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piggysneedの回答

回答No.10

とりあえず即興で。  鬼が腹を下したような音に彼が見上げると、梅雨時の空は怒られた子供さながら、涙がこぼれ落ちないよう必死に堪えているようだった。重なった暗雲の隙間から雷光が覗き、辺りを一瞬だけ明るく照らす。  天気予報では夜からって言ってたのに。  慌てて折り畳み傘を広げる生徒の横を校舎に駆け戻った。  雨は屋根の下に辿り着くと同時に降り出し、あっと言う間に本降りとなった。件の生徒は小さな折り畳み傘を必死に支え、束ねた竹で殴るような雨の中をノロノロ進み始めていた。  『だった』『だ』を連続で使うのが良いか悪いかは一概に言えず、作者本人の好みによるところが大きいように思います。確かに使い過ぎると一本調子で感慨の少ない文章になりますが、適度に使えば話の展開を素早くする効能もあるので、どこまで使って、どこから控えるかは個人の裁量に任せる問題でしょう。  最後に。質問の意図とは違うかと思いますが、ぐずる空を指すのに“今にも泣き出しそうな”は陳腐で凡庸の域を出ず、むしろ直すならこちらではないかと思いました。  偉そうにすみません。

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