qwert127のプロフィール

@qwert127 qwert127
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  • 登録日2011/07/28
  • 未だに自立せず自分の夢を追っている私は

    私は高校を半年で中退した後、フリースクールという場所で2年間を過ごし(老人ホームでボランティアとか、公民館や保育園で人形劇とか、農作業体験などをやってました。)、そこから大学進学を目指し、図書館で勉強し、2年後大学に進学し(年齢的に2浪)、その後大学院に進学し、修士号を取得したところです。そして現在はいわゆるニートという括りに入ります。 学部は物理でした。入学したばかりの時、書店で杉浦光夫氏著の解析入門という本を手に取りました。受験勉強の頃、指数関数の指数が無理数って何だろうと素朴な疑問を抱き、実数って当たり前のように受け入れてたけど実はよく理解できていないなという感じを持っていました。しかしその入門書を開くと、実数をそもそも定義することから始まっており、私は迷わずその本をむさぼるようになりました。論理を徹底して一から積み上げ、理解したというのは一から証明できるということであるという数学の魅力に取り憑かれ、厳密な数学をもって量子物理を理解したいという大それた夢も相俟って、毎日数学書ばかり勉強していました。講義を除いても一日6~7時間くらい数学の本を読んで、勉強した部分に関しては、自分で一から全て証明できるようにするという原則でやってました。結局、自分の理解の遅さゆえ、微積分、線形代数、位相空間、測度論、関数解析の数学書を勉強した所で、あまり物理も勉強していない中途半端な状態で3年間は終わり、進路を決める時期が来ました。勉強した範囲は狭いけど、ちゃんと数学を勉強したという自負があったので、大学院に行って数学を続け、研究職に就きたいと思いました。(旧帝国大学とか、早稲田慶応などでもない大学にいて2年遅れているのに、今考えると無謀ですが。)4年の時、物理科に所属しながらも、ある数学科の先生のところに、先生の分野の研究がしたいので面倒を見て下さいと転がり込んだところ、幸運にも週一回、個人的に1対1でセミナーを見ていただけることとなり、結局、他大学の院で同じ分野の先生の下で数学を勉強することになりました。大学院でも数学をひたすら勉強し、その分野の論文が一応読めるようになるくらいの専門書を1年の後期の始めに読み終え、順調に進んでいました。そして現在進行中の研究に参入できるような専門書や、論文を読んでいこうかというときに、急に停滞してしまいました。私には、数学を研究するには致命的な弱点があるということに徐々に気づくようになりました。私はもうすでに整備された理論を勉強することは好きだけれども、実際的なことに応用できるということのない純粋数学の中で、強い主体性をもって新しいことに意味を見いだして突き進むモチベーションが弱かったのです。つまりそれは数学の才能がないということに他ならないと思います。数学の研究職を巡る競争では、博士課程の限られた期間内にある程度質の高い研究成果を立て続けに出してキャリアを積み重ねなければなりません。そのためには大学院の間に非常に効率のよい進化を遂げ続けなければなりません。大学に入ってからあまり人とも付き合わず、何も資格もとらず(教職も)、アルバイトもせず、ほとんど全ての時間を費やして数学を勉強してきたのですが、それが単なる数学書オタクの、自己満足のための趣味だったという現実と向き合うのは辛かったです。いい歳した男が自信を失って平日に私服で外を歩いていると、馬鹿にされたり、蔑まれたりすることが多いみたいだということがわかりました。時間がかかりましたが、悶々としながら博士進学を諦め、2年生の間に勉強した論文の内容を纏めて、それを修士論文として卒業しました。 現在は実家に戻り無職の身となりました。医学部に合格するために図書館で受験勉強中です。私は今26歳で今年27になります。私はこの歳で親のお金で生活しているので、ニートです。しかし、今度こそは絶対に時間と精力を世の中の役に立つスキルを磨くことに集中させたいのです。絶対に最短で合格するつもりです。 長い私事の文章を読んで下さりありがとうございました。 同じような経験をされている方はいらっしゃいますか。 もし何かコメントをしてくださるのであれば幸いです。