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販管費の配賦

kyujinの回答

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  • kyujin
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回答No.1

以前、大学の卒論で共通費、販売管理費の配賦問題について書きました。 基本的にはまず、何を基準にして配賦する額を決定するか、 配賦基準を決めなければいけません。 工事金額なのか、携わった人員数なのか、工事期間なのか。 この点についてはある程度自由に決められると思います。 逆に言うと経営側からどういうことを求めているのか? ということを表現することもできますよね。 例えば、工事期間を基準に取るなら、期間を短くした方が割り振られる費用が減るわけですから、 同じ工事金額の場合、見た目の利益が増えますよね。 それが工事責任者の評価になる仕組みであれば、 会社としては工事期間を短くすることを推奨していることになります。 これは”管理会計”の分野になりますから、 必ずしもそういう意思表示が必要という訳ではありませんが。 また配賦に関わる期間をどうするか、という点もありますね。 いずれにしても一定期間の費用を割って各工事に配賦しますから、 それが1会計期間単位か、1ヶ月かを決めればよいと思います。 これはその配賦の目的がどういうもの向けなのか、ということに関わってくると思います。 決算報告向けであれば、会計期間でよいでしょうし、 1回の工事毎に何らかの報告が必要であれば、便宜上1ヶ月でも良いかもしれませんね。 但し極端に期間を短くすると、工事と販売管理費との間の整合性が失われやすいですから、ご注意ください。 たとえば、工事に関わる販売管理費って工事よりも結構前に発生してますよね。期間が短すぎると実際に発生した時期を含まない販売管理費を配賦することにもなりかねません。もっとも制度としてそれでも構わないという場合もあるかと思いますが、 会計の公平性の原則にあうかどうか判断が難しいところですね。 あまり実務的な話ではなかったかもしれませんが、 お役に立てば幸いです。

tanko16
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。  回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。

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