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放射線量はどう下がっていくのか

fiskerの回答

  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.2

放射線は放射性核種が原子核崩壊を起こす際に発生します。半減期は半数が崩壊するのに要する時間なので、物質量が同じとき、半減期が1/10であれば単位時間当たりの崩壊数は10倍となります。セシウムの場合β崩壊した後短時間でγ崩壊するため、単純な反比例とはならないと思いますが、物質量当たりの放射能(単位時間当たりの放射線量率)は大ざっぱに言えば半減期に反比例すると考えられます。 Cs134の放射能をCs137の15倍として計算すれば、3年後には1/2弱となり計算が合います。ただし、これはあくまでもCs137とCs134の存在比が「物質量で」1:1とした場合です。この場合、Bqであらわされる放射能は当然1:15となります。実際にはCs137の影響が支配的と言われており、前提条件がかなり怪しいと思います。 Cs137とCs134の割合が1:1というのがBqの値であれば、減衰は前半部分の数字に従うことになります。

mattmax
質問者

お礼

ありがとうございます。 放射能を物質量で測っているのか、ベクレルで測っているのかを区別することが重要なことわかりました。 下記のページを見ると、セシウム134と137はベクレルで測って大体同じ値になっているようです。 【つくば市で観測された空気中の放射性物質の種類と濃度の測定結果について(10)】 http://www.kek.jp/quake/radmonitor/GeMonitor10.html また、以下の様なページも見つけました。 【セシウム 137 とセシウム 134】 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/details/Cs137vs134.html ここの解説で大分理解が進みました。このページでもベクレルで見て、セシウム137と134は1対1として話を進めています。 ですが、疑問なのは、このページの一番最後の結論である経過年数ごとの放射線量の減衰率は 3年・・・0.51 10年・・・0.23 30年・・・0.14 となっていて、この減衰率は最初に紹介した論文抜粋の後半部分の数値を整合性があります。 ベクレル値で1対1で考えているのに、減衰率は後半部分の数値と整合性がある値となっているのはどう考えたらよいのでしょう?

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