• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:機械材料で、気になった事があります。)

機械材料の強さ、引張度、靭性、硬さについて

kuroneko2020の回答

回答No.7

回答(2)(6)の追加です。 「『粘り強さ(靭性)』を増すのに『引張強さ(強さ)(硬さ)』を低く(柔らかく)する」はおかしいのか。 回答(6)の参考資料にあるように、事実としてそうなっているのです。 同じ強さと言っても「粘り強さ」と「引張強さ」は全く別の特性なのです。 靭性が不足している場合の対策は硬さを下げるだけではありません。 (a)図22にあるように同じ硬さでも靭性が高い鋼種に変更する。 (b)素材の不純物成分(S,P,C,Nなど)を減らす。 (c)結晶粒を微細化する(特殊な熱処理でできる場合もある)。 などがありますが、硬さを下げるのが最も実用的です。 「引張強さ」と「靭性」が相反する特性なので、熱処理する場合の硬さの設定がとても重要であると言えます。 なお回答(6)で「引張強さと硬さは別物」である理由の一つを説明しましたが、それ以外にも (a)オーステナイト鋼は図22の比例線からずれている。 (b)鋳鋼や鋳鉄は図22の比例線からずれている。 (c))硬さよりも引張強さの方が材料不良を見つけ易い。 などがあります。 JISの材料規格を見ると、硬さ、引張特性(引張強度、降伏点または耐力、伸び、絞り)、衝撃値がすべて規定されている例が多々あります。材料を評価するのにそれぞれの項目が必要であることが分かります。

関連するQ&A

  • 機械・金属材料学についての質問

    機械、金属材料学の質問です。鋳鉄で、成分は亜共晶組成ですが組織をなるべく共晶組織に近い状態にして機械的性質を向上させる方法の名前と、この方法で使われる元素は何ですか。

  • 材料の成分と機械的性質について

    https://www.toishi.info/sozai/sacm/sacm645.html 上のURLのような材料・機械的性質表を良く見かけると思います。 使ったことがない金属がどのような金属なのかを知りたい時、 (鉄に近いの?ステンレスに近いの?アルミニウムに近いの?) 成分表からどのように見分けたら良いのでしょうか? ご教示下さい。

  • 破壊靭性値

    破壊靭性値であすが、YAHOO百科事典では(http://100.yahoo.co.jp/detail/%E9%9D%AD%E6%80%A7/)強さと延性の積とイメージすればよいとあります。 なるほどその通りだと思います。 そこで材料の試験データーにおいて、 「引っ張り強さ」と「伸び」の両方の値が良いほど靭性が良いという捉え方をしていました。 しかし「曲げ強さ」の項目があり、この値が靭性を示す一番適した値ではないか?と思えてきたのですが、いかがなものでしょうか? ちなみに破壊靭性値といいますが、実際材料ごとの固有の値とは存在するのでしょうか? 実際にそういうデータを見た事がありません。 K値やJ値というのがありますが、材料ごとの表などはみたことがありません。 また応力拡大係数というものがあるようですが、あくまで亀裂の進展特性を表すようですね。 要は材料の配合などを変更して、靭性があがったかどうかを数値的に判断する方法が知りたいわけです。 K値などを調べるのは費用がかなりかかるとか。。 一般的な機械的性質から靭性が上がったかどうか を目安で確認するには、引張強さ や 伸びの値で判断しても問題ないでしょうか?上のYAHOO百科辞典にも靭性は強さと延性の積とありますので。 ご教授いただけるとたすかります。

  • 金属材料の機械的性質の調べ方

    とても基本的な事なのかもしれませんが、自分では調べきれなかったので教えて下さい。 火力発電所で使用される高Cr鋼(P91やNF616など)やインコネル706や716等のNi基超合金の、常温や高温での引張り特性やヤング率、加工硬化指数などを調べています。 これらの材料はJISで規格化されているのでは?と思いましたので、JISの規格表などを調べてみたのですが、調べ方が悪いのか見つかりませんでした。 これらの金属材料の材料特性や機械的性質などが示されている文献がありましたら、恐れ入りますが教えていただけないでしょうか。どうかよろしくお願い致します。

  • 【材料工学】許容曲げ応力σaとはどれでしょうか?

    梁がある太さで曲がるかどうかの判定をしようと思っています。 (1)に従い、曲げモーメントM・断面係数Zを求め、割ったものを許容曲げ応力σaと比較します。 ところが、(2)のアルミのデータベースのサイトを見ると、いろいろなパラメーターがあります。 (1)では「なお,一般的な機械材料の許容曲げ応力は,引張り荷重における許容応力に概ね等しいと考えてよい。」と言っているので、(2)の「引張性質・耐力」を「許容曲げ応力σa」として使用してよいということでしょうか? なお、(2)の「引張性質・引張強さ」がヤング率/縦弾性係数のことですか? (1)http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch05/ch05_01.html (2)http://www.zerocut-watanabe.co.jp/contents/handbook/hand041.html

  • 機械的性質について

    いつも勉強させていただいております。 少し不安になったので御教授下さい。 ある材料がお客様の仕様書で規定されており 引張強さ:420N/m?以上 降伏点:340N/m?以上 伸び:22%以上 シャルピー吸収エネルギー:27J以上 となっています。 しかし、備考欄に 『機械的性質が同等以上であれば問題なし』 とあるのですが、例えば 引張強さ:490N/m?以上 降伏点:390N/m?以上 伸び:22%以上 シャルピー吸収エネルギー:27J以上 の材料は機械的性質が優れていると考えてよいのでしょうか? 引張強さと降伏点がアップしているだけで伸びも シャルピー吸収エネルギーも同じですので単純に考えれば優れていると 思うのですが・・・ 最近、臆病になって変な落とし穴がありそうで怖いのです。 材料に詳しい方よろしくお願いします。

  • 機械的性質について

    アルミ材になりますが、下記A,Bの機械的性質ですとどちらが良いということになりますか? 変形しやすいのはAだと思いますが、延び値が高いので、衝撃特性はBの方が高いと思います。 破壊強度は同等と考えると、考え方次第というか用途に拠るということかと思うのですが。 A:引張300MPa 耐力200MPa 伸び15% B:引張300MPa 耐力250MPa 伸び6%

  • 曲げ強さ

    樹脂材料において 機械的性質という仕様があり、 ”曲げ強さ”、”曲げ弾性率”という 言葉がありますが、 これを分かりやすく説明してる ホームページ、本などありましたら、 教えて下さい。

  • 引張試験の負荷速度

    金属の引張試験において、負荷速度は、降伏点や引張強さなどの 機械的性質にどのような影響を与えるのでしょうか?教えてください。

  • 破壊靭性値と衝撃値の違い

    用語についてですが、 破壊靭性値が高いという表現と とシャルピー衝撃試験で 使う衝撃値が大きいと 同じ意味と考えてよいのでしょうか? また、鋼材の中で 「強度が高い材料」、「強さ(強い材料)」、 「硬さ(硬い材料)」 の定義がよく分かりません。 違いについてアドバイスください。