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マイクロチップの必要性
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http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1414003864 ＞現在の米軍の場合はこんな感じです。 ＞1行目：ラストネーム ＞2行目：ファーストネーム、ミドルネームのイニシャル ＞3行目：厚生年金受給番号 ＞4行目：血液型、Rhの種別（＋はPOS、－はNEG）、性別（M、F） ＞5行目：宗教（*） http://www.mash-japan.co.jp/dogtag/us/us-various.html このタイプの認識票が昔から使われていますので、軍隊などでは必要だから強制となります。マイクロチップだと、リーダーを使わないと読み取れない、発信装置をつけるとしたら、その電源の確保、場所特定のための技術が必要となります。現在の水準では、GPS機能までつけるとして、まだまだ携帯電話の数分の１レベル、とてもでないけれどもマイクロチップという大きさは不可能です。 将来ということになると、ある程度は実現できるのでしょうが、電波などを使うには、かなりの電力が必要ですので、長期に機能し、放射線や磁力線、電波などで破壊や誤作動しないようにするには、難問だらけでしょう。現在でさえ、心臓のペースメーカーや腕時計などが医療関係の磁力、放射線の発生装置で破壊されてしまうのですから、埋め込みで正常に長く機能する、また、微弱電波を捉える技術は不可能に近いものです。 そういう意味で、接触する程度の距離でセンサーから電磁波を送り、それで電力を発生させ、その電力で電波を発射し、マイクロチップの記載事項を読み取る程度のことがどうにか成功しているだけですので、そのような装置、読み取りのできる装置をいたるところに設置することは現実的ではありません。たとえていうなら、携帯電話の中継基地を10mごとに設置するみたいなもので、PHSの中継施設よりもはるかに多くのものを用意することになるでしょう。それを互いに結びつけ、情報を集めるとなると、現在の通信網の100万倍とか、1兆倍の容量の通信技術、データーの蓄積方法、処理方法などがないと、無理なのです。 同様のことが、防犯カメラでもいえ、世界中の防犯カメラの映像を通信で集め、それを記録し、利用するとなると、通信量が天文学的数字になり、実現することが見通せないレベルとなるのです。 利点というより、費用という意味で、警戒する必要がない、無理難題のレベルですので、悪用しようにも、監視するには厳しいというレベルとなると思います。 そういう意味では、クレジットカードなどにICチップより高性能のLSIチップでも埋め込み、そこに医療情報などを書き込んだり、税金の情報、年金の情報などを記載した方が現実的です。体に埋め込めば、10年も経過すると技術も変化するので、容量が1万倍になって大きさが同じ程度もものへと変化すると、定期的にマイクロチップを増やすことになるでしょうし、そうしないと、対応できなくなります。 携帯電話も当初は３０ｋｇ程度の重さ、バッテリーも数時間、充電には12時間もかかったり、通信費は1分1000円程度などのものでした。現在でも、通信衛星を使った携帯電話装置だと、パラボラアンテナで通信する費用が通話ごとに1万円弱程度かかりますので、それが汎用されると、小さくなり、技術も変化するということです。初期に使っていた人は小型化されるに従い、毎月の使用基本料の30万円とかを支払わなくても済むようになったわけです。それでも、電源は限界ですので、通信するためには、電源で技術革新は必要となるとは思います。 くどくなりましたが、医療関係の情報のマイクロチップを他の目的で転用しようとしても、50年後に使われていない規格になるでしょうし、長期に電波を安定させて発信できるものも実現は不可能に近い、何よりも電波にそんな余裕がありません。人口の数を考えると、その一人一人を区別する電波の量、それだけで、携帯電話の数を楽に越えてしまうのです。 テレビなどは面白おかしく放送しないと視聴率を高くできないので、火星人がやってくると騒動を引き起こしたり、偏った未来の予想を視聴者が受ければ放送するので、何が正しいのか考える力が一番大事ではないでしょうか。バーコードだって、現在は３Dですし、縦の筋だけだった数年前から急に進化しているのですが、数年後には死語となる可能性もあります。文字認識が代用されると、ラベルを読むだけでそこに多くの情報があり、レジでも瞬間で支払いが済み、列に並ぶことが消えるかも知れません。レジのアルバイトも死語になるかも知れないのです。
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