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世界三大仏教遺跡

w-icpの回答

  • w-icp
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回答No.3

No2です。お返事ありがとうございます。 まず「だから、東大寺、法隆寺、唐招提寺はヒンドゥ教の寺と呼んでも良い」とは私はどこにも書いていませんよ、論理の飛躍をしないでくださいね。 ちなみに、今ではキリストもマホメットもヒンドゥ教では神になっていますし。また元々西域の神だった観音菩薩などは仏教の仏になり、同時に中国の道教でも中心的な存在になっていますね。 さて確認しますが、過去にヒンドゥー寺院として建てられ、後世に仏教寺院になったが元々のヒンドゥー寺院遺跡と呼ぶのが正しいというのがあなたの論理ですよね。つまり後世になってどの様に宗教的な変遷(仏教寺院への改修)があろうとも最初のオリジナルの呼び名(ヒンドゥー寺院)が正しいということですよね。 たとえばある閉店したお店が、元々は先代が始めたラーメン屋がすぐ廃業しその後息子の代になって改修してカレーショップに変わってからずっと長い歴史があるのに、まだラーメン屋時代からの遺跡(調理場、席など)が残るので「あそこはラーメン屋だったというのが正しい」と主張しているみたいで、そういう論理に違和感を感じるのは私だけではないと思います。 なぜソタ-王の時代から長く続いた仏教寺院としての歴史や遺跡を無視されるのですか。二十世紀になって寺院がクメール・ルージュによって破壊されのは首を撥ねられ砕かれた多くの奉納仏などの仏教遺跡ではありませんか。 私はアンコールワット寺院はヒンドゥー教の寺院として建立されたが、お釈迦様(ヒンドゥー教の神でもある)の仏教寺院に引き継がれたので、世界三大仏教遺跡でよいのではないかという考えなのですが。

goousa
質問者

お礼

再びの回答、まことにありがとうございます。 「カレーショップに変わったラーメン屋」は「カレーショップ」と呼ぶべきとのお考え、面白く拝読させて頂きました。 ただ、少し事実認識が私と異なるようですので、当然反論もおありかと思いますが、私の意見を補足欄に示します。間違っている点があれば、教えていただければうれしいです。

goousa
質問者

補足

アンコール遺跡群が、遺跡として評価されるのは、11~14世紀にかけてのクメール王朝の栄華を伝えていること、また、その広大な規模と芸術的すばらしさによるものだと思っています。 そのクメール王朝は、1353年、1394年、1420年の3度にわたるタイの襲来により、壊滅状態になり、アンコールはタイの支配下で、荒廃していきます。 これ以降近世まで、カンボジアの歴史は世界史に登場しない状態となります。 しかし、その後、1526年に即位したプノンペンの王アン・チャン1世が密林に埋もれていたアンコールワットを発見し、第1回廊の壁面の未完成レリーフを完成することによって、王としての正統性の誇示と過去の栄光の回復をしようとしました。そして、そのアン・チャン1世の死後、1576年に即位したソター王が、仏教寺院に改修することを目指し、ヴィシュヌ神を、四体の仏像に置き換えたとされています。 しかしこれらは、アユタヤ王朝が、ビルマ側との戦いのため、一時的に支配が緩んだ機に乗じたものであり、その後すぐ、再びアユタヤのの侵攻により、陥落してしまいます。 そして、その後19世紀にアンリ・ムーオに発見されるまで、世界からは長い間忘れ去られた密林の中の存在となってしまったと認識しています。 アンコールワットは、須弥山と海を模した山と池、平地を表す回廊を持つ寺院として、ヒンズー教の世界観を再現した寺院であると思います。壁面にある数々のデバダー、レリーフも、ヒンドウの世界です。これは、どう見ても仏教遺跡とは見えません。ソター王の「仏教寺院への改築」は、広大なアンコール・ワットの全体からすれば、ほんの小さな破壊であり、「後世の宗教的な変遷」と呼べるものではないと考えていました。 確かに今は仏教の僧侶が参拝する寺院のようですが、遺跡の価値としては「仏教遺跡」とは、どうしても呼べるようなものではないと思います。「地球の歩き方」にも「ヒンドゥ教」と分類されています。 以上により、カレーショップに変わったラーメン屋の喩えとは、ずいぶん違うように思います・・・。

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