとっては資産でも何でもないのです。 だから「YouTubeをダウンロードしたい」とか「YouTubeをダウンロードしたものをMP3にする方法を教えて下さい」なんて質問が出てくるのでは無いでしょうか。 思い入れどころかタダで手に入れようとすらしているのですから。 >音楽配信については、MDの普及阻害の要因とされているDRM縛りがあるにもかかわらず、CDより売れている理由が気になります。 DRMガチガチで売れなかったMDと、DRMガチガチでも売れる配信は、どこが違うのか… 音楽配信の場合これまでの物理メディア(レコード、カセットテープ、CD)等と違うのはアルバムの中の1曲だけをバラで購入出来る点です。 昔はシングルカットされているものか、FMでアルバム丸ごと放送しているものをエアーチェックしたりしなければなりませんでした。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 MDもまた「高い、使い勝手が悪い、音質が悪い、登場時期が悪い」と良いところが何も無いメディアだったのでしょうか?

回答No.14

A No.12 HALTWO です。 >MDは CTR (Cassette Tape Recorder) の前にも有利な点がないという回答がすぐ前にありましたが、これはどうでしょうか? 障害が発生すると為す術がない Digital Media という点で、Tape がワカメになっても取り出して切って繋げば取り敢えず使えるようにはなる Cassette Tape に対しては圧倒的に不利でしょうね。 Player/Recorder の生産 Cost、Media の生産 Cost という点でも MD は CTR に勝てないでしょう。 DCC も要求される Mechanism 精度を保証できる Cost Down の問題以外にも Media 自体の Data 保持に対する寛容性の乏しさという Digital の宿命を背負っていると思います。 ICR (IC Recorder) も Data 破損には為す術がないのですが、Data 破損を起こす前に他の Memory なり Storage Media に Data を Backup Copy するのは簡単ですし、市販 Data ならば Net 上に Original があるので Media Data の破損による問題は心配要りませんね。 ちなみに以前、沖縄の友人が「MO に黴が生えてもーたっ!」と連絡してきて大笑いした記憶があります・・・指紋が付く CD ならばまだしも Case 内の DIsk に黴が生えるなんて「沖縄の湿気はナメてはいけない(汗)!」と思いましたね(笑)・・・同じ構造の MD も同様でしょうし、灼熱や極寒の地でも問題があるのではと思います。 Noise のない Digital 音質と Random Access 能力以外に Merit がなければ多少の Noise があろうと Random Access 能力がなかろうと許容されて世界中に普及した CTR の前にも有利な点がないと言えるのではないでしょうか?

klht2prea
質問者

お礼

再びありがとうございました。 DiskよりTapeのほうがすぐれているのでしょうかね?

  • bajutsu
  • ベストアンサー率20% (139/693)
回答No.13

普及率。 MDは、すでにカセットテープが一般家庭に浸透しているタイミングで出ました。 その後も、カセットテープのみ使える機器の方が圧倒的に多く また、MD対応機は、価格が高かったように思います。 「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとっては 既に普及していて、もう使い方も分かっていて、メディアもデッキも安いカセットテープでいいわけです。 デッキを買い替えるタイミングでも、“今ある資産”を活かせるカセットテープデッキでいい。 カセットテープが市場を席巻している時に登場しても 一般的なユーザーには、わざわざ乗り換えるだけの利点が見つからない。 「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとってはただ高いだけです。 メモリオーディオプレイヤーが普及したのは 小型、大容量もさることながら、PCが一般家庭に普及してきたタイミングだったのも大きい。 既にカセットテープ再生機が一家に一台以上あったことがMD普及の阻害になったと思っていますが PCが一家に一台以上ある状態なら、普及を阻害する一因にはなりません。 MDデッキ等に比べれば、曲情報の入力も、インターネットから曲情報の取得ができて 手編集でもキーボードが使える分、PCの方が楽です。 80分のMD一枚、177MBですが、SDHCやマイクロSDHCは、GB単価が100円切ってるものもザラにあります。 ちなみに、MDは海外では日本より全然普及していないそうですね。 機能・性能面では、競合相手よりも優れていながら 市場に受け入れられなかったのはMDだけじゃないですけどね。 敗因は、競合相手の圧倒的普及率である場合が多いと思いますけどね。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとっては、互換性は大事ではないかと思います。 DCCはアナログカセットとの互換性がありましたから、アナログカセットの生産を打ち切ってDCCデッキの生産に切り替えることも十分可能だったことになります。 聴ければいいと考えるなら、デジタルへシフトせざるを得なくなれば今までの資産が生かせることが重要になると思います。 それを言ってしまえば、今度はカセットの欠点はどうだったのか気になりますね。 テープにもランダムアクセスができないこと以外にも回転ムラ・機種によるピッチの変化・ヒスノイズ・テープそのものの損傷(絡み・切れ・巻き込みなど)などがありますが、聴ければいい層はカセットの欠点は気にならないのか不思議です。

回答No.12

私は「価格を含む手軽さ」が iPod などの IC Player/Recorder に対抗できないものであったからに尽きると思っていますよ。 Cassette Tape Recorder も数年から十数年の内に世界中で淘汰、絶滅するだろうと思っています。 価格 Com で調べると現在の IC Recorder で最も安価なのは¥2,500 の YAMAZEN キュリオム VR-902 になっていますが、中国製の見知らぬ Maker 製 IC Recorder を調べても未だ¥1,000 を切るものを見つけ出すのは難しいでしょう。 一方 Cassette Tape Recorder は 1980 年頃に¥300 で売られていた中国製 Portable Player に落語を録音した Tape と¥100 ほどの Earphone を添えて、入院していた落語好きの知人に見まいとして持って行った経験がありますので、世界の何処かでは今でも日本円に換算して数百円で Radio 付 Cassette Tape Recorder…電化の遅れている国では AC Adapter の方が高価でしょうから電池駆動で愉しんでいるでしょうね…があるだろうと思います。 しかし、駆動 Mechanism を持たず、流通 Cost が殆どかからないほど極めて Compact である上に User にとっては IC Radio と一体化しても消費電力が極めて低く、最も安価な Memory Chip を用いても数十時間以上の音楽を蓄えられるようになった IC Recorder は MD は勿論、Cassette Tape Recorder よりも遙かに有利な商品ですので、遠からず Cassette Tape Recorder をも駆逐するでしょう。 既に韓国の SAMSUNG 社が中国に NAND Flash Memory 生産工場を持っており、中国国産 IC 生産体制 (下記参照 URL) も立ち上がってきていますが、中国で Radio Tuner 付 IC Recorder 用 Single Chip IC といった低価格 Audio 商品用 IC Chip の生産が行われるようになれば Cassette Tape Recorder も消える運命ですね。 Cassette Tape Recorder が未だに生き残っている理由は最初に投じる System 価格が未だ IC Recorder よりも安価なことと Digital Interface に脅威を感じて導入できない世代が残っているからだけに過ぎず、日本に於いてはこの 2 点の問題は 10 年もしないうちに払拭されるでしょう・・・世界的には十数年を要すると思いますが・・・。 DCC は Analog Cassette Tape との互換性の中途半端さ、高速な Random Access が不可能な点、参入 Maker の販売力の点で MD に敗北を喫しましたが、その MD も IC Player/Recorder の前には有利な点が何一つありませんので淘汰は必然だろうと思いますよ。 MD に限らず生き残ることができない Audio 製品の欠点は一言で言えば「中国が生産したいという魅力がないから」とも言えるかも知れませんね(汗)・・・かつては高度な加工精度を要さない Analog Cassette Tape Recorder が魅力的でしたが、今は IC Chip 1 個と端子及び Display と Speaker Unit を自動生産 Line で回路基板に組み込み、Press 筐体に自動生産 Line で組み込むだけの Radio 付 IC Recorder が世界を席巻できることが判っていますから・・・。 高額で高い性能を持つ Audio 機器市場に於いても Music Source Media の理想は Recording Studio の Digital Master Server から ISP (Internet Service Provider) が Data の質や人気に応じた価格体系で直接 Download 販売する形態でしょうから、再生に要する Amplifier から Speaker System に至る商品は様々な Variation が生き残るであろうものの Music Source の Storage Media は DVD (CD ヤ SACD などを含む Digital Versatile Disk) も遠からず絶滅する Media であろうと思っています。

参考URL:
https://www.semiconportal.com/archive/editorial/industry/post-26.html
klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 MDは Cassette Tape Recorder の前にも有利な点がないという回答がすぐ前にありましたが、これはどうでしょうか?

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    http://okwave.jp/qa6553864.html ではイマイチわからない部分があったので、質問します。 MDのライバルとして登場したDCCは、アナログカセットとの互換性を重視したのが売りでしたが、ニッチ市場にも残れず消え去ってしまいました。 MDはカセットではできないランダムアクセスは文字入力などが特徴でカセットを置き換えていき、MP3プレーヤーはMD以上の大容量でメディアチェンジの手間要らず、転送もより高速とあってMDを置き換えていっただけに、MDも受け入れないような世代がカセットを受け入れるのは難しいとは思いますが、高齢層ではカセットもまだ需要があるようです。 途上国ではマスタープレス機の設置に相当な費用がかかるCDよりも低予算なDCCが普及するという予測や、MDが安くなる可能性はDCCのそれより低いという予測もありましたが、DCCはニッチ市場で生き残ることも難しかったのでしょうか?

  • 続々:DCCは本当に生き残るすべはなかったのか?

    http://okwave.jp/qa6587031.html 等で質問しましたが、今度は視点を少し変えて質問します。 MDのライバルとして登場したDCCは、アナログカセットとの互換性を重視したのが売りでしたが、ニッチ市場にも残れず消え去ってしまいました。 MDはランダムアクセスや文字入力などでカセットを置き換えていき、MP3プレーヤーは大容量や高速転送などでMDを置き換えていっただけに、MDも受け入れないような世代がカセットを受け入れるのは難しいとは思いますが、一方で途上国ではマスタープレス機の設置に相当な費用がかかるCDよりも低予算なDCCが普及するという予測や、MDが安くなる可能性はDCCのそれより低いという予測もありました。 また、新しいメディアは取り扱いが面倒というイメージが出やすいです。レコードからの置き換えが急速に進んだCDでさえ、出たての頃はなじみ深かったレコードに押され気味でした。 当方は以下の3点から、DCCもニッチマーケットで生き残る術が有ったはずと考えていますが、それでもDCCはニッチ市場で残ることも無理だったのでしょうか? イ:DCCはアナログカセットとの互換性があるので、操作性が従来のアナログカセットと同等であり、アナログカセットの生産ラインを生かすことで生産コストも下げやすかったのではないのか?(実際、初期の60分用MDディスクは約1,400円、DCCテープは同じ60分用で約900円) ロ:CDより後に出たテープメディアでもある程度売れたものもあり、一方でディスクメディアでもイマイチ普及しなかったものもあるので、必ずしもテープメディアということが普及の阻害とはならないのではないのか? ハ:海外では録音や録画といったニーズが弱いから、日本以上にアナログカセットとの互換性が重視されるのではないのか?

  • 続:HD DVDのメリットは何ですか?

    http://okwave.jp/qa/q8515239.html でも質問しましたが、こちらが言いたいことがうまく伝わらなかったため、もう一度質問します。 以前何度か「DCC(デジタルコンパクトカセット)は生き残るすべがあったのではないか」という質問を行いましたが( http://okwave.jp/qa/q6939724.html 等)、一方で東芝主導で出していた「HD DVD」はメリットが本当にあったのかと思っていました。 そもそもDCCが生き残れたはずといい続けてきたのは、アナログカセットとの互換性があること、ライバルのMDやCD-Rはテープとディスクだからすみわけができそうだと思ったこと、初号機をピュアオーディオではなくゼネラルオーディオで出していれば風向きも変わったのではと思うこと、初期はMDより音質が良かったこと、MDやCDよりも低コストで作れるからコストダウンもしやすかったのではと思ったことが理由でした。 一方HD DVDの場合、既存DVDとは生産ラインは共用できても互換性があるわけではなく、DVD/CDの再生環境を整える手間もBDと変わりません(2種類のレンズが必要)。どちらも12センチディスクなのですみわけの要素も薄く、少なくとも2006年頃にBDがカートリッジレスタイプに完全に切り替わって以降はコストメリットも大きく薄れたと思います。画質もBDより高画質かといわれればそうとも言えません。ましてや、50GBのBDでも普及ペースは非常に遅いだけに、30GBのHD DVDが普及するとは考えにくいです(かつてのVHS対ベータでVHSに軍配が上がったのは2時間録画を確保したことが大きいです)。 以上の理由から、生き残るすべがあったと主張したDCCに対し、HD DVDは早くから負けハード臭を感じていました。その為、HD DVDの商品化自体疑問符でしたが、HD DVDは本当に普及要素があったのでしょうか?(特に、BDがカートリッジレスに移行した後)

  • 結局、HD DVDのメリットは何だったのでしょうか

    以前にも質問しましたが、東芝主導のHD DVDはかつてパナソニック主導で普及が進められたDCCよりもさらに普及要素がないメディアだと思っていました。 以前「DCCはニッチ市場でなら生き残れたかもしれないのでは?」という質問をしましたが、その時の理由は以下の通りでした。 イ:MDの光磁気ディスクは、当時は普及率が低かったPCメディアの転用ということもあり技術も未熟で、これまでのアナログカセットの実績があるDCCにくらべ、コストダウンがしにくいといわれたこと(CDでさえ、特に途上国は高額なCDプレス機を購入するための予算が足かせとなり、普及が遅れていました) ロ:音楽カセットやVHSは現在でも一部で根強い需要があり、互換性を生かしたDCCはカセットで十分だというユーザー層に応えられたのではないかということ ハ:MDは初期はエラー対策に気を取られていたため、DCCと比べても音質が悪かったこと ニ:MD・DCCは「CDからダビングするためのメディア」として認識されたことでパッケージソフトが少なく、かつてのVHS・ベータの時のようにソフトラインアップに左右されにくかったこと ホ:黎明期のMDは、ポータブルMD初号機はポータブルとは名ばかりの大きさと重さがあり、MDシステムにもCDプレーヤーがなかったなど、問題点も多かったこと ヘ:発売当初、DCCがゼネラルオーディオを積極的に出していれば、売れ行きも良かったのではないかということ ト:海外では録音や録画といったニーズが弱いので、アナログカセットとの互換性は十分武器になると思ったこと これらの事情をHD DVDに当てはめるとこのようになります。 イ:BDが殻付きだった時代はともかく、殻なしになってからはコスト面での利点が大きく失われていったと思います。更に、DCCはMDより安く作れることもアピールしながらその後コストが逆転したという経緯があるゆえ、HD DVDは同じ道をたどる可能性を最初から想定されていたのではと思います。 ロ:BDとHD DVDは同じ形状なのでお互いの「らしさ」が感じ取れず、すみわけができるとは到底思えませんでした。同じ形状でもDVDは10年前でも多くのソフトラインアップを有していましたが、BDとHD DVDは10年前はソフトラインアップが豊富ではなかったため、なおさらです。更にDVDとのコンパチにする手間はどちらも変わりません。 ハ:HD DVDがBDより画質がいいとはとても思えません。逆に容量が少ないゆえ、BDより画質を落とさなければならないケースが考えられます。 ニ:BDやHD DVDはVHS・ベータのように映像メディアですので、ソフトラインアップの豊富さも重要となります。ディズニーのように容量が少ないことを理由にHD DVD陣営にはつかなかった映画会社もいますので、それらをHD DVD陣営に引き込むこと自体最初から無理があったと思います。 ホ:BD・HD DVDは据え置き要素が強いため、機器が大きくてもポータブル機ほど気にならなかったと思います。 ヘ:BD・HD DVDの場合、どちらも最初は高額なレコーダーからのスタートでしたし、のちに普及価格帯のレコーダーやプレーヤーも出していきました。ラインアップは、豊富さを除けばがっぷり四つだったのではと思います。 ト:ロと同じように、BDもHD DVDも上位互換や後方互換があるわけではなく、DVDやCDと共存させる手間も変わらないため、再生専用機が中心の海外でも互換性などほとんど考えられなかったと思います。 (この他、BDは50GBあってもHDDと比べると少ないゆえに普及が鈍いだけに、30GBのHD DVDが普及するはずがないという理由もありました) 以上から、明らかにHD DVDはDCCと比べても普及できる要素が存在せず、当初からすぐに消えるだろうと予想し、案の定消えていきました。DCCと違い、HD DVDがBDより優れている点が何も主張できません。 東芝やソフトメーカーの一部などは、HD DVDを支持してましたが、なぜこんな普及要素が乏しいメディアを支持していたのでしょうか?

  • 「MDは最悪だ」と主張するサイトがあるが…

    今やMDは日本では音楽メディアとして定着していますが、残念なことに「MDは最悪のオーディオメディアだ」と主張するサイトがあります。 「非MD同盟のページ」http://www.asahi-net.or.jp/~iy8t-snd/antimd.html そこでは、「MDを高級システムで聴くよりCD-Rを安物ラジカセで聴いたほうが高音質だ」とか、「聞くに堪えないMDを標準規格としては困る」など、MDに対する不満が書かれていました。 中には、MDと同じ圧縮系オーディオであるDCCと比べても最悪だと主張する声もありました。 たしかに、MDは音質的に劣化していることが明らかであり、MDが広まっているのも世界的に見て日本ぐらいでしょう。 しかし、音質を差し引いても、MDはすばらしいメディアだと僕は思います。8センチCDより小さいのに、最大で320分(80分MDでLP4時)録音でき、編集やメディアコストも、他メディアより優れているところがあります。。それだけに、僕はMDなしの音楽生活など考えられません。 皆さんは、「MDは最悪だ」というこのサイトに対してどう思いますか?意見をお待ちしていますm(__)m

  • MD・カセット天下終焉のわけ

    ちょっと前まで主流だったMDは、MP3プレーヤーに置き換えられていますが、MP3がMDを置き換えられた理由はと聞かれればよくわかりません。 当方が思いつくことと言えば大容量でメディアチェンジの手間要らずぐらいですが、それだけで正しいのかはよくわかりません。 すなわちMP3はMDを凌駕している部分は確かにありますが、MDを衰退させるほどのメリットがイマイチ分からないのです。「なぜMDはMP3に置き換えられて衰退したのか」と言われれ、一番の理由は何でしょうか? それと、http://okwave.jp/qa6510747.html の続きですが、カセットの需要もある程度あったであろう90年代中盤頃からカセット撤廃をするオーディオが増えておかしいと思っていましたが、「カセットテープを標準装備にするべきだったと主張しているのは非常にマイノリティだった」のが一番の理由だと言われました。 それだけ、90年代後半の時点でカセットを標準搭載するべきと考えるユーザーは少なかったのでしょうか?

  • 宮崎駿引退撤回長編製作復帰とジブリの利点欠点限界盲

    宮崎駿引退撤回長編製作復帰とジブリの利点欠点限界盲点とは? 宮崎駿は、ジブリは、 全国からアニメ好きな方々を集めておきながらも なぜ、後継者を育てられなかったのだろうか? ジブリの会社の利点欠点限界盲点とは? 宮崎駿監督 引退“撤回” 長編製作復帰へ 皆さんはどの様に思われますか? 宮崎駿監督 引退“撤回” 長編製作復帰の利点欠点限界盲点とは? (君の名に、触発された、 (プライドを傷付けられたから) 長編に復帰したのが本音? 宮崎駿が「君の名」を超える作品を 作れる可能性は、興行収入を超える可能性は、) アニメ、社会カテゴリー皆さんの ご回答のほど、 お待ちしております。 宮崎駿監督 引退“撤回” 長編製作復帰へ 毎日新聞 2017年2月24日 15時41分(最終更新 2月24日 15時54分)  約3年半前に長編アニメーション映画の製作から引退を表明した宮崎駿さん(76)が、新作長編の準備に入ったことを、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(68)が23日(日本時間24日)、米国のイベントで明らかにした。事実上の引退撤回とみられる。 [  鈴木プロデューサーはイベントで、宮崎監督から新作の絵コンテを見せられたことを明らかにした上で、「(宮崎監督は)今も一生懸命、東京で作っています」と話した。  宮崎監督は2013年9月、年齢による集中力の衰えを理由に、公開中だった「風立ちぬ」を最後に長編製作から退くと発表した。(共同) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/宮崎駿 https://en.wikipedia.org/wiki/Hayao_Miyazaki https://ja.m.wikipedia.org/wiki/君の名は%E3%80%82 https://en.wikipedia.org/wiki/Your_Name 過去質問。 アニメーターの給料は下請代金支払遅延等防止法(した 質問No: 9250839 投稿日時 2016-11-02 22:55:06 http://qa.itmedia.co.jp/qa9250839.html 質問No: 9252798 投稿日時 2016-11-07 17:18:58 http://qa.itmedia.co.jp/qa9252798.html 今流行っている映画「君の名は」は、いったいなにがよ 2016/10/11 19:08質問No.9241351 http://sp.okwave.jp/qa/q9241351.html 2016/10/11 19:02. http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q14165462909 岡田斗司夫の 利点、欠点、限界、盲点とは? http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q11164624741 日本人は過去美術を称賛し現代美術に目をとめないのか http://sp.okwave.jp/qa/q8472757.html 他の美術品や作品など、所詮は過去の遺物 http://sp.okwave.jp/qa/q9191077.html アニメは総合美術なのか?アニメ業界は何故ブラック? http://sp.okwave.jp/qa/q8973488.html コミケとは、新しき文化なのか、否か?存在意義とは http://sp.okwave.jp/qa/q9104117.html JASRAC新理事長の浅石道夫によって、 日本の同人誌文化は滅びるのだろうか? http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q14162597989 作家、文筆家にとって他の人間は感覚的に紙ヤスリでは http://sp.okwave.jp/qa/q9065348.html 絵の練習場としてのpixivの長所短所限界盲点とは http://sp.okwave.jp/qa/q9111524.html 声優とか言う職業の人は、声潰したらばどうなるの? http://sp.okwave.jp/qa/q9108376.html 演技とは、新たな人格を創ることか、台本の読み方か、 http://sp.okwave.jp/qa/q9091984.html オタクとは?オタクと犯罪の因果関係は、存在するのか http://sp.okwave.jp/qa/q9080376.html アニメ業界での手塚治虫とは、どういう存在なのか? http://sp.okwave.jp/qa/q8978024.html 水木しげるの 漫画家としての 価値、影響力とは? http://sp.okwave.jp/qa/q9089930.html ご注文はうさぎですか?の長所短所限界盲点とは? http://sp.okwave.jp/qa/q9109342.html 新世界より」というアニメの長所短所限界盲点は? http://sp.okwave.jp/qa/q9106114.html 岡田斗司夫のアニメの最先端は、 質問No: 9234788 投稿日時 2016-09-27 02:12:11 http://qa.itmedia.co.jp/qa9234788.html

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