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「富岳」ってなにがすごいの?
スパコンの「富岳」が計算速度世界一とかやってますが、それってそんなにすごいことなのですか?ニュースなどで驚いたのは飛沫の飛散シミュレーションを富岳を使っての映像だとかやってますが、あんなの普通のパソコンでもできるんじゃないですか?
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- koncha108
- ベストアンサー率49% (1313/2666)
飛沫の映像がどれだけすごいかどうかはテレビの映像だけではわかりません。どれだけ細かい条件、例えば空気の複雑な流れや飛沫の粒子の数など、をシミュレーションに盛り込み、どれだけ短時間で結果を出しているか。もちろんどれだけ実体に近く正確かが一番大事ですが、報道からは一切伝わってきません。 一般的には天気予報のように隣接した空間の影響を受けながら変化していくような状況のシミュレーションは高速大容量のCPUが超高速ネットワークでグリッド上に何百台も配置されたスーパーコンピューターのような環境でないと効率的にシミュレーションできません。インターフェース部分にはLinuxも使っていますが演算部分のOSは通常のOSとはまるで違うしプログラミングもPCとは違うので、パソコンでは到底できないこともスパコンではできると思います。 スーパーコンピューターの演算速度が速いと言うことはとても重要なことなんですが、スポーツの世界のように1位と2位で数%の記録差くらいだったら大したことないです。でもコンピューターの世界は倍々で進化していくもので、現在トップの富岳と2位のIBMのサミットの差は2.5倍くらいあります。例えばワクチン開発などに応用したとするとサミットが1年かかるシミュレーションを富岳は5カ月弱でやってしまうわけですから、すごい差です。別の言い方をすれば速ければ利用客が取れるわけで、逆に速くても利用客がいなければ宝の持ち腐れ。通常はスーパーコンピューターを独り占めして使い続けるようなことはなく一瞬で計算が終わってしまう用途に時間貸しして多くの利用者にシェアしている。そういう意味ではテナント募集の不動産業者みたいなところもあって宣伝もしないといけない。飛沫のシミュレーションは社会貢献でもあるでしょうが、そう言う宣伝的な一面もあるのかなと思っています。
- 121CCagent
- ベストアンサー率52% (15641/30058)
他の方が回答されていますが 世界一のスパコン「富岳」が採用したA64FXは、ARMらしくないARMプロセッサー https://ascii.jp/elem/000/004/018/4018768/ ポスト京、富士通がARMを選択した理由 https://www.hpcwire.jp/archives/10858 ARMを採用したのはあまり独自のCPUだと計算速度が速くてもそれも向けたソフトの最適化なども必要になるのでそう言うのも避ける意味合いがありますね。 >それってそんなにすごいことなのですか? 凄いかどうかは判断しかねますが各国でも軍事や民間などで使うためにスパコンを用意していたりはします。 >あんなの普通のパソコンでもできるんじゃないですか? 可能ですね。ただし他の方が回答されていますが時間が掛かります。 PCを何台(実際は数十万台)も並列に並べるような形にすれば「富岳」と同等の事は可能でしょう。ただそれを設置する場所も必要でまた消費電力は「富岳」とは比較にならないぐらい高くなる可能性が高いですね。そうなると
お礼
回答ありがとうございます。
- i-q
- ベストアンサー率28% (984/3452)
昔からある ・LINPACKによるTOP500(上位500台)、 ・他にビッグデータの性能、 ・AI関連の処理速度、 ・現場でよく使うソフトの処理速度 スパコンの性能に4つのメジャーな指標があるのですが、 これら4部門で世界1位なのが凄いですm(__)m (2部門で同時1位はりますが、4部門では世界初です) その上、CPUがネイティブARM(中身はPowerPCに近いらしい)で 【地球シュミュレータ】や【京】の様に専用OS、専用アプリではなく、 一般のソフトやOSがそのまま動く>使いやすい (ARM動作のCPUはSwitch、Android、iPhoneなどにも採用されてる)
お礼
回答ありがとうございます。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2712/13696)
昔同じことを言ったレンホーってアホな国会議員がいましたな。「二位じゃ駄目なんですか」って。懐かしい!
お礼
回答ありがとうございます。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2129/8001)
8ビットパソコン全盛期でも、3DCGで人物キャラクタを動かしていましたが、あれはスーパーコンピュータで無ければ無理で、現在のパソコンは当時のスーパーコンピュータ並みの計算速度に達した状況です。スーパーコンピュータの富岳で計算しているから、パソコンでも出来るのかと言えば、シミュレーションする飛沫の数を数万分の1にしないと無理だという話になるでしょうね。 スーパーコンピュータの富岳に比べれば、今のパソコンはPS5とファミコンぐらいの計算速度の違いがあるでしょうね。 飛沫の数が100ぐらいだったら、今のパソコンでも十分にシミュレーション出来るでしょうが、何億とか、何兆という数になると、とても無理だと思います。
お礼
わかりやすい表現ありがとうございます。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1955/7564)
普通のパソコンでもできるでしょうし、あんな拡散状況は物理学を勉強した人なら当然予想できることで煙を使えば見える形で検証できます。 また実際には、部屋の中や乗り物の中は常に空調や換気の風が流れていてそのまま信用できるはずがない。 超高速スパコンが計算したのだから間違いないのだーと押し付けているだけです。 また富岳に多額の税金を投入したから、その成果を見せ付けたいのか?
お礼
わ、私もそう思ってまして。煙で空気の流れは可視化できると思いますし、う~ん。回答ありがとうございます。
できると思いますが、時間がものすごくかかると思います。並列化しないと待てないかなと。 例えば、わかりやすい回線速度の例でいきますと、1GBのアプリのダウンロードに30分かかるとして昔のモデム回線なら今より50倍遅い場合、同じことをするのに25時間待たないといけません。 さらにプログラミングのバグがあるとして、片方は30分動かして、バグ直して、また30分動かせば2時間もあれば終わる処理が、片方では51時間かかります。 高速処理のメリットは待たなくていいところにあると思います。
お礼
回答ありがとうございます。
- Kaneyan-R
- ベストアンサー率42% (1353/3154)
〉あんなの普通のパソコンでもできるんじゃないですか? 出来ますよ。半年とか一年かければね。
お礼
そ、そんなにかかるんですね。回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。