ペイパルpaypalが日本で普及しないのはなぜでか

質問

ペイパル(Paypal)は、海外のネットショッピングでは多く使われていて、当たり前のように標準決済手段となっています。
本家のeBay以外にも、米国はもとより欧州その他のネットショップでも使えるところが多いのですが、なぜか国内のネットショップで採用しているところを見たことがありません。
個人のレベルでも、例えばヤフオクや楽オクで、支払いに「ペイパル可」としている出品者も、あまり見たことがないです。
私自身の経験から行っても、操作性の良さや信頼性、何よりもカード番号などの個人情報が保護されることは大きな利点だと思うのですが、なぜ日本では普及しないのでしょうか？
未着の場合のバイヤー保護が徹底しているので、売り手側が敬遠しているのでしょうか？
でも、海外発送に比べて国内での郵便事故の割合はむしろ少ないですよね。
操作画面も日本語に対応しているし、もちろん日本円でのやりとりも可能なのに、不思議です。
世界中で標準となってる決済手段が、日本でスタンダードにならないのは、一種の「ガラパゴス」のような気がします。

回答No.3

noname#137719 · ベストアンサー

消費者側としてはやはり知名度がまだ低い、特に初級者クラスの方には、他のサイトに行って支払うという事に抵抗がある(怖い)という事があるようです。
また、Paypalで支払いを行おうとすると、ログイン画面が目立つ位置に出るため、右に小さく書かれている、登録しなくてもクレジットカードで払えます。という項目に気がつかずに、登録がいるなら利用しないと判断してしまう事もあるようです。

売る側(支払って貰う)としては、カードの手数料は特に低い訳では無いですし、少ない金額を銀行で下ろそうとするとかなりの手数料がかかるため、気軽に利用できる割にはある程度金額が無いと実用的で無いというのが大きいですね。(5万未満の引き出しは 250円手数料)
逆に大規模なところは別のカード決済会社と提携するなりできますし、その方が手数料も有利でしょう。

小規模な所を狙うのなら今のままの決済手数利用でも良いので、少額を引き出しやすいようなシステムができればかなり違うと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
なるほど、買い手、売り手双方に、まだ敬遠する要素が残ってるのですね。
確かに引き出し手数料が割高なのは、個人レベルでオークションなどでやりとりするには不便ですよね。
入ってきたバランスをそのまま別の決済に回すのならいいんですが。
そのあたり、もっと小回りがきくシステムになると、国内でも利用者が増えるかも知れませんね。

回答No.2

jein

日本国内の銀行などから入金できないのが大きいです。
クレジットカード経由でアカウント残高のマイナス分を
支払う方式なのですが、有料サービスなどはクレジットカード
がある人はそのまま直接クレジットカードで払えますので
Paypalを介す必要がありません。
米国では銀行口座から入金できるのでオンラインバンクのような
感覚で利用出来ます。

Paypalクレジットは電子通貨とも言えるわけですが、電子通貨
として国内で有名なEdyでも、入金手段がクレジットカードから
だけのときよりも、コンビニのレジやマクドナルドなどに設置された
端末などのように現金で入金をする手段が増えてからのほうが広く
使われるようになっているかと思います。

当初は限られたコンビニの店頭から入金するか、対応カードリーダと
クレジットカードを使う方法しかチャージの手段がなく不便でした。
最近はマクドナルドやプロント、109シネマズなどいろいろな場所に
現金でも入金できる端末があるのでチャージが行いやすく、より気軽に
使えるようになっています。コンビニもはじめはam/pmやサンクスなど
だけでしたが、今は大手のコンビニチェーンならレジでEdyチャージができます。

入金手段が少なければ、チャージされているものを容易に使い切れない
心理が働きます。あるいは使い切ったらしばらく使おうとしないか。
チャージのためだけに普段行かない場所に行くのはばかばかしいですからね。

iTunes Storeなどのオンラインサービスも同様です。
あれはクレジットカード以外にストアクレジット（Store内で使える仮想通貨）
を追加するにはiTunes Music Cardというプリペイドカードが必要で
日本でサービスが開始した当初はApple直営店かiPodなどを売っている
家電量販店などでしか売られていませんでした。
当時はプリペイドカード自体の知名度も低く、クレジットカードがないと
利用出来ないと思っている人も多かったように思います。
プリペイドカードはアップルの通販からも買えましたが、配送されるものなので
欲しいと思ってすぐには手に入れられません。
iPhoneの人気に後押しされることでiTunes Store自体が有名になるにつれて
プリペイドカードを扱う店が増え、今ではコンビニやスーパーでも
入手できるようになりました。それにより利用しやすい環境になり
よりサービスが使われるという、プラスの循環が働くわけです。

お礼

回答ありがとうございます。
詳しい説明をして頂き、とても参考になりました。
確かに、クレジットカード経由でないと送金できないのは不便ですし、コンビニなど身近な場所から入金できないのもネックですよね。
カード・現金、どちらからも自分のバランスに入れられないのもおかしいとは思ってました。
米国のユーザーならできるらしいので、なおさらですね。

回答No.1

kame999

自分も使うのは海外のソフト購入が中心ですが
国内でもボチボチ　扱うようになってきた感じです

日本への本格的な対応はここ2.3年と聞いてますので

今後は増えるような気がしますが
日本独自の環境があるかも

お礼

さっそくの回答、ありがとうございます。
そうですか。国内でも増えてきてますか。
でも、いわゆる大手ではまだまだですね。もっと普及することを願っています。