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在宅ターミナルとそのサポート(家族として)について

noname#2787の回答

noname#2787
noname#2787
回答No.1

時代の流れでもあり、『尊厳死』という考え方の一環でもあり、自宅で最後を迎えようとされる方が増えています。社会の整備はまだ十分とはいえませんが、介護保険を使うことができ、往診を引き受けていただける医師がいるのでしたら、必要な条件はそろったものと考えていいと思います。 しかしながら、お母さんが病気のお父さんを一人で面倒を見るということは『老老介護』の側面もあり、過大な肉体的な負担とならないように注意しなければなりません。病状が進めば、行政に相談するまもなく、いっそうの介護が必要となる事を考えれば、ある程度の投資は必要と考えるべきだと思います。 遠隔地におられる場合、実際に力になれることはそれほどありませんが、できることを2・3あげます。 ■経済的な援助 介護保険は病気のことを考えると決して十分とはいえません。介護に合わせて、日常のことができなくなることを考えて、お母様の家事負担を減らすような方向で支援されるといいと思います。 ■親戚への根回し 病状がつのれば、お母様の負担も増え、見るからにお父様も苦しくなります。事情がわからぬ親戚は、自宅での療養に理解を示してくれなくなる可能性があります。こうした外野の声は、ただでさえストレスの多い介護生活を苦しくします。これを抑えるように理解して頂いてください。 ■お母様の相談相手 介護に付きっ切りになれば、外への露出も少なくなります。当然、お喋りしたりなどのストレスの発散もなくなります。聞き役に徹してお母様のよき相談相手になってあげてください。 ■重要な説明事項の代理聴取 電話でも主治医からの容態の説明を聞くことは可能です。お母様では難しいと思われる場合は、あらかじめ聞いておいた主治医の連絡先に連絡を取ってください。もちろん、主治医は他に診療を行っているわけですから、医師の都合も優先してあげてください。とりあえずはあなたの連絡先を伝えておき、必要があれば連絡してもらう形でよいと思います。 最後に参考図書をあげます。必要な情報がわかりやすくまとめられていると思います。 「退院後の癌患者支援ガイド」 日本ホスピス在宅ケア研究会 編集 プリメド社 以上、いち医師として回答。

andounatuko
質問者

お礼

丁寧なアドバイスありがとうございます。 幸い経済的な問題と親戚との関係はクリアできているようです。 電話するたび母の緊張が伝わってきてつらいものはありますが, それなりに今の状況に慣れてきてもいるようです。 ご紹介いただいた本,さっそく取り寄せて読み,母のところに送りました。 本当にありがとうございました。

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