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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:S45CとSCM415の熱処理前後の機械的性質に…)

S45CとSCM415の熱処理前後の機械的性質とは?

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

SCM415はそのままでは焼きが入りません。浸炭焼き入れで比較するのでしょうか? 浸炭であれば表面は硬く、内部は焼きが入らないので靭性のある状態になると思います。 あくまで一般論です。 どのような用途なのか?形状や大きさも重要な要素です。 炭素鋼は0.3%Cくらいからでないと焼きが入りません。 それと、炎焼き入れで焼き戻しなしではじん性は期待できません。 また、焼き入れ時の温度管理も勘になってしまうので、均一な機械的性質 (硬さ=引張り強さ、じん性)が得られません。 摩耗が少なく、亀裂が入りにくいというのが求められるのであればS45Cに高周波焼き入れすることをお勧めします。 熱処理は奥が深いです。特に機械構造用炭素鋼は用途で全然条件が変わります。 高周波焼き入れ後、焼き戻しをしないほうが表面の硬さは得られますが 焼き戻しをしたほうが硬さは下がるけど摩耗しにくくなります。 このあたりが炭素鋼の熱処理の難しさです。 一般論ですけど。 これ以上ノウハウ的なものは教えられません。 もう一点。これも一般論ですが 油冷では冷却速度が遅くなるのでS45Cでは十分焼きが入らないかもしれません。 焼き入れで冷却速度はとても重要ですよ。

noname#230358
質問者

補足

SCM415って焼きが入らないのですか。 浸炭も高周波も行える設備がありません。 出来るのはバーナーで赤くなるまで炙って油に漬けるだけです。 形状はφ15~18の丸棒で長さは6~8cm程度の基準ピンです。 基準ピンなのでワークとの接触による摩耗が少なく、亀裂の入りにくいものを自作できないかと考えていた次第です。

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