第二次世界大戦終戦直後のドイツ強姦事件

質問

歴史の本でドイツが敗戦となった時、大都市になだれ込んだ特にロシア兵は残酷の極みだったと聞きます。ベルリンではその行為は滅茶苦茶でドイツ女性のほとんどが強姦され、ドイツ国内の統計では約２００万人の女性が強姦され何万人もの人が自殺したと書いてありました。この数字もユダヤ人がホロコーストで殺された６００万人の数字と同じで誇張が過ぎるのではないでしょうか？実際はどうなんでしょうか？？

回答No.2

eroero1919

満州から引き揚げてきた人から直接聞いた話です。

ソ連軍がやってきて旧満州は全土がソ連の占領下になりました。本土に帰国するためと身の安全を守るために日本人はみな集まっていたそうです。
あるとき、ソ連軍から「負傷兵を看護するために看護婦を出してほしい」といわれたそうです。みんな怖いとは思いましたが、なにしろ相手は占領軍、断って殺されても文句はいえません。そこで、相談しあって何人かの女性に行ってもらったそうです。
するとしばらくするとまた「看護婦がほしい」そしてまた「看護婦がほしい」。しかも差し出した女性は誰も帰ってきません。
ある日、看護婦として出された女性のひとりが命からがらソ連軍から逃げてきたそうです。そのとき彼女の口から看護婦として出された女性が「恐ろしい目に遭っていたことを初めて知った」のだそうです。
実際に経験した方の話ってのは迫力がありましてね、私も絶句してその後どうなったのかなどとても聞けませんでした。

当時のソ連軍というのはタンク・デサント戦術なんてのを採用していたくらいで兵士の命は恐ろしいほど軽かったのです。タンク・デサント戦術での兵士の平均寿命はなんと2週間だったとか。生き残った兵士も50歳まで生きられる人は多くなかったなんて話もあります。
また、米軍が最先端の地雷除去法についてソ連軍高官に自慢げに説明したところ、退屈そうにそれを見たソ連軍高官は、「そんなもの、兵士を歩かせればいいんだ」といったとか。
当時のソ連兵がどんな人たちだったのかを示すあるエピソードがあります。ドイツ国内に攻め込んだソ連兵の間で流行ったお土産物が水道の蛇口だったそうです。ヨーロッパでは、蛇口をひねると水が出てくる。それに驚いたソ連軍兵士たちはこぞって蛇口をお土産にして持ち帰ったそうです。

んで、ご質問の実際の強姦の件数ですが、敗戦の混乱で信用できる資料はどこにもないでしょう。ソ連軍が「今日はお前ら何人強姦した？」と聞いたわけでもないでしょうから。
当時のソ連の指導者はあのスターリン。彼が自国民を粛清しまくったのはご存じでしょうが、いったい何人の自国民を粛清したのか、実はよくわかっていません。一説には1000万人にものぼるという人もいます。そういう国であり、そういう指導者でした。
ナチス・ドイツはソ連軍の捕虜や占領地の住民に対して容赦しませんでした。ゆえに、ソ連も決してナチス・ドイツに対し容赦しませんでした。スターリングラードの戦いでドイツ軍は9万人の捕虜を出しましたが、このうち生きてドイツの土を再び踏めた人はわずか数千人であったといわれています。

お礼

ありがとうございます。戦中に何があったのか映像にして残している英国やアメリカならそれを見れば
良く理解できますが、ソ連からのフィルムなんてあまりなさそうですね。日本軍が中国で悪事を働いたと聞きますが一体どの位のものか日本側にも中国側にも資料が極めて少ないと思います。日中戦争に関しては太平洋戦争のように私は時系列で理解できていません。なので今回このような質問をさせて頂きました。もう少し真実を知りたかったからです。