裁判所と法務大臣の関係は？

質問

日本は三権分立です。
しかし、その中の裁判所が内閣の一員である法務大臣の下部組織だと
内閣のほうが上なのでしょうか？

回答No.5

f272 · ベストアンサー

法務大臣の仕事はいろいろありますが，
1. 司法制度及び司法試験制度等に関すること
2. 国籍，戸籍，不動産登記，商業登記等に関すること
3. 刑事事件，犯罪人の引渡し等に関すること
4. 刑務所などの矯正施設等に関すること
5. 保護観察等に関すること
6. 人権擁護等に関すること
7. 国の利害に関係のある争訟等に関すること
などの仕事をしています。

お礼

ありがとうございます。

回答No.4

g27anato

三権という観点では少し複雑になります。

内閣は「行政」つまり役所の長です。
役所の運営、管理、監督が仕事の分野です。

裁判所は役所の一つなので、内閣は「行政」の観点から関わります。

ただし、裁判所の仕事は裁判つまり「司法」です。
内閣は「行政」の立場から、裁判所が「司法」の仕事をできるようにしなければなりません。
内閣が裁判所の仕事つまり「司法」の邪魔をするなら、「行政」という立場から逸脱する事になります。

裁判所は役所、つまり「行政」なんですが、
裁判所の仕事は裁判、つまり「司法」なんです。
「裁判所」と「裁判」とを混同すると三権の仕組みが理解できなくなるので、
「裁判所」つまり「行政」の運営と、
「裁判」つまり「司法」の権限とは、
分けて考える必要が有ります。

内閣と裁判所の関係は、プロスポーツの「監督」と「選手」の関係に似てます。
監督は選手を交代させたり支持は出せます(行政)が、
プレーするのは選手であり、選手の出した結果(司法)を監督の権限で変えるのは不可能です。

…「行政」が「司法」が出す結果を変える権限は無いのです。

補足

では法務大臣の仕事は何でしょう？

回答No.3

f272

裁判所は，内閣の一員である法務大臣の下部組織ではありませんよ。裁判所は最高裁判所を頂点として内閣とは別の規則で動きます。
内閣が裁判所に対してできるのは，裁判官を任命することだけです。

補足

では法務大臣の仕事は何でしょう？

回答No.2

noname#248402

悲しいですが、三権分立と言うのは夢幻の建前です。時の内閣、権力者に都合よく捻じ曲げられますからね。

お礼

え？そなの？

回答No.1

aokii

裁判所（裁判機関としての裁判所）は、内閣の一員である法務大臣の下部組織ではないので、内閣のほうが上ということはありません。
裁判所という言葉には、裁判機関としての裁判所と、官署ないし官庁としての裁判所があります。

お礼

ありがとうございます。