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研究に戻るべきか.......

fujishiroの回答

  • fujishiro
  • ベストアンサー率28% (162/574)
回答No.4

ども。 現在の博士号取得者はどの分野でも激増しております。 それは文部科学省が増やせ増やせと言って来たこと、研究室にとっても働き手が増えることから、各研究室とも、博士を増やすことに力を注いできました。 と同時にポスドクと呼ばれる研究員も増やされてきました。 特にナノ、バイオ、IT、環境と呼ばれる四分野で力を入れております。 ここで問題となってきたのが、ドクター卒業後およびポスト・ポスドクの後の就職です。 先ほども言ったとおり、大学のポストは、これから減ることはあっても増えることはありません。文部科学省は民間が引き受けてくれるものと愚かにも思っていたようですが…特にバイオの分野では企業研究員はすでにオーバーフローの状況です。 よってここに来て、ようやくドクターをむやみに増やすことは社会に要求されていない人材を生み出しているに過ぎない、というこを文部科学省も認め、今年・来年ぐらいから博士卒の増員は頭打ち程度になると思われます。 そして博士後にポスドクとしてだらだらと残られても、プータロー予備軍を増やすに過ぎないために最近はポスドクの数はある程度は確保しつつも採用審査は厳しくなりつつあるのが現状です。 力がある先生の大研究室では、同級生が複数いて、その同級生の中から一番頑張ったものを知り合いのとこの助手から欠員が出れば入れてもらう、ということをすることは多いと思います。 あなたがその一人となれればいいですが。 しかし、最近はそうもあまくありません。 ある統計によると、40歳以上のポスドクは8%を超えるとか。一万二千ぐらいいるらしいので、単純に考えても1000人は今後の十年間で職あぶれになるでしょう。 (基本的に助手採用は35歳ぐらいまで。助教授なら45歳ぐらいまで。企業研究員の募集も35歳ぐらいまで) 知財はそんな博士卒の受け皿のひとつとして期待されています(泣笑 まぁ、日本は研究職以外の博士が少ないってお話も聞きますので、それはそれで正常な方向のひとつなのかもしれませんが。。。 どっちにしろ、社会整備も整えずに数だけを目標としてしまった文部科学省の世紀の大失敗のひとつとして数えられるでしょうね。 わざわざ大失敗の渦中に飛び込む勇気があるか…という問題です。

参考URL:
http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200505/051906.php
noname#60593
質問者

お礼

ありがとうございます。 結局、今の仕事を続けました......

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