初心者向け一眼レフデジカメ

質問

１.現在、一眼レフデジカメの購入検討をしておりますが、初心者でも操作性の良い機種を教えて下さい。
価格は10万以内で（安ければ尚ＯＫ）、手ぶれ補正付き。。。。。
ちなみにペンタックスのＫ-ｍレンズキットなんかはどうなんでしょうか？
その他、お勧めがあればお願いします。

２.よくコンパクトデジカメには光学○倍ズームなど表記がありますが、
一眼レフに表記がないのは何故ですか？

回答No.4

bardfish

【操作性について】
操作性というのはハッキリ言って「慣れ」です。
「この機種は操作性が…」と言えるのはいろんな機種使ってこそ言えること。それぞれに操作性には工夫がされています。デジタル一眼は基本的に「１ボタン１機能」となっている機種が殆どです。ですが、ボタンが多すぎると慣れるまでに時間がかかるので初心者は難しそうと感じるかもしれませんが、慣れてしまうと便利です。メニューを右往左往しなくても一発で変更できますからね。
キヤノンの中級機以上の機種で採用している「サブ電子ダイヤル(ボディ背面にある丸くて大きいダイヤル)」は４つの十字キーよりも慣れると非常に便利ですね。ファインダーから目を離さずに親指が自然に触れる位置にあるので重宝しています。

【○倍ズームについて】
他の方も回答していますが、ズームというのはレンズの性能の一つのことなので、レンズが交換できるデジタル一眼にはその様な表記はありません。○倍ズームという言い方はコンデジのようなタイプのカメラ特有の表記です。
○倍ズームというのはズーム倍率のことを指し「望遠端焦点距離÷広角端焦点距離」の計算から求められた数字のことです。
価格.comのレンズをみると様々なレンズがありますが、１０倍以上のズームには18mmから始まるモノや50mmから始まるものなど様々です。一般的に18mmというのは超広角で50mmは標準に分類されます。多くのデジタル一眼レフはAPS-Cサイズといって画像の面積が35mmフィルムの１コマより小さくなっており写る範囲が狭くなっています。写る範囲が狭いと言うことは18mmの超広角でもデジタル一眼ではフィルム一眼の28mm相当の範囲しか写すことが出来ません。その為に「換算倍率」というモノが存在しレンズの表記焦点距離に1.5または1.6を掛けた計算結果の換算焦点距離が使われます。
表記そのままの範囲を写したい場合は「フルサイズ」と呼ばれる機種を使用します。フルサイズのデジタル一眼を出しているのはキヤノン・ニコン・ソニーだけです。

したがって…というわけでもありませんが、デジタル一眼の初心者向けというのはハッキリ言って「価格」の違いだけでしかありません。価格を抑えるためにボディの材質をプラスチックにしたりするなど費用のかかる部分を極力低価格にしているのです。低価格の分、初心者でも気軽に買える価格設定にし、初心者と呼ばれる人の多くが使っているであろうコンデジと同じような名称の機能を搭載しているだけです。この機能はカメラの基本機能を組み合わせただけのものでしかありません。
個人的には同じ名称でもメーカーによってやっていることが微妙に異なるので非常に厄介者だと感じています。

後は、カメラ本体だけでなくレンズカタログにも目を通してください。カメラというのはレンズがなければ写真は撮れません。使用するレンズによって撮れるもの・撮れないモノがあります。キットレンズで撮れないモノが出てきたときに交換レンズを追加購入することになるのですが、使いたいレンジのレンズがなかったり、価格的に手が出せそうにないといったことがあります。
交換レンズ群の数が多いメーカー(キヤノン、ニコン)はレンズ専門メーカー(SIGMA、TAMRON等)から低価格で純正にはないレンズが沢山出ています。