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計算論と集合論における関数について

itshowsunの回答

  • itshowsun
  • ベストアンサー率41% (15/36)
回答No.3

こんばんは、 質問を読んで思ったのは、考え方が逆ではないかということです。 ある関数または論理式が決定可能であるのは、 その変数たちと関数値がどの集合に属するのか決定可能である時です。 または集合によってその関数が構成できる時です。 例えば、f(x) = 2x + 1 なる関数を考えると、 整数(という集合)1 を x に代入すると、整数 3 を得る。 整数 2 を x に代入すると、整数 5 を得る。 ・・・・・ このような処理というのは、定義域と値域を整数という集合としたとき、 上の関数に対応する具体的な集合の要素たちの対応を列挙しているに他ならない: 1→3 2→5 ・・・・・ これに問題がないとき、私たちは f(x) が決定可能であると言えるのでは? 集合の1つの要素をどうやって見つけるのか? もしそのような疑問を持っているならば、 少なくともZFC集合論を勉強すべきでは? 特にZFCのCは選択の公理を意味し、 集合から任意の要素を選択する方法(選択関数)が存在することを保証している。 この辺のところはキチンと集合論をやらないと理解できない。 (私なんかはやっても、まだ理解できていない。)

student0201
質問者

お礼

ありがとうございます。遅れてしまい申し訳ありません。 たしかに集合論を勉強せねばとは考えているのですが、私の疑問はその前のところにあるように思うのです。 回答のように集合を下地に関数を考えるというのは確かに筋の通った思考だと思うのですが、では集合とはどのような身分であって(どのように記述され)、どのようにしてその性質を決定されるのかということが同様の問題になると感じます。つまり集合はZFCの公理を含んだ一階論理で書かれる文字列間の関係の中にその性質を表す何かであるはずなのですが、ならばその文字列操作の中に存在するもの(集合)によって計算論では扱えない関数を存在させそれ扱うということがなぜ可能なんだろうかという疑問が出てくるのです(計算論では記号変形によって扱うことができるのものは対象になるはずなので)。 回答ありがとうございました。もっと勉強していきたいと思います。

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