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熊井啓監督、黒澤明脚本「海は見ていた」について
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今晩は。ooieiさんの質問には、私が実際にここで回答を始めた1週ほ ど前に気が付いていました。その時点で、既に読売新聞夕刊の芸能欄には 監督へのインタヴュー記事が掲載されていました。しかし、既にその所在 も判らず、そのままとなりました。 結局今となれば、既にあちこちの新聞や雑誌で取り上げれていて、回答 の必要も無いのではないでしょうか。しかし、回答が全く無いままで質問 を締め切るわけにも行かず、きょうに至ったのだと思います。言うなら ば、少々質問をするのが早過ぎた、と言う事かもしれません。 さて、2日、日曜の日本経済新聞25ページに本作品の撮影風景等の記 事がかなり大きく載っています。よろしかったらご覧下さい。 それと、折角ですから熊井監督とのちょっとした出会いを書いておきま す。 京橋のフィルムセンターが火事で閉鎖された後、数年にわたって竹橋の 近代美術館の講堂で上映会が行われていました。ある年の、定例の催しの 「逝ける映画人をしのんで」で、石原裕次郎主演の「黒部の太陽」が上映 されました。私の知る限り、この作品はそれ以前の10年間ほどで、16ミリ 版がただ1度上映されたことが有るだけでした。そういうわけで会場はほ ぼ満員で、多少は早目に行った積もりでしたが、席は最後列になりまし た。 その日、上映に先立って場内にアナウンスが有り、「本日は熊井監督が 見えておりますので、一言挨拶していただきます。それでは、お願いしま す」。その時席を立ったのは、私の隣りの人でした。 手持ちの本などを読んでいて、そのことには全く気が付かず、内心 「し、しまった・・・」。というのも私は、「サンダカン八番娼館 望 郷」以来、初期の日活時代の作品等で、熊井さんが好きだからなのです。 やがて、1部、2部の休憩の間に二言、三言話をしました。その際に、 何故この作品が上映されないのかに付いても言及が有り、要するに石原プ ロダクションがプリント(上映用フィルム)を売り止めにしてのだという ことが明らかになりました。 ともあれ、本人の隣りの席でその監督の作品を観るという、今後もまず 無いだろう経験をした日でした。勿論新作も期待しています。それでは。
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お礼
興味深いお話ありがとうございました。 ご親切なご回答感謝いたします。 「海は見ていた」楽しみですね。