• ベストアンサー

三島由紀夫に関する書籍

大学の講義で三島由紀夫について学び、すっかり魅了されました。 そこで、三島氏に関する(思想、人柄、生涯等について書かれている)著書で お勧めがあれば教えて下さい。 ちなみに、数年前『三島由紀夫の最期』を購入しましたがイマイチでした。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#113752
noname#113752
回答No.3

私は昔、三島由紀夫の「金閣寺」を読んだことがあるのですが、その後たまたま出会った本にインドのエリートビジネスマンが書いた日本体験記「喪失の国、日本」(M・K・シャルマ著)で三島由紀夫に一部触れている章「三島由紀夫は民族主義者じゃない」があります。「金閣寺」に対する著者の三島由紀夫論なのですが、観察眼のない一般書評などとは一味違い深く切り込んだ解説が圧巻でした。「金閣寺」を読んでいなくともこれを見たら読みたくなると思います。この他にも驚きの日本体験談で前半笑いをちりばめながらも、後半で日本人以上に日本を見る鋭い目や先見性で語っていく著者の頭の良さと洞察力に関心します。読み物としても面白く、あっという間に読めてしまうので娯楽にも勉強にもなりおすすめです★

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167651386/qid=1107897707/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-6085018-8442660
dra96
質問者

お礼

URL拝見しました。大変興味深いです! 「金閣寺」読みましたよ。当時の私には難しく頭をかかえた記憶が(^-^;) 文庫本とあり、読みやすそうですね。早速書店へ行ってみます。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (6)

回答No.7

私の手元にあったのですが、今は、他人に譲ってしまって悔やんでますが、1995年12月に発売された芸術新潮で<三島由紀夫の耽美世界>というのがあります。彼の住居・書斎・愛用のペン・調度品(ゴールド好き)など写真・交友関係その他てんこ盛りの内容です。売っているサイトをさがしたところ、art-blueさんが、2000円でまあ妥当かな・・3000円のサイトもありましたが・・私は三島より太宰派なのですが、男らしくて、根性があるところが三島の魅力ですね。なにかの本で酒の席で三島が太宰に面と向かって<あなたの小説はキライなんです>と言ったのを読んだような・・予算に余裕がございましたらぜひぜひおすすめ!

参考URL:
http://www.art-blue.jp
dra96
質問者

お礼

>私は三島より太宰派なのですが、男らしくて、根性があるところが三島の魅力ですね。なにかの本で酒の席で三島が太宰に面と向かって<あなたの小説はキライなんです>と言ったのを読んだような・・予算に余裕がございましたらぜひぜひおすすめ! そうなんですか!でも、解る気がする(笑) ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • CageAnoe
  • ベストアンサー率53% (128/240)
回答No.6

dra96さん、こんにちは。若い頃、三島に傾倒した人は多いですね。僕もその一人です。 ●「川端康成・三島由紀夫往復書簡」 二人の私信をまとめたものです。川端のノーベル賞受賞に対する嫉妬が、滲み出ているよそよそしい文面や、自決4ヶ月前の最後の手紙など、三島の人間性が垣間見える、とても興味深い本です。ぜひ一読を。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9974132487 ●「ミカドの肖像」 道路公団民営化でおなじみの猪瀬直樹氏の、これが本業です。三島について書かれた本ではありませんが、三島の生きた時代を鋭く切り取った名著です。「三島由紀夫の風景」という章だけでも一読することをオススメします。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9975685854 さてもうひとつ超オススメ(?)を ●『MISHIMA』 三島のあの一日を追いながら、そこに「仮面の告白」や「金閣寺」などの三島作品を織り込むという、凝ったつくりの映画。 製作:フランシス・コッポラ&ジョージ・ルーカス(!)、監督ポール・シュナイダー(!) 出演:緒形拳、佐藤浩一、三上博史、永島敏行、沢田研二(同性愛の相手)、坂東八十助(金閣寺の主人公役!)など、大物がゴッソリ。(今、検索したら、「引っ越しのサカイの人」も「楯の会」のメンバーとして出演していたそうです。気付かなかった。) しかもロケ地はマジで市ケ谷(!)。 http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00005J6UO/103-8925773-5547801?v=glance カンヌ最優秀芸術貢献賞を受賞するなど、海外では評価が高かったのですが、日本では公開されませんでした。理由は遺族が反対したからとも、右翼の脅しに映画会社が屈したとも、大勲位が反対したからとも言われています(三島自決当時防衛庁長官、映画完成時首相)。 三島を説明する映画ではありませんし、外国人の描く日本人像のトホホな感じもありますが、85年当時、日本で公開できなかったことを含めて、いろんなことを考えさせられる興味深い作品です。 ヴィデオ屋さんでも滅多に置いていませんし、内容も内容ですから「是非に」とは言いませんが、、、。 では

dra96
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまい済みませんm(_ _)m >さてもうひとつ超オススメ(?)を >●『MISHIMA』 >三島のあの一日を追いながら、そこに「仮面の告白」や「金閣寺」などの三島作品を織り込むという、凝ったつくりの映画。 この様な映画があったなんて!しかも、豪華キャストですね。好きな俳優揃いです。 レンタル屋に置いてあることを祈りつつ、探してみたいと思います。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#119854
noname#119854
回答No.5

「豊饒の海」はいかがですか。彼がいう輪廻転生の意味が解ると思うのですが。彼の作品は15歳の時愚息が読んでましたので私も読んでみました。(ちょっと心配でした。早すぎないかと心配で) 私は市谷に若い時代住んでおり、自衛隊駐屯地の近くでした。彼が自決した時の衝撃が大きく当時の新聞は今も目に浮かび読む気もありませんでしが今も季節が来るたびに思い出します。「三島由紀夫の最後」をお読みになられたようですがその時代の学生が真剣に日本を考えたことで起きた学生運動や全共闘の闘争や事件を調べられると又読み方が代わるかも知れません。「三島由紀夫の最後」は著者の私見で出されたものですので感性の違いでイマイチになるでしょうね。彼の生い立ちから時代背景・事件などを調べてみられてはいかがですか。  講義、素晴らしかったのでしょうね。作品を魅了させるほどの講義をされる教授は三島氏が自決された時期は、学生だったのでしょう。 下記のホ-ムペ-ジに彼の生い立ち時代背景が解るものが沢山あります。大学生なのでご存知でしょうが念のため。

参考URL:
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/
dra96
質問者

お礼

>「三島由紀夫の最後」をお読みになられたようですがその時代の学生が真剣に日本を考えたことで起きた学生運動や全共闘の闘争や事件を調べられると又読み方が代わるかも知れません。 確かにそうですね。 現代っ子(笑)では、なかなか感じ取れないことが多くあると思います。 勉強して知識を深めたいと思います。 >下記のホ-ムペ-ジに彼の生い立ち時代背景が解るものが沢山あります。大学生なのでご存知でしょうが念のため。 ご紹介いただいたサイトをゆっくりと拝読したいと思います。 実は私、卒業して数年経つ社会人です(^-^;) 「読みたい知りたい」と思いつつ、忙しさにかまけてなかなか手をつけることができずにいました。 あらゆる場面で彼の名を目にする度、気持ちが高まり一念発起の思いで質問しました。 思い切って質問して良かったです。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#113752
noname#113752
回答No.4

何度もすみません、 >三島氏に関する(思想、人柄、生涯等について書かれている)著書 とありましたので追記です。 三島氏の最期や思想にも著者なりに触れていて、新しい発見があると思います。m(o・ω・o)m

dra96
質問者

お礼

追記ありがとうございます。 益々興味深いです。急げっo(^-^o)=3

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • a375
  • ベストアンサー率30% (439/1421)
回答No.2

野坂昭如著 [赫奕たる逆光] 詳細をと思い書棚を見てみましたが、見つからず。 必要なものは探すとき必ずみあたりませんね。 気軽に読めます。

dra96
質問者

お礼

昭和62年の著書のようですね!店頭には置いていない可能性がありますね。 まずは図書館ですかね。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • gunsuke77
  • ベストアンサー率36% (18/49)
回答No.1

三島由紀夫に関する著作ではないですが、 映画化もされた連合赤軍「あさま山荘」事件の 著者佐々淳行氏は三島氏と東大法学部の同期で交友関係があったそうです。 時代背景を知る意味から読んでみても損はないと思います。 そういえばアルピニストで有名な野口健も高校時代 三島由紀夫に惹かれたそうです。

dra96
質問者

お礼

>時代背景を知る意味から読んでみても損はないと思います。 そうですね。時代背景を理解しないと、彼の思想は見えてきませんね。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 三島由紀夫の小説について

    三島由紀夫の小説は、かなり前に「音楽」だけ読んだことがあります。 この小説、面白かったのですが、三島由紀夫が遊び心で(他の小説とは異色という意味かな?)書いたものだと、確か解説か何かに書いてあったと思います。 「仮面の告白」と「金閣寺」は持っているのでこれから読むのですが、三島由紀夫ならこれ!というお薦めの作品名を、前述の3作品以外で教えてください。 自分は、どちらかといえば、妖艶で濃厚な作品が好きですが、皆さんの好みで選んでいただいて構いません。 短編の場合、分かれば、収録されている本のタイトルも教えていただけると助かります。 よろしくお願いしますm(__)m゛

  • 三島由紀夫、澁澤龍彦

    澁澤龍彦は三島由紀夫について、以下のように言っているようです。 彼は本質的にニヒリストで、何も信じていない。自分の信じていないことにだけのめりこんでいって、その結果がああいう行動になった。だから、彼の行動を理解するために政治的、思想的な側面から考えていこうとすることには意味がない。 アプローチの唯一の手がかりとなるのはエロチシズムだ。人間の本質、人間性というものを考えていくと、肉欲に突き当たる。 そして肉欲のその裏をさらにえぐっていくと、結局死まで行き着かざるをえない。彼を死に到達させたのは、このエロチシズムを極致まで追求しようとする姿勢だったのだ。(澁澤龍彦) 上記の出典はどこでしょうか。本、論文の題名、出版社、出版年、ページなどを教えていただけないでしょうか。渋澤の『三島由紀夫おぼえがき』には見当たりません。

  • 三島由紀夫さんの「禁色」はいかがですか?

    いつもお世話になります。 私は本が大好きです。 最近は下記の質問の回答内容を参考に 毎日夢のような読書ライフを送っています。 質問してくださった方、そして回答をして くださった方々ありがとうございました。 ところで私はこの質問の回答のなかで 一番最後に答えてくださってるかたの おすすめの本、三島由紀夫の『禁色』を 買えずにいます。 と言いますのは、10年ほど前に三島氏の 本(タイトル失念しました)をはじめて買ったの ですが、あまりに内容が難しく3ページくらいで リタイヤしてしまったことがあるからです。 私はそういったことはまずないのですが、 このときばかりはダメでした。 そんな苦い経験があるので、書店に行っても この作品を手に取れずにいます。 あらすじを読んだらすごく読みたいのですが、 いかがでしょうか? 難しくないですか? どなたか私の背中を思いっきり押してください! お願いします。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1469304

  • 三島由紀夫の首切られるときの心境について

    現在自殺方法にもたくさんの方法があり、多くの人間は苦しまずに死にたいはずです。 硫化水素ガス、練炭による自殺が楽に死ねるようですね。 最近ではないですが、ほんの昔の1970年に起きた三島由紀夫の切腹した後に子分に日本刀で首を切り落とされるという事件について恥ずかしながら3日前に知ってからずっと考えてきました。 子分の森田にいたっては三島由紀夫の首を切りつけて、何度も失敗しているにも関わらず(三島が腹を深く切りすぎてもがいたために首を命中しづらかったようです)、すぐ自分もと、血だらけの三島の横に三島が腹を裂くのに使った短刀を三島の手から取って、もう1人に首を切らせて絶命しています。 ちょっと想像ができません。 現代社会の中で育ったためでしょうか。 自分の身を傷つけることもそうですが、自殺を決意したとしても楽なように死にたいと思うのです。 しかし三島は首を切断されて死ぬという考えられない自殺を選んでいます。 このときの三島の気持ちはどうだったでしょうか? また回答者の皆さんは首を日本刀で切断されるということに恐怖を抱きますか? 私はとんでもない恐怖で力が入らなくなります。そして忘れたくてもこの数日考えてしまいます。そのとき切られる、あるいは切る人間は何を思うのか、ということを。 切腹という行為は日本古来の伝統的な自殺方法なのは知っていましたが、首を切られて死ぬということは恥ずかしながら知りませんでした。侍が腹を切って死ぬ、よくそんなことができるな、昔の人は違う世界の人だ、とそんなふうに思っていました。 調べてみると苦しいので後ろから日本刀で首を切ってもらう(なぜ首なのかが分かりませんが)ことを切腹というのですね。 結局は首を切り落とされて死ぬのだから斬首と言っていいのにと思ってしまいました。 話が逸れましたが、悪人で強いられたのではなく、自ら切腹行為を選び、介錯され死んだ人間の気持ちが理解できません。 右翼的な、あるいは武士道における道徳観や美を追求するとそういった行為もできるんでしょうか? だとしたら三島由紀夫や武士たちは、経済的な豊かさに満たされ、伝統的な美意識や大義を失った現在の日本に生きる人々を見て理解できずにひどく失望するんでしょうか。 散文失礼しました。

  • 耽美的作品との付き合い方

     今年高校2年になる者です。 私は文学や美術などに関心があって、特に耽美な作風に強く魅かれる傾向があります。  中学2年のころに三島由紀夫の「仮面の告白」を手にと取り不思議とその世界に引き込まれ、ワイルドやマン、ユイスマンスに傾倒し、絡みつくようにして世紀末芸術の妖気に魅了されました。私のそれらに対する感動はある「共感」が根底に流れていると思います。  芸術や芸術家の思想を知っていくにつれ、私はだんだんと後ろ向きな考えに陥ってしまいました。論理がうまく組み立てられずに感覚で行動してしまっている…出てくる結果に落ち込んで、紛らわす為に芸術に耽り、生活が荒廃してしまっています。  芸術とどのように向き合って生きていけばいいか、 参考の声をお聞かせいただければ幸いです。厳しいお言葉もどんどん下さい。

  • 僕におすすめの本を教えてください。

    こんにちわ。急なお願いなのですが僕にお勧めの本を教えていただけませんでしょうか?新しい世界を開拓したくても何を読めばよいのかさっぱりです。ちなみに僕が今まで読んでよかったと思った作家は阿部公房・村上龍・村上春樹・三島由紀夫などです。よろしくお願いいたします。

  • ソシュールの思想を勉強したいのですが

    最近、ソシュールの思想に興味を持ち、彼の言語哲学について勉強したいと思うですが、初心者にわかりやすく解説した本があれば紹介してください。 また、彼の著書「一般言語学講義」は初めて読む人にとってわかりやすいでしょうか? いきなり「一般言語学講義」を読んで理解できるでしょうか? あるいはそれを読む前に読んでおいた方がわかりやすい、というような入門書があれば教えてください。

  • 三島由紀夫

    なぜ三島由紀夫は割腹自殺したのでしょうか?

  • 三島由紀夫

    三島由紀夫の本を読みたいと思います。比較的分かりやすく、読みやすいものがあれば、教えた下さい。

  • 三島由紀夫

    文学者、三島由紀夫はどのような性格の人物だったんですか?

このQ&Aのポイント
  • VBAで同名フォルダーの存在をチェックする方法はありますか?
  • フォルダー名の変更時に同名ファイルがある場合にエラーが発生する問題があります。
  • どのように判定して、同名がある場合はフォルダー名の末尾に(1)、(2)を付加することができますか?
回答を見る