車の色々な合図の方法

質問

道を譲ってもらったときにハザードでお礼をしたり、クラクションを鳴らしたり相手の車に対して意思を伝える場合がありますよね。
自分はこんな特殊な合図をしている、とか私にはこんな意味に感じるとか、目撃した面白い合図とかありましたら気軽に回答ください～。
私にはお礼の意味には感じないよっていう意見も可です。

興味があっただけですので暇なときに回答いただければいいです。

回答No.15

kimgwa · ベストアンサー

元大型運転手です。

　いくつか挙げてみたいと思います。

　お礼のハザードは２回が定石です。昔はトラックの世界での合図でしたが、今ではかなり乗用車にも浸透しています。

　でも、「おばちゃん」なんかにはほとんど通じないようですね。
　JAFは「非常」と間違えられる可能性があるという理由で、ハザードをお礼の意味で使うのは否定していますが、私は全然構わないと思っています。

　そもそも、２回程度のハザードで「非常」を表すことはないと考えるからです。

　短いパッシング（１～３回。これも２回が多いかな？）は譲る、長いパッシング（というか、アップライトを点けっぱなし＝ウインカーレバーを引きっぱなし。）は、「こら～！」。

　高速道路の追い越し車線で大型車が右ウインカーを出した場合は、前の車に対して「どいてね。」の意味（パッシングより弱い意味。）か、又は、後ろの車に対してエンジンブレーキを使っている意思表示。

　トラックには「排気ブレーキ」というブレーキが装備されています。
　これは排気ガスを利用して減速効果を高めるもので、ドライバーがペダルを踏むようなものではなく、アクセルペダルから足を離すと自動的に効きます。

　ですから、このブレーキをかけると、ブレーキランプは点かないのに、割と急に減速するため、後ろの車に知らせて注意させる意味があります。

　ちなみに、今は排気ブレーキ使用時もブレーキランプが点くようになっている車種もあります。が、一般のドライバーには、ブレーキを離すと自動的にかかるこの排気ブレーキによるブレーキランプの点灯の意味を理解してもらえず、「ちょこちょこブレーキをかけるんじゃない！」とケンカになった事例もあります。

　ですから、最近の大型車の後ろには「排気ブレーキ使用時もブレーキランプが点灯します。」というステッカーが貼られている場合もあります。

　車同士のあいさつは、基本的に光か音でするべきだと思っています。

　というのはジェスチャー（この方法が本来であるのは充分承知していますが…。）というのは、結構見づらいものです。
　中には夜中でも手で合図をする乗用車のドライバーもいますが、ほとんど分かりません。

　また、ガラスの反射で、車内が見えないことが多分にあります。

　別に相手に挨拶を強制するような気持ちは決してありませんが、自分が相手には見えていないかもしれない、という認識を持っていただきたいものです。

　また、山道では、昼間でもアップライトで走ります。
　理由は、眩しい光はまず最初に相手の視界に入るからです。
　もちろん対向車が来た時点でローに落とします。

　その他、夜道で譲る意味でのパッシングをするときは、まず消灯して前進する意思のないことを相手に伝え、それから２回光らせます。

　あと、バックをするときは必ずハザードを点けますし、バックしながらどちらかへ曲がるときは、その方向にウインカーを出します。

　これまでの、いろいろな合図は、長年の運転の経験によって少しずつ形成されてきたものです。

　ご参考までにどうぞ。

お礼

プロの回答ありがとうございます！トラックや大型車の方は車同士の意思疎通が上手いと思います。高速道路での右ウインカーはそんな意味があったんですね。ＪＡＦは合図を否定しているそうですが譲ってもらったらお礼をしたり、本来の指定された使い方と違っても危険を知らせることができるのであれば大いに活用するべきですよね。意思疎通が図れると自然と運転中のストレスも無くなると思います。とても参考になりました。ありがとうございました～。