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命題「Y⊂X:Txを位相とする位相空間の時、X:Hausdorff⇒Y:Hausdorff」

『位相空間(X,T)がHausdorff空間 ⇔ X∋∀x,y:相異なる, ∃S1,S2 such that S1∈NS(x,T),S2∈NS(y,T),S1∩S2=φ NS(x,T):={S∈T;x∈S}:近傍系』 という定義の元に 命題 「Y⊂X:Txを位相とする位相空間 の時、 X:Hausdorff⇒Y:Hausdorff」 を示したいのです。 これは厳密に述べると 「XがHaudorff空間をなすならばYも独自の位相Tyを持ち、位相空間(Y,Ty)は 『Y∋∀x,y:相異なる, ∃S1,S2 such that S1∈NS(x,Ty),S2∈NS(y,Ty),S1∩S2=φ NS(x,Ty):={S∈Ty;x∈S}』をなす」 という事ですよね。 で、実際に示してみますと もし、Y=φの時は勿論、Y:Hausdorff Y≠φの時は Y∋∀x1,x2:相異なる ∃S1∈NS(x1,Tx),S2∈NS(x2,Tx) such that S1∩S2=φ S1':=S1/Y,S2':=S2/Yと置くと、S1'∩S2'=φ 、、、とここまでは分かるのですが 更に S1',S2'∈Ty(:集合Yにおける位相) でなければHausdorff空間をなしませんよね。 Tyはどのように定義すればいいのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • kabaokaba
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回答No.1

>S1':=S1/Y,S2':=S2/Yと置くと、S1'∩S2'=φ S1/Y とか S2/Y って何ですか? スラッシュの意味です それと,位相空間Xの部分集合Yに位相をいれる方法は ご存知ですか? 「相対位相」をご存知ですか? >Yも独自の位相Tyを持ち、 この「独自の位相」が問題です. おおもとのXと全く関係ない位相をYにいれたら XがHausdorffでもYはそうなるとは限りません. 例:R:普通の実数(距離による位相をいれる) 区間I=[0,1]:一番粗い位相(Iそのものと空集合だけの位相)をいれる IはRの部分集合,RはHausdorff,Iには「独自の位相」があるが IはHausdorffではない.

cchisako
質問者

お礼

有難うございました。 お陰様で大変参考になりました。

cchisako
質問者

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S1':=S1/Y は S1':=S1\Y (差集合) の意味で書きました。 失礼致しました。

その他の回答 (1)

回答No.2

Yにどのような位相を入れるかはYが与えられると決まるわけではなく、 自分で決めなければなりません。 この問題の場合はYに相対位相を入れるのが自然です。 そうするとYはハウスドルフになります。 (位相の入れ方によってはなりません) 相対位相とはYの開集合系をTY={S∩Y|S∈TX} と定めます。TYが開集合系の公理を満たすことは簡単に確かめられます。 そうすると質問文中のS1':=S1∩Y、S2'=S2∩Y (/は∩の間違いですね?)は定義によりYの開集合になり、Yはハウスドルフになります。

cchisako
質問者

お礼

有難うございました。 お陰様で大変参考になりました。

cchisako
質問者

補足

S1':=S1/Y は S1':=S1\Y (差集合) の意味で書きました。 失礼致しました。

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