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劇場公開映画のランキングは本当?

MUD-Waterの回答

  • MUD-Water
  • ベストアンサー率35% (10/28)
回答No.3

ウソっぽいですよね。 “oricon調べ”もかなりウソっぽいです。 どうしてジャニーズタレントの新曲が“oricon調べ”で1位になるのでしょうか? 毎年キムタクが“抱かれたい男 1位”になるのでしょうか? TVの視聴率何%ってのも怪しいですよ。 『俺は、君のためにこそ死ににいく』は私の周りでは見に行った人は多いです。 少なくとも韓流映画よりも『俺は、君のためにこそ死ににいく』を見に行った人が多いです。 友人S君はずっと泣きっぱなしだったそうです。 「絶対に見に行った方がいいぜ!」と言われました。 一緒に行った友人Aさんはずっと醒めていたそうです。 鳥濱トメさんは、石原知事とも親交があった実在の人物です。 その石原都知事による脚本は、彼女が生前のこした貴重な証言へ忠実に、たくさんのエピソードを詰め込んだ群像劇となっています。 朝鮮人ながら志願し、堂々と飛び立っていった青年から、わずか10代で太平洋の藻屑と散った少年まで、実話ならではの重さが胸を打ちます。 大勢の隊員とトメさんの交流の話にくらべればウェイトは少ないが、特攻なんてモノがなぜはじまったのか、最初の隊員はどう選ばれたかなどいわゆる歴史解釈に属するような内容も含まれます。 整備不足で出陣前に事故で無駄死にするなど、特攻の愚かしい面も逃げずに描いた点は、保守派の石原慎太郎による映画としてはなかなか公平だな思えるところ。 しかし、無理して保守色を出そうとして、ことごとく失敗しています。 たとえば流れからスッポリ浮いている「靖国で会おう」発言のわざとらしさ。 そして原作のハイライトでもある蛍が舞う場面あたりの演出センスの欠落振り、時代遅れぶりは目を覆わんばかり。 だいたい特攻隊員の内面の葛藤をメインテーマにした映画をタカ派の石原慎太郎が映画にする時点で間違いだったと思います。 隊員、すなわちミクロ視点で特攻を描けば、左翼だろうが右翼だろうが似たような悲劇になってしまうのは当然です。 まさか「英霊たちはみな勇敢に迷わず自ら飛び立っていった」なんて嘘をつくわけにはいかないのだから。 むしろ石原氏のような保守派が特攻映画を作るなら、この映画があまり触れていない歴史解釈の側面、つまり世界史の中で特攻とはどう位置づけすべきなのかという点をメインにすべきでした。 そうしていれば、「特攻は残酷なものだ、無駄死にを強制した非人道的な行為だった、でも各隊員らは任務をまっとうして立派だった。やっぱり戦争はよくない、やめよう」という馬鹿げたメッセージしか言えない左翼映画人に差をつけることができたと思います。 いまや左翼的映画人の代名詞たる『パッチギ! LOVE&PEACE 』の井筒和幸監督は、露骨にこの映画と石原氏を名指しでライバル視しています。 そして、見ていないこの映画を批判していました。 どちらの映画も決して洗練された現代的な映画ではないですが、『俺は、君のためにこそ死ににいく』はただ古臭い映画だなという感想です。

qkbave
質問者

お礼

ありがとうございます。 貴殿のご回答をいただいたことで、この質問も無駄ではなかったと感じております。 ご主張のほとんどは理解できますが、全く意見を異にする点があります。それは、慎太郎が保守・タカ派と主張されていることについてです。おっしゃる通り、それが一般的なことは承知しておりますが、あくまで、私見として述べさせていただきますと、本人は保守でも、タカ派でもなく、その層にかつがれている、ただの拝金主義者だと思います。昭和7年生まれの人間が、理想を実現するために政治の表舞台に立つということじたい、将来世代に対して真摯だとは思えないからです。いつ倒れるかわからないけれども、その時まで、挑発し、かき回し、あとはよろしくというのでは無責任極まりないといえます。しかし、そういう人間の映画であるからこそ興味はつきません。貴殿の品評は楽しく読ませていただきました。 ご回答に、感謝いたします。

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