焼き伸び不具合の原因と解決法

このQ&Aのポイント
  • 焼き入れ工程で粗材を焼き伸びさせる際に、通常の全長まで伸びない不具合が発生しています。
  • 粗材をショットブラストすることで問題が解決されていますが、その原理はよくわかっていません。
  • 焼き伸び不具合の原因と解決法について詳しく調査しました。
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  • 締切済み

焼き入れ工程での粗材の焼き伸び

焼き入れ工程で粗材(鍛造物)を焼き入れすると、本来焼き伸びするのですが、通常の全長まで伸びない不具合が起きてます。 粗材をショットブラストすると本来通り伸びるのですが原理がわかりません。

みんなの回答

回答No.2

色々と考えましたが、情報が少なく、的確な答えが出てきません。 焼が入れば必ず膨張をします。何らかの残留応力で阻止できるようなものではありません。膨張しないとすれば、焼が入っていないことになります。 SBを施してから焼入すると膨張するということは、SBを施した方だけが焼が入っていることになります。 思いつく理由としては、(1)SBによる鍛造スケールが除去されて焼入時の冷却速度が速くなり、焼が入るようになったことが考えられます。 SB有り無しで焼入れ品の硬さは同等だったでしょうか。 また(2)焼入による寸法変化がわずかなため、SBによる酸化スケール除去が寸法測定に影響を与えた可能性はないでしょうか。

  • hahaha8635
  • ベストアンサー率22% (800/3609)
回答No.1

ショットをすると伸びるということなので 残留応力の変化が考えられます 表面を引っ張り応力で固くするのはよく知られてますが ショットがあったってる間は どつきまわされ 内部の分子間が振動します 地震の時起こる液状化のように内部にたまった応力は解放されます 焼き入れの時本来は伸びる方向への応力が変にたまって ショットにより解放され伸びたと思います

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