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摂津国で発行された私札です。 今の小切手のようなものです。 辰廣造という人が平野屋宗次郎という人へ出したもので、この札を両替商に出せば、銀壱匁と替えてくれるというものです。 幕末のころ、このような札が大坂や摂津でよく発行されたそうです。 丁巳年6月発行ですから安政4年(1857)だと思います。 日本近世の私札(15/16ページ) https://www.jstage.jst.go.jp/article/sehs/81/4/81_503/_pdf
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回答No.2
藩札ではなく「振手形型の私札」と思います。 摂津国西部においてよく使われたもののようです。 発行日:丁巳六月 額面:銀1匁 振出人:辰廣造 名宛人:平野屋宗治郎 振手形:〘名〙 江戸時代、両替屋の預金者がその両替屋を支払人として、あるいは両替屋相互に相手を支払人として発行する手形。記名式で持参人払い。大坂で多く流通したため大坂手形ともいう。 https://kotobank.jp/word/%E6%8C%AF%E6%89%8B%E5%BD%A2-621472
質問者
お礼
ベストアンサーは最初に回答いただいた方にさせていただきましたが、詳しく教えていただきありがとうございました。全く背景が分からなかったので興味深かったです。
お礼
一番早く回答していただいたのでベストアンサーにさせていただきました。 字が読めなかったので非常に助かりました。 情報ありがとうございました