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あけみ
風刺画で、飲み屋の看板に「バー あけみ」「スナック あけみ」というのをときどき見ますが、女性従業主名を「あけみ」とすると通りが良いような、一種の符号的な言葉のことを何と言いますか? 他に、お金持ち商人(あるいは、袖の下を使う商人)を「越後屋」、大工なら「熊五郎」「八五郎」。百姓なら「権兵衛」などなど。
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面白い質問ですね。着眼点に、唸ってしまいました。こんなURLを見つけました。意外と。「あけみ」は少ないとのことです。 https://snacker.jp/contents/shopname/
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- getiton69
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最初の回答者が言われる通り、優れた着眼ですね。私も考えてみたところ、これはやはりもっぱら風刺画・まんがの技法といっていいんじゃないかと思います。いかにもありそうな名前で、しかし現代では小説や映画でそれをやると陳腐で白けてしまう。結局、見た瞬間にある種のイメージを喚起させることが目的の記号であると同時に、ちょっとしたユーモアだといっていいでしょうか。「サザエさん」などで多用されていた手法です。「サルでも描けるまんが教室」の「漫符」の回で説明されていてもおかしくないトピックですね(笑)。 さてご質問は「いかにもありそうで、ある特定の業種・キャラクターなどのイメージを想起させる固有名」を意味する呼称ということですね。 私の見解としては、まんがの技法であるとすれば呼称は特に(まだ)無いということじゃないでしょうか。いわば「代名詞」なんですが、やはりちょっと違う。「常套句」「イディオム」ともまた少しずれた感じです。「符丁」「隠語」「俗語」なにか違いますね。 しかし近代になって出てきた新しい概念ではないはずで、私は詳しくないですがおそらく落語などにも使われているユーモアだろうし、ひょっとしたらシェイクスピアも使っているかもしれません。なにか通称があってもいいとは思いますけどね。ものごとにはすべて呼び名があるわけではないということじゃないでしょうか。
お礼
回答をありがとうございました。 まだ名前が無いのですかね。 さしあたり、符丁・代名詞あたりで代用でしょうか。 代表喩、言説喩などという新しい用語の出現を待っている段階のようです。 「漫符」という言葉を初めて知り、勉強になりました。
お礼
現実では少ないのに、風刺画の中では代名詞のようになっているからこそ「一種の符号的な言葉」とも言えます。 言葉の都市伝説、単なる言説なのでしょうが、こういうのを何と言えばいいのか知りたいです。