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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:素朴な質問ですが)

鋼材の選択基準とは?

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ok_engさんから面白い回答があったのですが、違った観点から一つ。  材料の選定というのは、実はとても重要なことだと考えていますので、ちょっと本題から離れるかも知れませんが、工業材料全体を視野にいれて考えてみました。(ごめんなさい!長文になってしまいました。)  概ね、材料選定に関しては設計者が理想的な物理特性を要求しがちですが、加工現場からは加工コストとの関係で加工精度などのクレームが、営業からはコストに関するクレームが返され、設計者に見直しを迫るというような循環で収斂すれば、自然と妥当な選択ができると思っています。  この様にして得られた選定の条件とは、物理条件(使用温度、強度、硬度、熱膨張、塑性変形やエージング効果などの安定性、人体&環境への安全性など)、加工性(加工精度、加工歪み、材料自体のバラツキ、加工コストなど)、営業(入手性、話題性、総合コストなど)がバランスしたものと見なすことができます。  しかし、このようなループからは常識的な解しか得られず、大きな飛躍はないとも考えられます。設計者は、時には周囲が驚くような選択もしてみると良いのではないでしょうか。  極端な例かも知れませんが、オーバースペックな材料であっても「話題性」がその製品を「売れ筋」にすることだってあります。  それから、これからは「リサイクル」という概念が材料選定の重要なキーワードになると思います。  工業材料は、ニーズがあってこそ新たな材料や規格が開発され発展するという面もありますので、そこが面白いところでもあります。  さて、本題ですが、結論はok_engさんと同じです。  お客様とよく話し合うことは、双方にとって+になると思いますが、蔵さんが初心者ということを前提とすると、謙虚に「なぜこの材料を選んだのかを教えて下さい」と切り出すのがよいように思います。  一生懸命考えていてくれるんだなあという印象が、お客様に伝われば、きっと面白い話が聞けるのではないでしょうか。 参考文献: 鋼の選び方、小池栄一郎著、アグネ出版 新素材・新材料の全て、ニューマテリアル研究会編、日刊工業新聞社 金属なんでも小辞典、増本健著、BLUE BACKS、講談社

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