現物出資で株式会社を設立したときの経理処理と資本の減資について

このQ&Aのポイント
  • 現物出資で株式会社を設立する場合の経理処理についてご説明します。また、資本の減資についても解説いたします。
  • 現物出資で株式会社を設立した場合、経理処理はどのように行われるのか、具体的な仕訳内容や減価償却の計算方法について説明します。
  • 現金以外の資産も含めて株式会社を設立した場合の経理処理と、減価償却による資本の減資について解説いたします。初心者にもわかりやすくご説明いたします。
回答を見る
  • ベストアンサー

現物出資で株式会社を設立したときの経理処理を教えてください。

現物出資で株式会社を設立したときの経理処理を教えてください。 現金     1,000,000円 自動車    1,150,000円 パソコン4台  850,000円 ------------------------- 合計     3,000,000円 で資本金3,000,000円の会社を設立した場合。 (1)最初の仕訳 現金    1,000,000 / 資本金 3,000,000 車両運搬具 1,150,000  工具備品   850,000 (2)減価償却の仕訳 減価償却費  339,625 / 車両運搬具 339,625 原価償却費  442,709 / 工具備品  442,709 原価償却の計算は、定率法 当期償却期間は10ヶ月です。 車両運搬具 1,150,000×0.417÷12×10=399,625 工具備品   850,000×0.625÷12×10=442,709 これで合ってますか? 上記の仕訳には、1円単位までのせていますが、一般的には端数は切上げた金額で処理するものなのでしょうか? また、3,000,000円という資本は、固定資産の減価償却により、減資となるのでしょうか? あるサイトでは、現物出資した車両運搬具を減価償却しても資本は変わらないとあったのですが、 あわせて3,000,000円だったものが、現金以外の部分が減っているのに、資本は減らないという意味が理解できませんでした。 以上、仕訳の方法と、資本の件、初心者にもわかりやすくご説明いただけると助かります。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ben0514
  • ベストアンサー率48% (2966/6105)
回答No.1

一般的な方法として読んでください。 通常、現金での出資額は、発起人の代表者の口座に入金し、その通帳のコピーを登記申請に使うことになります。ですので、1の仕訳で現金となるのはおかしいでしょう。 1の現金部分を別段預金として処理する方が多いでしょう。 また、資本金の現金部分は高額ですので、設立後速やかに預金口座を開設し、発起人の個人口座から移動し、管理を分けるのが一般的です、従って、1のあとに、普通預金/別段預金という仕訳が発生するでしょう。また、現金で管理する部分も預金の引き出しと同様に仕訳が発生するでしょう。 2の減価償却は、設立時ではなく、事業年度終了時などに処理するものです。 耐用年数がわかりませんので、償却率などの確認が出来ません。ただ、事業年度の月数計算では、1ヶ月に満たない分をどうするかに注意が必要でしょうね。 資本金は株主が会社に対して提供した金額です。通常減額されることはありません。 仕訳でも、資本金が減る内容になっていないでしょう。 株主から得た資本金、売上や経費などのお金の動きなどから、会社の資産・負債などが変動することになります。資本金として得た現金などに動きがあっても、その現金の残高が変わるだけで、資本金が変動するものではありません。それが複式簿記なのです。 ただし、貸借対照表にある資本の部には、資本金以外に利益剰余金などというものがあり、過去の利益や損失が繰り越されることになります。ですので、資本の部の合計が資本金以上あれば、会社は健全でしょうし、逆に利益剰余金がマイナスの状態となれば、資本の部の合計が資本金の金額以下になることがあります。これを債務超過の状態となります。 複式簿記に慣れ、仕組みを理解するとなんてことのない内容です。

fairtreat
質問者

お礼

ご指摘のとおり、通帳のコピーを申請時に使いました。 預金に残さず現金にしていたので、現金/資本金 としていました。 やはり 最初の仕訳は 別段預金/資本金 としたうえで、次の仕訳を 現金/資本金 としなければならないのでしょうか? 償却期間の1ヶ月に満たない部分とは、設立が例えば5月12日、決算が3月31日とかの場合ですか? 設立を6月1日とし、決算が3月31日とした場合、10ヶ月ちょうどなので、/12×10と計算しました。 確かに、仕訳上資本金が減ることはありませんね。現金の動きによって資本金は変わらない、納得です。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • ben0514
  • ベストアンサー率48% (2966/6105)
回答No.3

追記です。 別段預金/資本金 現金/資本金 では、資本金額が重複され、結果倍の金額になってしまいますし、別段預金の残高も残ってしまいますよ。 別段預金/資本金 現金/別段預金 とすべきでしょうね。

fairtreat
質問者

お礼

そのとおりですね。間違えました。 ご指摘くださり、ありがとうございました。

  • damoi-39
  • ベストアンサー率30% (145/473)
回答No.2

(1)最初の仕訳             最初の貸借対照表(B/S) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 借   方                 貸   方 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 資産の部                 負債の部 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 現   金  1,000,000        0 車両運搬具 1,150,000 工具器具備品 850,000                     ------------                     資本の部                     ーーーーーーーーーーーー                     資本金3,000,000 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 合  計3,000,000      合  計3,000,000 (2)の減価償却費を計算し,減価償却費の仕訳をします。次回は減価償却費を計算したら,これを累計し,減価償却累計をこのように計算します。取得価格ー減価償却累計=残存価額(価格) 1円は切り上げなくてもよいです。将来残存価額が1円残して償却できますよと言うことです。 (3)3,000,000円の資本の動きに懸念していますが,大丈夫です。 車両運搬具と工具器具備品を減価償却費計算しましたね?←これは勘定科目の費用勘定になりますので,損益計算書(P/L)を作成します。←これは(売上高+売上原価=売上利益や必要経費等)の計算によって収益ー費用=当期利益を(B/S)の資本の部の剰余金の下に利益を加えて(B/S)が完成します。ですから利益が+の時は資本金は変わりません。利益が△の時は資本金が変わってきます。 (4)少しややこしいですが,何故この科目になるの?と慎重に仕訳をし,経理処理をしてください。

fairtreat
質問者

お礼

わかりやすく説明をしていただいたので、理解が深まりました。 まずは、仕訳の仕方をきちんと理解しなければなりませんね。 会計の処理は初めてなので、戸惑うことばかりで、ひとつ前にすすむと、またひとつ壁にぶつかる感じです。 ご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 会社設立 資本金の現物出資について

    現在、1人取締役の株式会社を作ろうと思っています。 本店所在地は自宅、事務所としてアパートを借りていて、 仕事のほとんどは事務所で行っています。 で、資本金は現金で500万円としますが、先月350万円で 新車を買い、50万円相当のパソコンも買いました。 であれば、会社設立前の400万円を現物出資という形にし、 資本金900万円の会社設立は可能ですか? いずれにしても、新車は業務用でもあるので減価償却の 申請をするつもりなのですが、資本金に組み込むメリット とデメリットについて教えてください。

  • 現物出資後に設立した会社について

    現物出資した会社を経営しております。 資本金850万円全て現物出資で立ち上げました。 しかし、設立時に現物出資でお願いした司法書士さんから 現物出資の割り当て資料をいただけておらず、 1年後に確認したら既にないということを言われてしまいました。 現物出資の物に関しての資料はもらえているのですが、 金額の割り当てがわからず。 話の中で、850万円の資本金で、これだけの物があるので、 850万円に達しますか?という話で設立していただき、 司法書士の方に問題ありませんという形で立ち上げていただきました。 今となって、決算の時に税理士よりその割り振りを知りたいという ことを言われ、資料がなく困っております。 (1)できればその割当の妥当性をみたいと思っております。 (2)現物出資会社を通常の保管証明を取って作る会社に変更する。 上記の方法はどうしたら良いのでしょうか? 1年の実績がやっとできたので存続させながら現物出資会社から (2)のように通常の資本金を預ける会社に変更したいと思うのですが、 できるのでしょうか? できないのであれば(1)の方法で、妥当性というのを証明していただく方法はあるのでしょうか? ※妥当性とは自分が設立時に提供した、車2台、PC多数、PC周りの備品多数で立証する方法はあるのでしょうか? 自分が現物出資で資本金を割り当てなかったのが原因なのですが。 (1)と(2)の方法を教えていただければと思います。 宜しくお願いします。

  • 現物出資をした場合、決算時の資本金への影響について

    これから会社を設立予定です。 設立する際の資本金ですが、 現金と、現物出資を合わせて300万円にて設立を考えています。 そこで、現物出資のモノの償却の 方法は把握しているのですが、 資本としたモノが減価償却によって価値が変わるため、 ◆資本金減などの計算をする必要があるのか?  それとも、そのままの資本金の金額で問題ないのか? ここが分からずに悩んでおります。 どなたか詳しい方教えて頂ければ幸いです。

  • 現物出資と創立費について質問です。資本金300万円(現金)で株式会社(

    現物出資と創立費について質問です。資本金300万円(現金)で株式会社(代表取締役1名のみ)の設立をしようとしています。代表取締役個人が会社設立前に業務用として25万円のパソコンと25万円の複合機を購入しました。このパソコンと複合機を現物出資するのと創立費として経費にするのではどちらが得でしょうか。また、会計上のお金の流れはそれぞれどのようになりますか。減価償却や利益との相殺のことになると頭が混乱してしまいます。下記のように頭では考えるのですが・・・ 創立費とした場合 資本金(現金)300万円の会社ができる 資本金(現金)から50万円支払い、パソコンと複合機を会社名義で買う 資本金(現金)が250万円に減り、資産(パソコンと複合機)が50万円増える。 現金250万円+資産50万円=貸借対照表上300万円の資産となる 減価償却が50万円分???利益との相殺が・・・ 現物出資とした場合 資本金(現金300万円+現物50万円)350万円の会社ができる ご回答のほどよろしくおねがいいたします。

  • 現物出資(パソコン等)は、初年度に損金処理できるか?

    今度、有限会社(資本金300万)を設立する予定ですが、現在個人で使用しているパソコンとモニタ(現時点での償却後価額の相当額は55,170円)を合計5万円で現物出資したいと考えています。 ただ、開業後にこの少額の資産を減価償却するのは煩雑なので、初年度に損金処理してしまいたいと考えています。 過去の質問を見ると、 ○月×日(開業日) 備品 5万円 / 資本金 5万円 ○月×日(開業日) 消耗品費 5万円 / 備品 5万円 という仕訳の例が載っていましたが、 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1416721 このような仕訳処理で税務署から指摘を受けないでしょうか(適正な処理でしょうか)。 出資として提供するものだけに、経費(損金)として計上できるかどうかが気になります。 ご指導をお願いします。

  • 現物出資について

    定款に記載する現物出資でわからないことがあります。 パソコンを2台現物出資しようと思ってるのですが値段のつけ方がよくわかりません。 減価償却すればいいといわれたのですが、原価償却の仕方がわかりません。 誰かわかる方いましたらご教授願います。 ちなみに ・デル製ノートパソコン2006年製(購入は2007年)  ソフト等すべて合わせて25万円 ・NEC製デスクトップパソコン2005年製(購入は2005年)  18万円

  • 合同会社設立時の経理処理(仕訳)

    合同会社を設立しようとしています。 資本金を200万円 資本剰余金 1000万円(現物出資:不動産) この時、設立時の仕訳を教えてください。 (資本剰余金は、いったん資本金に入れて、そこから資本余剰金にいれるのですか?) はいじめてで、わかりません、教えてください。

  • 現物出資について

    起業準備中(個人事業から株式会社へ)です。 友人から「今は500万円までタダでできるから、できる限り『現物出資』をした方が良いと聞いた」と言われました。 候補としては、中古車(1年前に5年落ちで市場価格と比べ『格安』に購入)やパソコン(昨年購入の物1台と、頂き物2台)、家族開発の検索システム、事務家具等を考えています。 中古車と、昨年購入したパソコンは、今年の頭の確定申告で、全額ではないですが減価償却しました。 時価を記載と聞きましたが、こういった場合、市場価格の方が購入金額よりも高いのですが、時価でよいのでしょうか。減価償却していることは計算に反映しますか? また、FAXやスキャナー、プリンター、文房具(消耗品)などは、現物出資できるのでしょうか。 現在は資本金の制限はないと聞きましたが、不動産業での立ち上げを予定しており、いわゆる「1000万起業」以上が望ましいのかと、消費税対策に「999万」での設立を考えております。 全額を現金で出資することも可能で、その事も承知の上で、「なるべく現物出資を増やしたほうが良い」という方と、「現物出資はなるべくしないほうが良い」という両方意見を頂いていますが、いずれも理由ははっきりと教えてくれません。 現物出資しないようであれば、車は個人所有のままにして、法人へ「貸し出す」形をとって、月々利用料金などを取り、その他所得(トリプルインカムです)とあわせて確定申告をして、経費などで節税しようかと思っています。 いずれの方法が良いのでしょうか。 皆様の、ご意見と、解説お願いいたします。

  • 資本金の現物出資の仕訳について

    起業するにあたって、資本金が現金100万円のほかにパソコン21万、プリンタ8万を現物出資として考えてます。この場合の仕訳はどうなるのでしょう? パソコンは20万以上なので固定資産の備品ですが、プリンタが10万以下なので経費扱いになってしまいます。ですが、資本金の仕訳に経費というのは不適当かと思い、悩んでます。また使用している会計ソフトに少額資産の科目がないので、どういった科目にすればよいかも分かりません。よろしくお願いいたします。

  • 改正後の現物出資について

    法人設立にする場合、備品や商品などを現物出資をすること に関して教えて下さい。 会社法が改正され、500万以下の現物出資の場合、証明者は、 税理士などに証明書を書いてもらう必要はなくなったのでしょうか? また、その現物はどのように査定するのでしょうか?商品などで あれば、定価でしょうか、時価総額でしょうか、原価でしょうか? よろしくお願いします。