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東野圭吾作品について(魅力、価値、欠点等)
pascalsの回答
- pascals
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「極限状態の設定」と「普通の人物」の対比がおもしろいかなあ。 極限状態の中で普通の人間がどう考え、行動するか、みたいなことを書くことにいつも挑戦しているような印象があります。 それは単純におもしろいのですが、その設定のもつ意味までたどりつかないと、読書体験として盛り上がらないことになりますよね。 『秘密』は娘の身体に妻の心がやどってしまい戸惑いと不安の日々を送る男の物語ですが、これなんかは「父親になる」ということの難しさをかたちをかえて書いたのかな、と思わせられるところがあります。 でもかたちをかえずに書けたら最高、なのでは?とも思ったり。 つまり、作中の極端な設定に積極的な意味を見いだせるかどうかで、読書体験の価値が変わりそうな作家です。 読み終わった時に、「それで、だから何?」と思うか、うちのめされて涙がとまらなかったり、ちょっと外界の見え方がかわったように感じたりするか、読者の反応が両極端になりそう。
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回答をありがとうございます。^^ >「極限状態の設定」と「普通の人物」の対比 >それは単純におもしろいのですが、その設定のもつ意味までたどりつかないと、読書体験として盛り上がらないことになりますよね。 「極限状態」。。。判ります。その通りですね。 そして、「その意味に辿りついて、初めて楽しさが判る」。。。はい。 作家の思いに寄り添う、ような、読者が「自ら共感を求める」ような、「能動的な読み方」ですよね。 「手紙」等は、その「極限状態の設定」に違和感は無いし、その状況での人の生き様に興味も有りましたが、ちょっと「上滑り」の感が否めなかったのです、私としては。(偉そうな!汗) どこまでも「落ちる選択」をする、と言う登場人物に拒否感を感じたのかも知れません。 その極限状態に置かれた人間の「弱さ」を描きたかったのかしら。。。と思いつつ、もうちょっと頭と心を使えば、「もっと良い未来」に辿り着けそうに思ったのです。 そして、彼らがその未来を放棄しているように見えて、苛立ったのです。 その姿は、そのまま、現在の社会の「言い訳じみた閉塞感」に重なって、なんだかなーーーーと思ってしまったのです。。。。 思うままに拙い感想を書いてしまいましたが、「読み違えている」等、思われる所がありましたら、指摘頂けると有り難いです。 ありがとうございました!!