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村上春樹・よしもとばなな系が好きな私に

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  • kangy
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回答No.3

吉本ばななや梨木香歩がお好きなら、  村山由佳  瀬尾まいこ が近いかと思います。 下の方が挙げられている  恩田陸 も、どの作品も私は好きです。でも質問者さまの好みから推測すれば、下の方のおっしゃるとおり「光の帝国」がもっとも好みに沿うかと思われます。この「光の帝国・常野物語」の続編にあたる「蒲公英草紙―常野物語」という本も最近出版されました。 あと、  森絵都 も梨木果歩さんが好きならいけると思います。 梨木さんと同じく児童書出身の方です。 最近、児童書ではなく一般書も出されています。 「いつかパラソルの下で」は直木賞候補にもなりました。吉本ばなな氏や江国香織氏のタッチと少し似ている気がしました。 「永遠の出口」もキレのある文章でありながら郷愁を感じさせられます。おすすめです。 ちなみに、ご存知でしょうが梨木さんは第一回児童文学ファンタジー大賞受賞者です。(受賞作は「裏庭」) この公募の選考委員に河合隼雄氏も名を連ねています。 第二回の受賞者および受賞作は  伊藤遊の「鬼の橋」です。 伊藤氏はこの語「えんの松原」「ユウキ」など出されてますが、私は「鬼の橋」しか読んでません。「鬼の橋」は平安時代の小野篁の少年時代の話です。質問者様の好みからは若干ズレるかもしれませんが、おもしろいです。もしお時間があれば、読んでみて損はないと思います。 また、河合隼雄氏はちゅうでん児童文学賞という賞の選考委員も務めてらっしゃいます。 この賞から出版されているこれまでの受賞作は  安藤由希「キス」  小森香折「ニコルの塔」 です。これらはみんな深淵で透明感があります。 この系列でいくと、さらに  草野たき「透き通った糸をのばして」(講談社) なども雰囲気が似ているかもしれません。 (でも「透き通った~」は心理描写にかなりの重点を置いていて、裏を返せばストーリー性が少しうすいので、文学よりもエンタメを求めている気分のときはオススメできません) ストーリー性よりも心情に重点を置いた作品ばかり挙げましたが、河合隼雄氏がお好きならこういう傾向のお話の方がお好みかと思い、選んでみました。 あと妊娠中でいらっしゃるのであれば以下のマンガはいかがでしょうか。 「ベビーシッター・ギン! 」大和和紀 (講談社コミックスKiss ) ご存知「あさきゆめみし」「はいからさんが通る」の作者の大和和紀のマンガです。メリーポピンズさながらのベビーシッターのギンが、さまざまな家庭で子守をする話です。なかなかおもしろいし、妊娠・育児中の女性ならきっと楽しく読めると思います。 「助産院へおいでよ」河崎 芽衣 (講談社コミックスビーラブ ) 助産院で働きはじめた主人公の素子が、さまざまな妊婦さんの出産を通じていろいろなことを感じ、学びます。妊娠中に読むと、出産がますます楽しみになると思います。 同時に、出産に対する恐怖も少しやわらぎ、出産って自分だけでなく胎児や助産師さんもがんばってるんだ!と前向きな気持ちになれると思います。 「世界でいちばん優しい音楽」小沢真理(講談社) 最近TBSの昼メロでドラマ化されましたが、原作はドラマとはまるで別物です。あんなドロドロしてないし。 むしろ、絵柄からしてとてもやわらかく、やさしい雰囲気です。 これまた「育児が楽しみ!」という気持ちにさせてくえるマンガです。 最後に、妊婦さんにかなりオススメの絵本を紹介させてください。 「あなたが生まれるまで」ジェニファー デイビス 知り合いが妊娠するたびに私はこの絵本を贈っています。喜ばれています。 いつかお子様が大きくなったら読んであげるのもすてきだと思います。 参考URLに、この本のリンクを貼っておきます。 それでは。楽しいニンプライフをお送りください♪

参考URL:
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30508126
sonokoron
質問者

お礼

詳しくありがとうございました! 瀬尾まいこ、恩田陸、森絵都、いずれも知りませんでした。ファンタジー大賞受賞した作家さんから探すのは面白いですね。早速読んでみます。 マンガもいずれも読んだ事なかったです。 「あなたが生まれるまで」も興味津々。 たくさん読みたく本が増えました!

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