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成長率0%の経済について

noname#3954の回答

noname#3954
noname#3954
回答No.4

おっしゃる通りサービス業がわが国の中心になりつつありますが、今のところ製造業も高い技術を保持しており、競争率も高いと言えます。しかし、もし日本の産業がカラになってサービス業中心という形で存続するのはとても危険だと思います。今の日本を支えているのは製造業の高い技術力といってもいいと思います。日本の貿易黒字のほとんどはそういった製造業が作り出したものから生まれているのです。もし、第三次産業中心になると日本の経常黒字はなくなり、アメリカのように赤字に苦心せねばなりません。 アメリカはどうやって乗り切っているのかというと、アメリカは戦勝国ですから、自国の生産物を敗戦に買わせるなどしています。日本の国航空機はそのほとんどがボーイング社の飛行機です。それを拒否することはできません。アメリカの主張する自由競争の原理からすれば日本の企業が航空産業に参入するのがスジというものですが、だれもそれを主張しようとしないのは不思議です。また、アメリカは自国で生産した兵器をも敗戦国に買わせています。日本の自衛隊の兵器はそのほとんどがアメリカ産です。戦闘機などは日本の作ったものの方が高い性能を示してる場合もあります。最近発表されたF2戦闘機などは日本の三菱の作ったものですが、アメリカはその性能に驚愕して「共同開発」にして自国の技術にしてしまいました。そのくせ「アメリカの戦闘機はきちんと買え」というのです。 このようなマネは戦勝国「ならでは」で、敗戦国である日本にはできません。いや、させてもらえません。しかし、アメリカの航空機は翼の付け根の部分は名古屋で製造し、それを船で運んでアメリカで組み立てているのです。それは日本の技術が高く、なによりもアメリカ本土で作るよりも安いからです。また、アメリカの軍事技術の中枢はハイテクで支えられていますが、軍事衛星の特殊な高性能レンズは日本産ですし、ピンポイント爆撃に使われるマイクロチップも日本産です。このように日本はアメリカが日本なしではやっていけないくらいの技術で日本を守っているのです。 その産業と技術力がなくなったと仮定し、アメリカのように巨大な資本にモノを言わせたプライベートエクイティなどの金融攻撃を他国に仕掛けて、アジア通貨危機でアジアを犠牲にしてしこたまもうけた欧米のようにすることも可能ではありますが、やはりそれでもやっていくのは厳しいと考えます。

gowasu
質問者

お礼

皆さん、回答ありがとうございました。お礼が遅れてすみませんでした。 まとめてのお礼で申し訳ございません。

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