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特性論について

ビッグファイブ理論についての情報を探しています。 Openness,Nueroticism,Agreeableness,Extraversion,Conscientiousnessの5つが性格因子になるのでしょうか?またこの理論に対する批判などを教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • selfer
  • ベストアンサー率76% (104/136)
回答No.1

こんにちは. > 5つが性格因子になるのでしょうか? なります. 質問者さんが挙げられているビッグ・ファイブ因子名は,日本語では「(経験への)開放性」「神経症傾向」「協調性」「外向性」「勤勉性」と訳される,Costa & McCraeの理論です. ビッグ・ファイブ因子の名前やその概念は,研究者によって多少の違いがあります(その最たるものが第五因子においてで,知的要素を入れるか入れないかなどの議論があります).しかし,大雑把にはコンセンサスが得られていると考えることはできるでしょう. > またこの理論に対する批判などを教えてください。 いろいろな水準からの批判が出ています. 例えば,「五」という特性の数がほんとに正しいのか,という問題です.アイゼンクのBig Threeや,テレガンのBig Sevenなどの対抗理論もあります. また,ビッグ・ファイブ,だけではなく質問紙研究全般に当てはまると思いますが,日常の人が使っている語彙を調べる中で提出された枠組みでもあるために,実際の性格構造を反映しているのではなく,性格を捉える場合の認知の枠組みにすぎないのではないか,という批判も出ています. これに関連して,ビッグ・ファイブ性格因子には生物学的基盤がないのではないか,などの鋭い批判もあります. 現在の性格研究はビッグ・ファイブは単なる性格記述論に収まるものではなく,広く性格研究を整理するためのより大きな枠組みとも期待されており,そのために,より大きな視点からの批判にさらされております.

bombe
質問者

お礼

お礼を言うのが遅れてしまいました。本当に申し訳ありません。たぶん、気付かれないとは思いますが御礼をさせていただきたいと思います。 5因子論の批判をわかりやすく説明していただき感謝しています。本当に勉強になりました。ありがとうございます。

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