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送電鉄塔の火花とノイズは・・・

うちの近くに送電鉄塔が立っているんですが、普段は静かなその鉄塔が、先日の台風の夜からやや風がある程度の今まで、派手な火花を散らしながら数百メートル離れても聴こえるほどの、バチバチ、ジリジリといったノイズを放っていました。 雨の日にはこういった現象が見られると聞いたことはあるんですが、同じところに何十年も住んでいたのに今まで見たことがなかったので、何か不思議に思います。 で、この火花とノイズ、なぜ雨とか台風の時に現れるんでしょうか?

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  • GTAC
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回答No.1

この現象はコロナ放電といいます。 送電線の電線は鉄塔との間を瀬戸物の碍子で絶縁しています。 碍子の表面はホコリで汚れます。特に海沿いの地方では塩気で汚れます。(塩水は電気を良く通します) 湿度が高い日は碍子の表面に電気が通りやすくなります(わずかに漏電した状態になります)。このため小さいカミナリが碍子表面を通っていると考えてください。この放電音がじりじりという音で聞こえます。 これは音だけでなく妨害電波も出すのでラジオが聞こえなくなったりテレビに点線が入ることがあります。 雨がよく降って碍子がきれいに洗われると放電しにくくなります。したがって長期間雨が降らず、海からの風が強く吹いた後に雨が降りそうになる寸前が最も大きな音を出します。

ita-roo
質問者

お礼

わかりやすい解説、ありがとうございました! おかげでスッキリしました。

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