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光になぜ速度があるのか?

雪中庵(@psytex)の回答

回答No.8

相対性理論は、静止質量を持つ物体を光速に加速するには無限のエネルギーを要する=越えるのは不可能、としていますが、最初から超光速の物体は禁止していません。 ただ、エネルギーが虚数になるだけです。 この「虚数エネルギーの超光速粒子」を、タキオンといいます。 エネルギーは相互作用に於いて自乗で表れるので、「時間順行の虚数エネルギー粒子」と「時間逆行=負エネルギー粒子」は、等価になります。 意識そのものは時間巡行なので、素粒子が時間を逆行しても、単にその素粒子の性質を反転したもの(反粒子)が、「過去からやって来た」としか感じられません。 エネルギーが虚数ということは、通常の時空とオーバーラップし得、かつ0(=光速=現在)でのみ相互作用し得ます。 それは即ち、「過去」そのものです。 つまり、光速を境界として、過去と未来に折り曲げられているのです(不確定性原理における時・空的定量の相補分化を伴って。<位置Sと運動量S(t)、時点Tと質量T(s)の不確定性が相補的=絶対化すると無限不確定(無)に発散する)。 「時間を反転」というとすごい事のようですが、あなたの足からボールにエネルギーを与えて蹴ったのが、飛んできたボールにあなたの足がエネルギーを与えてトラップしたのになるだけですので、見た目は全く普通です。 むしろ、ボールを蹴った瞬間に、過去と未来にボールが対発生したとも考えられます。 通常の素粒子の対発生は、「正エネルギーの通常粒子と同じく正エネルギーの反粒子(電荷などは逆だけどエネルギーは正)」の対発生なので、素粒子2個分のエネルギーが必要になるけど、この場合は、「通常粒子と負粒子」の対発生なので、エネルギー的には運動量の交換だけでいいのです。 もし、そうした対発生が可能なら、エネルギーを要せずにどんどん物質が増えそう(通常粒子と負粒子の対発生)ですが、なぜ通常は「正粒子と反粒子」に限定されるかというと、「反粒子は通常粒子にとって、ギッシリ詰まった通常粒子の負エネルギー状態の穴(正孔)として得られる」というディラックの海において、「過去への負粒子(虚数エネルギー)の発生」という場合には、空間自体も虚数エネルギーで対発生しているのです(過去と未来の対発生)。 我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、「存在するのは現在」と考えますが、空間の遅延作用において、真の『現在』とは、認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的広がりは発生しているのです。 無の不確定性無限の潜在としての、「自我仮説性」の相補としての「時空仮説性」。 「相補」というのは、絶対時空を否定し、認識体との相対においてしか時空は計量できないとする相対性理論や、同じく認識体が現象表面的に物事を捉え、本質的に決定しないことにより有限的存在性は生じるとする不確定性原理といったものを伴う時空、ということです。 即ち「自我仮説」が、宇宙膨張=光速の低下=物体収縮=不確定性(h)の収束における、hの減少の時系列化である時、それが架空の時間軸となって、空間的確定性としての無限不確定的空間性が、超光速(過去=経験=時間)と光速下(未来=予測=空間)に相補分化する受け皿となり、同一軸の延長が仮説的に直交基底をなす事によって、相補的不確定性を生じ、経験による予測=現象表面的定性化における、有限的存在(=非光速)を幻出しているのです。 相対性理論の四次元時空の式において、時間項はマイナスになっており、そのために空間軸と時間軸の等距離点に、“ゼロの面”ができます。 それが「ライトコーン」、即ち光子の形成する面であり、光速以下の領域(未来)と超光速の領域(過去)を分ける界面原点なのです(「光速を越えた領域」は過去)。 量子論的世界像において、有限な性質=存在性は、認識されることで派生するとされます。 全ての存在は、不確定性原理において、確定化しようとすると無限不確定性(=無)に還元すると共に、その不確定性において、無限につめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に認識体の仮定断面の運動を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。 その認識体(現在=光速)による大ざっぱな認識=階層現象表面的定性化における非光速性に基づく時空仮説に対する、無の射影が存在=光子なのです。 「何かあるのでは?」という疑問(自我仮説)と対発生した時空仮説への無の射影=「本当は無いんだけどね」ていう。

keikei5ok
質問者

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ご返答ありがとうございました。

keikei5ok
質問者

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