あなたの好きな、さり気ない〇〇〇は何ですか？

質問

• 感じの良い、他人のさり気ない行動や言葉って有りますね。
• また、ご自身が心掛けてる、さり気ない〇〇〇もあると思います。
• 先月、ポルトガル旅行に行った時、同じツアーの中に左右色違いの靴を履いてる女性がいました。

回答No.12

isoken

5mm2 さん、こんばんは。

＞あなたの好きな、さり気ない〇〇〇は何ですか？

長い事 今の仕事で飯を喰ってますから、 そりゃまあ色々とやりました、資料の改竄 ？ 不祥事の隠蔽 ？ 普通でしたね、手が後ろに回った元同僚・知人も何人かおります、一歩間違えばそれは私の姿だったかも知れません。

綺麗事を言う気は全くないのです、金を稼げばいい・・当時は 究極の モラル・ハザード に身を置いておりましたから、ただ 摩訶不思議な案件への融資というのはあれが最初で最後でした、それも ブルネイ という異国の地で・・。

「 現代の アラビアンナイト 」 ・・ そんな ブルネイ を私が初めて訪れたのは、まさに バブル真っただ中、 石油を採掘する際に吹き出る 随伴ガス のエネルギーを利用した、近代的農場経営 の視察というのが主たる目的でした。

大メジャー シェル・グループと組み、ブルネイ産 ＬＮＧ の輸入を一手に引き受け巨大な利益を得ていた旧財閥系の国内某大手商社と、彼の地の公営企業との ジョイント・ベンチャー への投資案件が持ち上がり、上に直訴して 視察団の末席に加えてもらったのは １９８０年代後半の事です、勿論 その本音が 物見遊山にあったのは言うまでもありません。

さて １９８４年に イギリス から独立したこの王国は、御存じの通り 豊かな天然資源に恵まれ、当時 高卒 （ 大卒ではありません ） 初任給が円換算 ３０万円程度と言われておりましたが、税金はなく 医療・教育費もただという点を加味して我が国に換算すると、恐らく体感的 税込み年収 は ６００ ～ ７００万円 の世界だったろうと思います。

周囲を 東マレーシア サバ州 に囲まれた、彼の地を訪れてみて 先ず驚いたのは、 当時数えるぐらいしかなかったタクシーの運ちゃんが、 「 面倒臭いから 遠くは嫌だ ！ 」 ・・と、相場の倍の料金を提示しても断固拒否した事でした、東京では、近いからと嫌な顔をされた経験こそありましたが。

更には、そこいらの草刈りをしている 小汚いオッサン連中の２人に１人が、手に ロレックス をはめていた点、ついでに言っちゃうと、現地女性が頭に巻く 「 ヒジャブ 」 の何割かが エルメス であったりしましてね。

それもそのはず、 インドネシア ・ マレーシア に フィリピン の ミンダナオ ・・、ソフト・ムスリム が大勢を占める東南アジアに於いて、唯一 敬虔なイスラム国家故に、酒・ギャンブル・女・・ 邪な欲望のほぼ一切が御法度のこの国の民は、金はあってもその使い道がなかったらしいのです。

週末になると若者達は シンガポール へと飛び、浴びるほど酒を飲み・お姉ちゃんを侍らせて どんちゃん騒ぎをやらかしておりましたが、おっちゃん・おばちゃん達は、旧宗主国 イギリス 辺りの通販カタログを見て注文するのが、精々の楽しみという事で、それが ロレックス ・ エルメス の流行になっちゃったのでしょう。

さりげないお洒落だとはとても思えませんでしたが、そんなお金の掛け方を、新鮮に感じたのは確かです、ああ 世界は広いなぁ・・と。

お礼

今晩は。

isokenさんの仕事は、大変難しそうですね。
その分、誘惑も多いのでしょうね。
今のとこ、無事で何よりでした。

僕も皇居周りの商社とは、付き合いは有りましたが、海外に出ることが無かったのが残念です。
ランチにそこの社員食堂で、皇居を見おろしながらビールを飲んだのが、思いだされます。

思ってたブルネイの場所が、実際と全然違っていました。
戦後、東南アジアの国が徐々に独立していったのは、日本のお蔭もあるでしょうね。
それにしても、ビックリするほど裕福だったんですね。
イギリスも手放したくなかったでしょう。
タクシーの運ちゃんのほうが、僕よりは高給取りのようで、ビックリガックリです。

インドネシアとか、あの辺はイスラム教が多いのはどうしてでしょう。
流石のisokenさんも、イスラムの女性には怖くて手が出せなかったでしょう。
実質独裁国家のシンガポールが豊かなのは、ブルネイのお陰かも知れませんね。
通販でロレックスを買うのは、面白くないでしょうね。
弟が、金無垢のロレックスをしてましたが、さり気ないとは程遠く、成金趣味の香りムンムンですね。