[ŋ] の最後の「グ」をなぜ表記しない時があるの?
韓国人の「姜さん」から質問されたのですが、カタカナで彼の姓を書くと「カン」になると日本人から言われて、それからずっと違和感があると言います。 なぜなら、彼の姓をアルファベットで書くと、Kang であって、決して Kan ではないからです。 韓国人には他にも 「鄭」 という姓があって、これも Jeong で、カタカナではジョンになるようです。
私は質問されたので、とりあえず 「日本語には ng で終わる発音がないため、やむなく n も ng も両方とも 「ン」 で終わるようにしたんだと思うよ。」 と答えました。
それに対し彼は 「じゃ、英語の swimming, tongue, long など、ng で終わる英単語は多いけど、これらは、スイミング、タング、ロング、って書くよね? なぜ、「グ」 を最後に付けるの? もしそれが正解なら僕の姓も 「カング」 と書くのが正しいような気がするけど?」 と聞かれて、なるほどと頷いてしまいました。
考えればたしかに変ですよね? 彼の姓の Kang と英語の◯◯ng と、日本人はなぜ区別しているのでしょうか? Hong Kong もホンコンと書くので不思議な感じがします。
あと、英語の Washington はカタカナでワシントンになって途中の g を無視しているのに、Livingstone や Kingstone などは真ん中に 「グ」 を入れるのが普通です。 どんな決まりがあるのでしょうか。
とても不思議です。
お礼
ご回答ありがとうございます。