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言語と文学:E・Sapirの言語についての著書からの抜粋
- 言語は、思考伝達のシステム以上のものであり、その表現が特別な意味を持つ場合には文学と呼ばれる。
- 芸術は非常に個人的な表現であり、言語は最も流動的な媒体であるが、自由には何らかの制約性があり、媒体としての抵抗がある。
- アーティストは素材の制約に直感的に従い、その本質を自分の概念と融合させることで最大限の形式を利用している。
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おおおお!!! 懐かしい!!! 高校生の時にまだ自分の将来について何も決めていないころ、何となく岩波文庫でE・ Sapir, "Language"の日本語訳を見つけて勉強時間に勉強もせずに夢中で読んだ記憶があります。(あまりに面白さに周りの人全員に勧めたのに、誰も読んでくれなかったな~。) (あの頃はなんどでも読み返そうと思ったのですが、そもそも読書が趣味の私は気が付くと本の山に囲めれてしまう性分ですので、20代の頃に処分してしまいました、、、。) そういえば、大学に行ったら絶対に言語学を専攻しようと思っていたのですが、、、とある科目で首席だった私は、何となく得意科目の道に進んでしまったのでした、、、。 ところで、英文自体は大して難しい文章でもありませんし、、、いかに名訳に訳せるかというお題でしょうか?? まあとりあえず、、、直訳的な訳で今回は回答して、、、 >>1.【 】で囲った"it is as though ~ is innately capable of."の部分の内容(訳)を教えてください。 それはあたかも芸術家の定型の使い方と(意思を伝える媒体としてのpaint, black and white, marble, piano tones等の)物がもともと持っている能力の最高値の間に無限のゆとりがあると言っているようなものだ。 >>2.この中にも通られている"that"の意味と機能についてご解説をお願いします。 英語は専門ではないので、参考程度にですが関係代名詞で(whichではなく)thatが使われる場合に先行詞が最大級だったり唯一の物の場合と言うやつだと思います。
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- SPS700
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ややこしいですね。 1。「使っている道具にできる限界と、芸術家に与えられた最大限の形との間に無限の自由さがあるように見える」 2。most を修飾している関係代名詞に見えますが、、、どうなんでしょうね。 昔学生の時は分かったような気がしていたのですが、今見るとチンプンカンプンです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >1。「使っている道具にできる限界と、芸術家に与えられた最大限の形との間に無限の自由さがあるように見える」 >2。most を修飾している関係代名詞に見えますが、、、どうなんでしょうね。 ⇒いずれもご教示のとおりと存じます。感謝申しあげます。 >昔学生の時は分かったような気がしていたのですが、今見るとチンプンカンプンです。 ⇒「上に同じ」って感じです。「以前はできたのになあ」とか「分かっていたはずなのにになあ」と思うことしばしばです。 目はかすむし、頭はボケるしで、どうもあきまへん。頭の体操のつもりでやっているのに、物ぐさをしてめがねも使わず、書いたことを確認もしない…悪いクセです。 地獄の死者、"Pecking Order"を告げる使いが来るんです。しかし、おかげさまで、 「彼岸より 鬼の呼ぶ声 聞こゆれど 友の手たぐりて 此岸に戻りぬ」。 と、このように元気づけられています。いつもありがとうございます。
>>【it is as though there are limitless margin of elbow-room between the artist's fullest utilization of form and the most that the material is innately capable of.】 すみませんが、引用を間違えておられませんか?どうも原文が変だと思ったので検索してみたら、正しい英文が見つかりました。 it is as though there ★were a★ limitless margin of elbow-room between the artist's fullest utilization of form and the most that the material is innately capable of. https://brocku.ca/MeadProject/Sapir/Sapir_1921/Sapir_1921_11.html 原文の解釈などについては、すでに他の方が正しい回答をしておられると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >どうも原文が変だと思ったので検索してみたら、正しい英文が見つかりました。 >it is as though there ★were a★ limitless margin of elbow-room between the artist's fullest utilization of form and the most that the material is innately capable of. ⇒仰せのとおりです。 仮定法ですからit is as though there are ... であるはずがありませんよね。当方のうっかりミスです。質問文全体を、次のように訂正させていただきます。 (訂正用質問文) The formal restraints imposed by the material ― paint, black and white, marble, piano tones, or whatever it may be ― are not perceived; 【it is as though there were a limitless margin of elbow-room between the artist's fullest utilization of form and the most that the material is innately capable of.】 The artist has intuitively surrendered to the inescapable tyranny of the material, made its brute nature fuse easily with his conception. 正しい原文とリンクのご提示、どうもありがとうございました。 おかげさまで、大変助かりました。
- lived_in_room13
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忘れものです、、。 ところでナカイさんもE・ Sapirの著作をお好きでしたか! やはり、「類は友を呼ぶ」でしたね! 私もようやく時間ができてきていつもの古典翻訳という体の質問で遊ぼうと思っているのですが、いつも質問文で書く「一応自分でも訳してみました。皆様の翻訳例も教えてくださいませ。」の箇所に書く自分の訳で「公開処刑」になりそうな程ひどい訳しか出てこず手間取っております。 もう自分の訳無しで質問しようか悩むところです、、、。
お礼
追加のご回答ありがとうございました。 >「類は友を呼ぶ」でしたね! 私もようやく時間ができてきていつもの古典翻訳という体の質問で遊ぼうと思っているのですが、いつも質問文で書く「一応自分でも訳してみました。皆様の翻訳例も教えてくださいませ。」の箇所に書く自分の訳で「公開処刑」になりそうな程ひどい訳しか出てこず手間取っております。 もう自分の訳無しで質問しようか悩むところです、、、。 ⇒いやいや、lived_in_room13さんのお訳は、私にとっては珠玉ですから、ぜひお訳付きにてお願いします! いろいろありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
- HAL2(@HALTWO)
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Artist が精一杯その形を利用する事と Material そのものが生来の能力としての最良の xxx……あれっ? xxx の部分がない(^^;)!。 most の次は remarkable (wonderful) appearance って脳内補完が働いたのだけれど xxx がないっ(^^;)! 文語体の解析はさっぱりなのですが、そういう事を most that....be capable of. で表現できる手法なのでしょうか……。 因みに紹介された文章の後半は前半に示された色や表面の感触よりも洋食と和食の違いを Image してしまいました。 「洋食って素材の見た目や味を全く異なるものにしてしまって、全く別の形のものを Sauce で味付けしてしまうようなところがあり、一方、和食は素材の見た目や味覚を可能な限り残して、素材が生来持っている魅力を最大限に活かそうとする料理だと言うような事かな?」と……。 まぁ学問って或る意味「縛り」を設ける事ですよね。 例外はあっても「(文) 法」で縛り付けるみたいな……。 芸術も学問になってしまうと「xxx 派」とか「xxx 時代」とかに括られてしまいます。 言語も多数の人に共通の認識を得られる事で成立する媒体ですので、新語も汎用化されるまでは芸術みたいなものなのかも知れませんね(^^;)。
お礼
早速ご回答くださり、ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >高校生の時にまだ自分の将来について何も決めていないころ、何となく岩波文庫でE・ Sapir, "Language"の日本語訳を見つけて勉強時間に勉強もせずに夢中で読んだ記憶があります。 ⇒私も大昔に訳本を見かけた記憶はあるのですが、原書で読めばいいや、などと等閑視していました。(今更にして、ちらと、手に入れておけばよかったかな、などと…。) >(あまりに面白さに周りの人全員に勧めたのに、誰も読んでくれなかったな~。) (あの頃はなんどでも読み返そうと思ったのですが、そもそも読書が趣味の私は気が付くと本の山に囲めれてしまう性分ですので、20代の頃に処分してしまいました、、、。) ⇒そうでしたか、惜しいことをしてしまいましたね~。 >ところで、英文自体は大して難しい文章でもありませんし、、、いかに名訳に訳せるかというお題でしょうか?? ⇒いやいや、英語力のない私にしては難しい文章なのです! >それはあたかも芸術家の定型の使い方と(意思を伝える媒体としてのpaint, black and white, marble, piano tones等の)物がもともと持っている能力の最高値の間に無限のゆとりがあると言っているようなものだ。 ⇒なるほど、そういうことですね。 elbow-room は、「開き」とか「乖離」と訳してもいいでしょうかね? ≫2.この中にも通られている(あ、誤植!→「用いられている」)"that"の意味と機能についてご解説をお願いします。 >英語は専門ではないので、参考程度にですが関係代名詞で(whichではなく)thatが使われる場合に先行詞が最大級だったり唯一の物の場合と言うやつだと思います。 ⇒仰せのとおりのご説明でよく分かりました。ありがとうございました。