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新幹線の軌間について

BOMBARDMENTの回答

回答No.5

東海道新幹線は戦前の弾丸列車計画をそのまま引き継いだもので、軌間を1435mmとしたのは、戦前のことでした。この計画は部分的に工事が行われ、戦後の新幹線施工に役に立ちました。 国際標準軌としたのはもちろん、高速走行のために、牽引用蒸気機関車の出力を大幅にアップする必要があったからです。 大正期、島安次郎という蒸気機関車設計技師(D51と新幹線0系を設計した島秀雄の父)が、高速走行のための高出力化のためには、1067mmから国際標準軌へゲージを広げなければならないと主張しました。それは、蒸気機関車は火室を大人の背丈ぐらいの直径の動輪に挟まれる構造になっており、パワーアップに一番有効なのはレールの幅を広げて火室の床面積を広げることだからです。0系に、在来線より大きな主電動機を搭載できたので、210km/h走行できたのはおっしゃるとおりですが、主電動機は年々出力が上がり軽量化も進んでおりますので、1435mmのままでも300km/h超の営業運転が技術的に可能になる見通しは十分あると思います。鉄道総合技術研究所では1067mmでも250km/h走行をさせようとする研究がずいぶん前から着手されているみたいですし。 高速走行の安定性については、既にご回答の方のご意見の方が参考になろうかと思われます。軌間が広いと車体や車台の重量が上がって、高速走行に支障すると思いますから、軽量化などとトレードオフする部分はあろうかと思われます。

hiromi23
質問者

お礼

戦前のお話まで頂いての詳しいご説明 誠にありがとうございました。

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