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禁固刑の実態
禁固刑とは、刑務所に拘置するだけで定役には服させない刑だそうですが、実際にはどのような生活になるのでしょうか? 冷暖房完備の個人部屋で、三食昼寝付きというのんびりした生活が送れるのでしょうか? それともこきたないタコ部屋での集団生活になるのでしょうか? 拘置所での生活とどこが違いますか?
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◎「禁固刑」の実態についてですが・・・・ ◎日本の刑務所では、極短期刑や老人の受刑者を除いては、本人の希望に因って「懲役囚」と同等の「刑務作業」に就かせているとの事です。 ◎勿論、本人の意志と刑務所側が「刑務作業」に適するかの判断をする訳ですから、中には「禁固刑」受刑中の殆どを読書や独学或いは「自己の訴訟手続き等々」に費やす者も居る様です。 ◎実態は、先にも述べた様に一般懲役囚と同等に「刑務作業」に就く者が大多数で、これには刑務所側の管理指導に対する省力化と禁固受刑者側の利益、即ち・・・ (1)拘束感を他の受刑者と刑務作業や運動・雑談をする事に因って軽減する。 (2)同様に時間の流れを早く感じさせる。 (3)「刑務作業」に就く事に因って、仮釈放の対象に有利になる。 (4)「刑務作業」に就く事に因って僅かではあるが「作業賞与金」を得る事が出来る。 ●法務省矯正局の資料に因ると、平成14年度の作業賞与金の1人1月当たりの平均計算額は,4,215円となっており、この「作業賞与金」で所内生活で用いる物品の購入や家族あての送金等に使用することも認められています。 ○>「冷暖房完備の個人部屋で、三食昼寝付きというのんびりした生活が送れるのでしょうか?それともこきたないタコ部屋での集団生活になるのでしょうか?」 ◎これについては、北は網走刑務所から南は沖縄刑務所の全国66カ所に在る施設の新旧に因ってもその設備は違って来ると思います。 ◎基本的には、日本の刑は「自由刑」で自由を拘束する刑であり、その根元は明治に制定された「監獄法」です。 ◎条文や刑務所で使われている「言葉」も一般人には理解できない言葉も多く、待遇に付いても昨今人権問題にも為っている様に(名古屋刑務所等々)、例え「禁固刑受刑者」で在っても『三食昼寝付きというのんびりした生活』とはかけ離れた世界で有ると思慮致します。
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- roadsters
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禁固刑でも希望すれば軽作業に就くことができる そうです。しかし一旦作業に従事すると「つまらないから、 や~めた」と放棄することはできないそうです。 また、裁判中で勾留中のヒトは当然懲役じゃないので、 取り調べ以外は拘置房でジッとしているだけです。 ヒトによっては「退屈だから、早く裁判を終わって、 懲役に行って、働きたい」と言うヒトもいます。 人間、何もしないでジッとしていることが一番辛いん じゃないですか。時の経つのも遅く感じますし。
- silpheed7
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労働がないのが禁固で、就寝時間以外は横になることもできない 生活のはずです。経験したことがないので何とも言えませんが。