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摩擦について

kobe-kunの回答

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  • kobe-kun
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回答No.5

> 表面がザラザラしているものはそうでもないが、表面が本当にツルツルな物同士はぴったり引っ付くんだ。 そう言うことは、機械の設計などをしていると、良く経験することですね。 例えば、何かの製品を、シュート(滑り台のように滑らす)装置で、滑らして下のほうに落とそうとするとき、 滑らか過ぎる滑走表面の場合に、良くひっかっかってしまう場合があります。 少し柔らかい材質で、「表面がつるっとしているもの同士」を近づけると、引っ付いてしまうことも有ります。 それら「引っ付く力」などの作用で、「見掛け上の摩擦力」が、増えたように感じられるのがその理由です。 > と会社の同僚が言ったんですが私は信じられません。本人が言うには 摩擦の関係でそうなるというのですが。 厳密に言うと【 摩擦 】では無く【 粘着 】の作用により起こるものですが、本来的な物質同士が引き合う力、 表面に付着した粘着物によるもの、などなどと、いろいろな理由で発生するようです。 > またもしあるのであればその理由を教えてください。また今の技術で可能なのでしょうか? 「粘着力とは何か」と改めて聞かれると、専門で無いので答えに窮しますが、【 粘着力 】と【 摩擦力 】を、 最大限に利用した工業製品として、「自動車のタイヤ」などに、古くからこの原理は応用されています。 一般の自動車用タイヤの摩擦係数は、「μ = 1.0以下」なのですが、F1やドラッグのレースタイヤとも、 なりますと、摩擦係数の値も、「μ = 2.0近く?」の性能は、どうも可能なようですね。 しかし、ここで言う【 タイヤの摩擦係数 】とは、タイヤ突起の引っ掛かり力や、粘着力や、純粋な摩擦力も、 全部含んだ上で、それを判りやすく単純化し、全部を「摩擦係数に変換した場合の値」を言います。 まぁそう言うように、分析して考えて見れば、超高摩擦係数を誇る「レース用の高性能タイヤ」ではあっても、 タイヤゴムと、道路の石とが作り出す、「純粋な摩擦係数」は、やはり「μ = 1.0以下」なのだと、 そう考えておいた方が、当たっているのでしょう。?? ここで、「摩擦力」と「粘着力」の違いを簡単にまとめれば、 --------------- ・ 純粋な「 摩擦による力 」とは、《 「押し付ける力」に比例して増える、滑りの抵抗力 》。 ・ 純粋な「 粘着による力 」とは、《 「接触する面積」に比例して増える、滑りの抵抗力 》。 --------------- と言えそうです。 これほど世の中が進んでも、【 摩擦の発生原理 】には、未だいろいろな説が有り、解明されていないことが、 下の解説などを読めば、良く判ると思います。 「 トライボロジー入門 <4> 摩擦研究小史 摩擦のメカニズム 」  http://www.valqua.co.jp/products/review/html/43_03/4303_1-1.htm http://www.valqua.co.jp/products/review/43-1999.htm 「 摩擦と摩耗 」 http://www.ne.jp/asahi/hiratsuka/tribology/frictionwear99.pdf http://www.ne.jp/asahi/hiratsuka/tribology/

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