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最近の大学の図書館は?

私が日本で学生の頃は研究の論文を調べるのに、暗い書庫に階段を下りていって古びた木製キャビネットの引き出しを開け、図書カードをペラペラめくって探し、やっと目当ての雑誌を見つけたら製本を壊さないように注意しながらコピー機で一枚ずつコピーしていました。インターネットも大学間でやっと普及し始めたころで、とにかく文献や参考書を探すのが大変だったのを覚えています。 さて最近北米の大学の図書館を利用するようになって、その便利さに驚いています。まず 1.90年以降くらいの新しい雑誌はほとんどオンラインでダウンロード可能 2.データベースが検索簡単、予約やリコールが出来る 3.院生は貸し出し無制限 4.古い雑誌はオンラインで依頼すればコピーして学科のメールボックスに届けてくれる 5.大学間の連携があるので、他大学の所蔵の本も借りることが出来る。 6.司書がアドバイスをくれる、いろいろ質問できる 7.学内はもちろん自宅からのアクセスも可能 そこで質問ですが、このようなシステムは最近は日本の大学でも当たり前になっているのでしょうか?いつごろから日本ではそのようなシステムが導入されたのでしょうか?現状を教えてください。ちなみに大学の規模と国公立・私立の別も良かったら一緒に教えてください。 興味からの質問ですが、最近の大学の様子を知らないためよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

旧帝大の遠隔地(かなり僻地)の研究室です。 1) インターネットでの論文のダウンロード:可能 欧文雑誌は、各雑誌出版社のサイトからpdfファイルでダウンロードできます。必要な雑誌はたいてい大学が契約しているので、困ったことはありません。利用できる年度については、大学によるというよりは、雑誌によるという状況だと思います。1990年以前の論文についても、年度を遡るように充実しつつあるようです。なかなか使用しませんが、和文雑誌もJ-STAGEが利用可能です。 http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja 2) データベースの利用、書籍の借り出し予約:可能 大学のOPACのウェブページから、大学固有のOPACだけでなく、NACSIS-CATも利用できます。書籍の予約等については「7」を見てください。 http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/contents/home.html 私の大学のOPACがいつから使用できるようになったかはわかりませんでしたが、1980年代以前はカード目録も利用するようにと指示されています。国立情報学研究所のNACSIS-CATは、1985年度から稼動しているようです。 3) 院生への貸し出しは無制限か あまり意識して借りていません。 4) 古い論文の複写の取り寄せ:可能 僻地の研究室なので図書室が小さく、古い論文にはダウンロード不可能なものがあります。しかし、抜刷を膨大に収集しているので、そこで古い論文を揃えることができます。そこにもなければ、図書室に依頼するメールアドレスがあるので、そのアドレス宛てに依頼すれば、複写したものを取り寄せてもらえます。本部の図書館でも、複写したものを取り寄せしてもらえました。 5) 他大学の書籍の借り出し:可能 上で答えたアドレス宛てに依頼しています。本部の図書館でも、利用できたはずです。 6) 司書のアドバイス:可能 可能だと思います。あまり訊ねたことはありませんが。また、本部の図書館では、講習会が開かれたり、一般教養科目をもったりしています。講習会の資料(情報検索の仕方、情報検索の参考文献集)は、図書館のウェブサイトからダウンロードできます。 7) 学外からのサービスの利用:可能 OPAC、NACSIS-CATは利用可能です。大学の所有するアカウントを必要とする論文のダウンロードはできません。個人のアカウントでログインできるMy Libraryというシステムがあって、これは学外からもアクセスできます。My Libraryでは、自分の借りている本について、貸し出し期限、OPAC等の情報が利用できます。ウェブサイト、雑誌のリンク集を提供しており、自分で編集できます。My Libraryと同じアカウントで、学外からも他大学の書籍の借り出し、雑誌の複写の取り寄せ等の手続きができ、またSwetScan(Swets社提供のデータベースで、欧文雑誌の目次情報を検索できます)も利用可能です。

Deerhunter
質問者

お礼

詳しい情報ありがとうございます。やはり最近はかなり便利になっているのですね。学生の中にはこのような図書館の便利なサービスに気づいていない人もいるようですね。

その他の回答 (4)

回答No.5

旧帝大です。 1.できます。アメリカ化学会やアメリカ物理学会、Wileyなどの一流誌だと、Vol.1から全て閲覧できるものも結構あります。 2.OPACでできます。 3.意識したことはありませんが・・・ 教科書などだと、事実上無制限ですね。1年くらい経過すると催促されたこともありますが。 4.うちの学科だと、学科の図書に依頼してコピーを送ってもらいます。 5.できます。これも学科の図書を通じて依頼してます。 6. 7.やったことないですが・・・雑誌によっては、登録制でできるものがあったと記憶しています。しかしオンラインジャーナル全体としては接続できないと思います。Nacsisなどは使えます。 必要なジャーナルはほぼ全てオンラインで入手できますので、学科の図書はどんどん縮小傾向です。有名雑誌でも、冊子体の購入はやめていく傾向にあります。 オンラインで入手できない雑誌となると、非常にマイナーなものとなって、大抵は東工大の図書に頼ることになりますね。あそこに無いと国内では入手困難というケースが多いですが。

Deerhunter
質問者

お礼

回答ありがとうございます。電子化により図書館はどんどん小さくなる傾向にあるのですか。しかしペーパーレビューなどは昔に比べるとずいぶん楽になりましたね。 国立も私立もそれなりの規模のところは一通りのサービスが提供されているようですね。

  • perle
  • ベストアンサー率51% (127/249)
回答No.3

関東私立のうちの大学では 1、出来ます。 大学が契約している雑誌に掲載されているものについて、PDFでのダウンロードが出来ます。契約していない雑誌もありますが、研究には重要ではないので、問題ありません。 2、出来ます。 3、基本的には3ヶ月の制限があります。 研究に長期間必要であれば、教授の承認を得て無制限で借りられます。 期限までに返却しかなかった場合、ペナルティーがあります。 1日遅延する毎に、1冊につき10円をカウンターで支払います。 4、出来ます。 通常、研究室に届けてくれます。 自宅に届けて貰う事も出来ます。 5、出来ます。 国内に無かった場合は、海外の大学からコピーを送って貰えます。 6、出来ます。 7、出来ます。

Deerhunter
質問者

お礼

ありがとうございます。こちらのペナルティーは一日50円くらいだったと思います。かなりの数借りているので1日遅れるだけでかなりの額になってしまいます。コピーを自宅に送ってもらえるというのはすごいですね。

回答No.2

旧帝大大学院生です。 1.できます。 おそらく大学がその雑誌と契約しているので、その契約している雑誌の論文などはPDFファイルでダウンロード可能。 一部の雑誌は不可能なものもありますが、そのほとんどはマイナーな雑誌で、支障はありません。 2.できます。 本や雑誌のキーワード、出版年などを入れて検索できます。 また、自分の大学になくても他大学にあるかまで検索できます。 3.おそらく無制限だと思います。 あまり気にしたことないので。 ただし、返却が遅れたら、その日数分借りれなくなるペナルティーがあります。 例えば返却が5日遅れたら、その返却した日から5日間は借りれません。 4.おそらくできます。 5.できます。 2のデータベースで検索し、その本が借りたければ申請できます。 また、オンラインでダウンロードできず、大学内にも雑誌がなければ、その雑誌がある大学の図書館に申請してコピーをもらえます。 6.できます。 また、図書館の使い方ガイダンスや文献検索サイトの利用方法ガイダンスなどもやっているようです。 7.確認していないのでわかりません。

Deerhunter
質問者

お礼

ありがとうございます。返却遅延のペナルティーありますね。ただしこちらはお金で支払います。

回答No.1

関西の某二流私大生です 1.雑誌のダウンロードは不可能です。大学の図書館の中にはありますが。 2.データベース検索は簡単です。最近(昨年度くらいから)オンラインで予約や貸し出し延長が可能となりました。 3.貸し出しはほぼ無制限といってもよい状態です。 4.これはないです。 5.利用したことはありませんが、制度としては整っている模様。 6.可能です 7.以前はデータベースのみの検索(学内、学外とわず)でしたが、現在(昨年度くらいから)は、オンラインで予約等までできます。 他の大学は知りません。ですが、現在は非常に使いやすいと私個人では思っております。

Deerhunter
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になりました。

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