• ベストアンサー

新指導要領での変更点を知るには…。

rimeiの回答

  • ベストアンサー
  • rimei
  • ベストアンサー率45% (16/35)
回答No.4

rimeiです。私は教職に就く者です。 だいぶ,不信感強いんですね。  本題とは違ってしまいますが,きっと,真剣に教職に向かっている方も少なからずいると思いますよ。世の中からは「楽な職業」みたいに見られていますが,実際は労働時間は長く(私は特に長い方なので週平均で100時間くらい,普通の先生も家に帰ってから採点したり日記にコメントつけたりでかなり大変),いっぱい働いても成果をあげて給料は一銭もあがらない。ですから,子供好きのお人好しでないと(あるいは強い使命感をもってないと)つとまらない職業です。今の世の中の風潮もあって教員にたいする風当たりはかなり強い。そんな中で辞めずに続けている人の中には「本物」の教師もたくさんいるはず。残念ながらspontaさんの言うような方もいるのも事実ですが全部ではないと思います。 >皆さんの意見を伺いながら、自分なりに自分の感情を分析してみると、すべては学 >校や教員に対する不信に根があるような気がして成りません。 >子や親の顔色ばかりうかがっている先生。文部省や教育委員会の顔色ばかりうかが >っている先生。そういう先生ばかりが目に付いてしまいます。というか、悲しいこ >とに、娘が小学校に上がってからの1年間で、そうでない先生にひとりも出会いま >せんでした。 >こどもに生きる力や学ぶ力を求める前に、公立の教員自らが生きる力や学ぶ力を会 >得する努力をして欲しいと思います。  前回,新指導要領で学習内容が減っていると申し上げました。補足させていただきます。  小学校・中学校と学校単位で考えると教えなくなった内容がはっきりしているものもありますが,その学年では教えなくなるけれど上学年で教えるといったもの,小学校と中学校でだぶっていた内容を小学校で教えず中学校で初めて教えるようにしたもの,中学校の内容で高校で教えるようにしたもの,高校の内容で全員に教えていたものを選択制にかえたものなどがあります。  ですから,例えば平成11年版の指導要領に沿った教科書を手に入れて学習したとすると,それが次の学年で出てくるといったことが起こる可能性があります。その時のこどもの学習意欲はどのようになっていくか心配です。ですから,教科書以上の内容を学ぶ時には,過去の教科書は使わない方がよいように思います。  spntaさんの娘さんが通われている学校の実状も知らずに勝手なことを書いてしまったかもしれません。お許し下さい。

sponta
質問者

お礼

再度のお返事ありがとうございます。 教師が大変な仕事で、頑張っても報われないこと。端から見ていてもそうなのだと推測します。 でも、だからといって…。 という気がしてなりません。 学校という制度が疲弊し腐敗してしまったとしても、その中に教える立場で、幼い個性といっしょに生きている成熟した個の存在感がもっとあっていいのだと思います。 rimeiさんは、「真剣に教職に向かっている方も少なからずいるはずです…」と書かれました。 揚げ足を取るようで傍ら痛いのですが、その言葉の裏で、真剣に教職に向かっていない人の存在を否定はしないながらも、容認しているのでは。 つまり、rimeiさんのは、そうした真剣でない同僚のことを他人事のようにしていると思えてならないのです。 もし、これが飲食店かなにかの店だったらば、同僚の従業員のそそうは、同僚がごめんなさいとあやまるはずです。 真剣に仕事に向かっていない人のお店は客足が遠のいて、つぶれていく。だが、公立の学校はつぶれることはないから、先生は安心している。というか、他人の悪口を言うと自分に降りかえってくる。ならば、臭いものには蓋という処世になる。 果たして、人間としてそういう生き方でいいのでしょうか。 人に道を説く先生という立場の人間が、そういう処世をしていて、人に道を説くことが許されるのでしょうか。 このように論を展開すると、教師聖職論を持ち出すような錯覚を持たれるかもしれませんが、そうではありません。 人間は間違うもの。だから、修正もするし、謝罪もする。それでいいのです。ただし、その人間に向上心があれば…。です。 しかし現状は、説明もなく、ただ修正、変更。そして、けっして謝らない。 そういう大人の姿を見せられて、こどもたちは世の中のことをどう捉えるようになるのでしょうか。 * 池田小の事件のときに、何故現場の先生がこどもたちを守ることができなかったのかと疑問に思いました。 船長が最後に船を下りるのと同じように、先生が自分の命を賭してこどもたちの命を守るのは当然のことです。もし、そうでないのなら、それは先生ではなくて、ただのインストラクターです。勉強を教えるだけなら、塾の先生の方がましです。 たしかに校長先生は謝罪したり、涙していましたが、同じ立場の先生たちから反省の声が上がらなかったのは不思議でなりません。 冷ややかに見れば、全国に沸き起こったのは、先生自らの命を守ろうとするムーブメントだけだったのでは。 * 大企業が次々につぶれたり、つぶれないまでも、社員がリストラの対象にされ、明日職を失うかもしれないというストレスにさらされながら、多くの親たちが働いているのです。 そうした状況の中で、教師もなかなかたいへんです。と、朗らかに言うことができるのでしょうか。 わたしはフリーランスで仕事をしているので、妻に代わって小学校の保護者会に参加することがあります。他の奥さんはパートを休んで保護者会に行き、説明会に参加するわけです。 何故、パートに行かなければならないか、それは、生活のためというよりも、こどもの将来を考えて教育費を稼ぐためです。 何故そのように断言できるかというと、もし、お母さんが自分たちの遊びのお金のためにパートに出ているのだとしたら、学校の説明会や保護者会などには出ず、パートに行ってお金を稼いでいると思うからです。 新学習指導要領については、私は学習塾で対応策をこうじてくれるので心配しないことにしました。 ただ、教育を根本にして社会が成立していくのだとすると、果たしてこのままでいいのかと思えてなりません。 司馬遼太郎のような切れ者でない、凡庸な頭の私がそう思うのですから、事態は深刻なのではないかと思います。 なかなかお会いし、じっくりお話することもできないとは思いますが、ひとつの意見としてお聞きながしていただければと思います。 私の言葉の中に失礼の段がありましたら、お詫びもうしあげます。 長文におつきあいくださいまして、ほんとうにありがとうございました。

関連するQ&A

  • 新しい学習指導要領

    2008年3月28日、文部科学省が公示した新しい中学校の学習指導要領ですが、まだ本?になっていないのでしょうか。 なっていないなら、いつなるでしょうか? 本屋では解説本のような商品はありましたが、文部科学省が編集の中学校学習指導要領はなく、店員さんに聞いたのですが分かりませんでした。 教えてください。 よろしくおねがいします。

  • 学習指導要領

    文部科学省から出されている学習指導要領には英語に翻訳されたものがありますか?

  • 新しい学習指導要領について

    文部科学省がすすめている新しい学習指導要領 についてどう思いますか? 賛成または反対でお答え下さい。 ちなみに私は賛成です。

  • 指導要領について

    指導要領について 社会機能原理について、平成20年版小学校学習指導要領・社会科編の各学年[内容]から、この原理に対応する具体的事例を教えていただきたいです。 回答よろしくお願いします。

  • 指導要領について

    指導要領について 同心円拡大原理について、平成20年度版小学校学習指導要領・社会科編の各学年[内容]から、その原理に対応する具体的事例を教えていただきたいです。 回答よろしくお願いします。

  • 学習指導要領。。。

    大学で教職課程を履修している者なのですが、この間、学校の先生に小・中・高校の学習指導要領とその解説書を買うように薦められた(今はなくてもいいけど、あったほうがいいよ、と)のですが、今2年生で、これからその学習指導要領を買って4年生になるまでに学習指導要領の内容は変更されないものなのでしょうか?買って次の年に内容一部改定、みたいなことがあっては嫌なのですが、、、そこのところどうなのでしょうか?今買っても損はないのでしょうか??

  • 学習指導要領について

    今日の学習指導要領は年々、教科内容が減少しているときいたんですが、学習指導要領の国家基準はどうなんでしょうか??

  • 新学習指導要領について

    お世話になります。いよいよ、4月から中学生の新学習指導要領が導入されます。私の学生時代や上のこの時とどう違うのかを確認をしたいのですが、良いHPなどないでしょうか。文部科学省のHPを確認しましたが、よくわかりませんでした。よろしくお願いします。

  • 学習指導要領

    日本では学習指導要領があり高校での授業内容や入試の出題範囲に制限がありますが、欧米でも学習指導要領のようなものがあるのでしょうか。

  • 新学習指導要領

    今年4月に高1になる息子を持っている母です。 高校の学習指導要領が変わると聞いたのですが、息子の場合、授業、大学入試等において影響は出るのでしょうか? また、小中学校の学習指導要領はいつから正式に変わるのか教えてください。 最後に、学習指導要領は何年おきに変わるのか決まっているのでしょうか? 宜しくお願い致します。