listenがサイレントになった理由は何ですか

質問

発音の簡便化でしょうか。

回答No.5

SPS700 · ベストアンサー

＃２です。補足です。

１。T を発音しない規則と例は、下記にあります。
　https://www.youtube.com/watch?v=z1ioA77rKaM

２。発音の移り変わりには「言いやすさ」が、例えば日本語の「て」「た」につながる音便の理由とされますが、もしそうなら、日本国中同じはずです。

　ですが実情はちがいます。

買う　　関東では「カッテ」　　　　　関西では「コーテ」
借りる　関東では「カリテ」　　　　　関西では「カッテ」

　これでは関東では金を出して買って来たものが、関西では金を出さないでただ借りて来た、ことになります。英語でも同じです。

３。英語にはカエサルのローマ軍から、デンマーク軍隊（DaneLaw）、ノルマン征服、などの語彙の重なりがあり、今の綴りの元になった英語でもアングロ系　know　のk、ギリシャ語から入った psychology のp、ノルマン系の　castle　のT、などいろいろです。

４。つまり耳と口を使う「はなしことば」が先で、目や綴りに頼る「書き言葉」が後ということでしょう。

お礼

大変ためになるお話を伺えました。

回答No.4

SPS700

＃２です。補足です。

＞＞1はほかの単語が思い浮かびませんでした。

　christen「洗礼する」、hasten「急ぐ」、listen 「聞く」

＞＞２の歴史的説明というのはややこしいですね。しかし大変
興味深く読ませていただきました。

　これだともともと無い t を、類似語との類推で挿入した音ということがはっきりします。

お礼

hastenは知っている単語で下が思い出せませんでした。。

回答No.3

mt_mh

別の単語で。

castle（城）の " t " は発音されません。

その語源は、ラテン語 castellum だそうです。

発音をカタカナ表記をすると、「カステッルー」。

How to pronounce castellum
https://forvo.com/word/castellum/

昔の言葉（castellum）では発音されていた " t " が、現代の単語（castle）では無音になっています。

" t " がサイレントになったのは発音しやすいから？

お礼

発音しやすいからというんは一番の大きな理由だろうと思います。

回答No.2

SPS700

１。非歴史的な説明
　s と en の間の　t　は読まない。
https://www.youtube.com/watch?v=wtEfaEUTZhI　

２。歴史的な説明
　listen は古英語の hlysnan に遡り、さらに印欧祖語の＊kleu に遡ります。ここではどこにも t はありません。しかし古英語には hlustan　「聴く」という形があって　t 　が混入したものと思われます。
https://www.etymonline.com/search?q=listen

お礼

1はほかの単語が思い浮かびませんでした。２の歴史的説明というのはややこしいですね。しかし大変
興味深く読ませていただきました。

回答No.1

mt_mh

素人の回答になりますが、

そのほうが「発音」しやすいから ^ ^

その証拠（？）として、ロシア語の例を。

「有名な」という意味の形容詞 и з в е с т ны й（ i z v e s t n y y ）の発音。

×「イズ ヴェーストゥ ヌィ」ではなく、「イズ ヴェース ヌィ」です。" т " が発音されていません。

ところで、

専門的な回答を求めておられるのでしたら、Quora で質問されるといいかもしれません。あちらには専門家の人がおられるようですから。

語学学習者のノート
https://language.quora.com/

お礼

発音しやすいからというんは分かりやすいですね。特に専門的立場からというのではありませんが、サイレントでなくても綴りと発音のずれには興味を持っています。。