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菅義偉が日本学術会議の推薦会員6名の任命を拒否
- 菅義偉が日本学術会議の推薦会員6名の任命を拒否しました
- 反対を表明した学者6名が任命拒否される
- 菅義偉の任命拒否には疑問と批判が出ている
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>6名ほどを菅義偉が任命拒否しました 「法に基づいて」などとほざいていますが、じゃあ菅義偉本人が天皇から任命拒否されても「合法」なんでしょうね(笑)。 >この程度の政治理念しか持てないのですかね? いや、そもそも「政治理念」自体がないんじゃないですか?菅が総理大臣になってからというもの、安倍晋三以上に「排除」の論理(役人への恫喝など)を展開しているので、「独裁者」を目指しているのかも知れません。
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- Aegis_of_Nippon
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菅総理の人定評価は特にしませんが、今回の学術会議会員の「任命拒否」は、軽くて瑕疵ある行政行為、悪ければ違憲違法な行政行為という評価をされても仕方ありません。 「おめでたい」の意味するところが不明ですが、臨時会で収束できなければ、総選挙に影響が出てくる可能性もあります。 「日本学術会議法 (昭和23年 法律第121号)」を見て行きましょう。 第17条 日本学術会議は、規則で定めるところにより、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に推薦するものとする。 第7条 日本学術会議は、二百十人の日本学術会議会員(以下「会員」という。)をもつて、これを組織する。 第2項 会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する。 ということで、会員の任命は内閣総理大臣が行うことになっており、通常、任命権には任命権者の裁量権があります。 条文通りに考えると、内閣総理大臣は学術会議が推薦した会員の形式審査および実体審査を経た上で、会員の選考ができるということになります。 しかし、上記のような考え方をすると、憲法第23条で制度的に保障されている学問の自由を侵害することになるので、この学術会議会員の任命については、任命権は形式的任命すなわち任命発令行為という合憲限定解釈がされています。 「形式的任命なので学問の自由は侵害しない」という結論です。 この経緯は、昭和58年の参議院文教委員会での質疑において、当時の中曽根総理と丹羽総務長官(国務大臣)の答弁に加えて、内閣官房参事官の「内閣法制局との合議による解釈確定」した旨を答弁し、さらにこの形式的任命について、国会での附帯決議もあります。 参議院先議で可決後に衆議院に送付されましたが、衆議院文教委員会では参考人質疑だけで強行採決となったようです。 この時に国会の文教委員会に出席した人で現在も議員なのは、自民党の船田衆議院議員と山東参議院議長だけで、船田議員は自身のHPに回想コメントを出しています。 現在、菅総理は所信表明演説で、通常の任命権を行使した旨を宣明していますが、昭和58年の合憲限定解釈を変更した旨は述べていないのです。 従って、この昭和58年合憲限定解釈が未だ有効であり、今臨時会において、委員会質疑または質問主意書に対する内閣の答弁書において、解釈変更すなわち新解釈が述べられた段階で、昭和58年解釈は更改されると思われます。 ただ、昭和58年の合憲限定解釈は、学問の自由を侵害しないためのものですから、通常の任命権に戻すと、学問の自由のうちで、学術団体の独立性を侵害することになります。 通常の任命権を行使しても学問の自由を侵害しない措置を講じた改正日本学術会議法案を提出しないと、この問題は解決しないと思われます。 また、菅総理は憲法第15条を持ち出して、国民の公務員選定罷免権を代行する権能があるとか言っていたようですが、この憲法第15条は国民主権を確認し、その具体的な行使方法である公職選挙または公の弾劾を定めたもので、公職選挙または公の弾劾によらない方法で選定罷免される特別職公務員および一般職公務員の選定罷免には効力が及ばないと考えられています。 菅総理が言っていることは理解できなくもないが、現時点では、学術会議会員に任命について、憲法第15条を持ち出すのは無理かなと思います。一般職公務員の任免は憲法第72条及び第73条第4号に基づくものとして考えるべきでしょう。 行政官庁のよう権力作用を伴わない諮問機関の構成員に対して、内閣総理大臣が違憲違法瑕疵の行政行為をしてまでこだわる理由が今一つ不明瞭ですかね。
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ありがとうございました。
- saltmax
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日本学術会議には調査権も調査能力もないので その拒否された人物を調べてはいないでしょう。 前回のときは 推薦する人数が定員ではなく、その中から官邸が選んでいたようですが 今回は定員で推薦したからそんなことになったと思います。 想像ですが、 拒否さえた人は既に何かのリストにのっていて 官邸内で各省庁からの出向者にコメントを求めた時に ヒットした人がいたってことではないでしょうか。 そんな理由の説明はできませんし、説明をしないと言うことに 意味を持つので致し方ないと思います。 理由の説明は 会長に秘密保持契約をした上で行えば済むこと。 公安や外務省、経産省、財務省からコメントがついていれば マスコミ相手に説明などできないでしょう。人権もあることですし 既に着手しているかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#4です。補足です。 >>弾圧したほうが良いとする人達もかなり大勢います。 弾圧ではなく、首相としてに責任を果たしただけだと思います。 >>昔はそういう人達が地震の後で朝鮮人多数を虐殺し、止めに入った日本人をも殺して回ったのですよ。 ご親族が被害者なら残念です。同様なことは新潟日報社襲撃事件、直江津駅リンチ殺人事件、浜松暴動事件にもみられます。 >>「今後更にお目出度い話になっていく」と予想するのでしょうかね。楽しみです。 おっしゃる通りです。
お礼
ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。この程度の政治理念しか持てないのですかね? いいえ、なかなかいい手初めだと思います。 2。この6名は安保法制や“共謀罪”などに反対を表明した学者だそうです。 じゃ馬鹿の集まりですね。 3。そのヤバさの核心部分があぶり出されて自ら表に出てきたようなこの馬鹿の見本のような政局。 いや日本学術会議というよりは某国全人代日本支部みたいものですから潰して、十億の血税の無駄遣いですから、国防費に回せばいいと思います。
お礼
弾圧したほうが良いとする人達もかなり大勢います。 昔はそういう人達が地震の後で朝鮮人多数を虐殺し、止めに入った日本人をも殺して回ったのですよ。 「今後更にお目出度い話になっていく」と予想するのでしょうかね。楽しみです。
- koncha108
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学術会議っていうのは知っていましたが今回の件がマスコミで議論されるまで、位置付けや会員の任命方法を知らなかったし興味も無かったというのが正直なところ。 改めて報道を見ると今回政府が拒否した方々の発言は学術を超えて政治にかなり踏み込んでいる様に見えました。それだけ見ると政府が任命を拒否するのも当然という気もしないでは無い。学問の自由とか表現の自由の問題というよりも学問と政治の境界線の問題。となるとその境界線を誰が判断するかで、それが政府になっていると言うのが問題の本質だと思います。ちょうどその境界線が話題になるのが新型コロナウィルス。疫学的に感染を防ごうとすれば厳しい三密の禁止と徹底したクラスターの追跡と封じ込めが必要。ところが免疫学者の中には感染を広げて集団免疫を早く進めるのがよいと言う見解の人もいます。死者をどうやったら最小限にできるかと言う話は仮説のぶつかり合いでもあり、実験してみないとわからない。でも国民に不安を与えず経済を回復させ失敗しても責任を最小限にとどめて政権の安定を目指すのは政治の話し。ただ判断しなければいけない政治家は科学や学問を理解していないのも必ずしも責められるものでも無い。だからと言ってい学者が政治家にわかりやすく翻訳して主張したら独立した機関のはずなのに政治に踏み込んだことになる。 そう言う難しい問題かと思います。全く同じ問題は地球環境の危機を世界中の科学者をまとめて報告しているIPCCにもあって、報告書は誰が見てもとてもわかりやすく、地球環境の因果関係やリスクを%でまとめています。複雑な地球環境を%で表す事が非科学的なのは少しでも科学に関わった人間であれば明らかなのですが、政治家や世界中の人が見てもわかりやすい様に翻訳しています。私はそれを盲信的に信じようと決めているのですが、政治的な意図を持ったものであることは明らかで、全く違った見解を持つ科学者もいます。 だから学術会議を有効活用しようと思ったら本来は政治と学問をつなぐ見識を持った人が必要で、政治家が決めてもだめだし、学術会議側で一方的に決めるのもだめなんだろうと思います。かと言って中間的な人を設定してうまく行った例も知りません。 すると最低限必要なのは政府の丁寧な説明。今日それを菅総理がやりました。説明しようと言う気になったのは評価できるのですが、到底理解できる説明ではなかった。 今後どうなるかわかりませんが、学問の世界はそもそも異なった見解や意見がぶつかり合うところで、学術会議のメンバーを名誉職的に固定するのも変で政府を批判するだけじゃ無く内部改革も必要だと思いますよ。マスコミは弱いものの味方なので政府に批判的なのは良いですが、もう一歩踏み込まないと解決には向かわないと思います。
お礼
いや、学術分野において政治の良し悪しを論じ解明するのも学問の内ですよ。政治学という分野もありますし。 もし現行政治が法を踏み外しているのを見れば専門学術分野からの批判は当然有り得るでしょう。 政治の側がそれを不服としてどんな手を打っても、それは殆どの場合で「学問の自由への侵害」となります。行き過ぎれば弾圧というものになります。 それを日本政府が今回行ったようにしか見えないのですよ。殆ど誰の目にも。 コロナや気候変動の問題と違うのは、学術会議は問題となった幾つかの点で分析を依頼された訳でもなければ助言を求められたわけでもない。 全く自由に選択できる課題について、全く自由な立場から、全く自由な学術分野において、専門的知性を元に学術的見解を述べたわけです。 これが学問の自由というものであり、日本国ではその行為とその行為を行う者の身分がこれまで保証されてきました。 それを壊したのが菅義偉です。 5日の菅義偉の会見も酷いもんで、官房長官時代の「それには全く当たらない」「全く問題ない」等と同様の言い回しをして白け放題に白けてましたが、彼の知性は相当低い。 彼の理屈は、学術会議は国の予算をつぎ込む政府機関であり会員は公務員に当たるので、公務員の任命権は国(該当する法においては具体的には総理大臣)にあり、任命拒否の数名は政府方針に反し嘘を主張するので公務員として不適であると判断した・・・ということなんでしょう。表向きは。 なんとも皮相的な物の考え方です。 日本学術会議というのは学問の自由を保障するという国の理念を具現化する組織であったのがわからんのですよ、この男には。 それが口走った最後っ屁が「学問の自由とは全く関係ない」だそうです。 たとえ学者数人が政府の行為を否定したとしても政府は政府でド~ンと構えていれば良いのに、世間の目が怖いんですかね。
- cse_ri4
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明らかな違法行為であれば、主に共産党系の弁護士が法廷闘争に訴えるでしょう。 しばらく、様子見ですね。
お礼
菅義偉の行為を法を犯しているとする国会議員は多くいますし、言論人の中にも沢山いますね。 該当する法の本来の意味は、推薦された新学術会員を全て遅滞なく「任命しなければならない」との総理大臣の手続き義務を定めたものだと思うのですよ。 形式的任命とはそういうことでしょう。 ここに総理大臣の裁量権を紛れ込ませたとならば、違法行為となります。 結果は、学問の自由への侵害。思想信条の自由の弾圧。脅迫・恫喝ですね。
- g27anato
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日本学術会議法第7条2項 「~推薦に基づいて~任命する。」 条文によると、 義務とも権利とも規定せずに、 「~任命する。」とハッキリ断言してます。 つまり「任命する」以外の形式は一切排除されてます。 その「任命する」形式を、総理は自らの行為で否定しました。 …その事実は、明らかな法令違反です。 指導者による独裁が可能な国家であれば、 如何なる法令も屁理屈で解釈を変更できます。 …その結果、如何なる正論も通用しなくなります。 過去にはヒトラーが体現してます。
お礼
本日5日に菅義偉が記者会見でこの件について述べてました。 菅義偉本人の意思で任命拒否したと断言した形になりましたが、知的障害、或いは政治倫理に関する重大な誤認識が有りそうに感じましたね。 本人は官房長官時代通りの「それには全く当たらない」「全く問題ない」等と同様の言い回しをしてたが、要するに学術会議は国の予算をつぎ込んでおりその会員は公務員の立場であるから、国の政治決定には従う義務があり、それに反する奴らは国が(俺が)排除する・・・ということなのでしょう。 これは行政官僚組織やそれに密接に関係する国の組織には(百歩譲って)ある意味まかり通るにしても、批判的学術意見をも提供することにより広く国の発展に多方面から寄与する立場の学術分野に向けては甚だしく不適合な手法です。 幅広く情報を求めたいがために設置した機関に対し、権力者好みの意見しか受け付けないという・・・まさに政治の先人達を愚弄し権力を私物化する、或いはもっとと言えば恐らく知的障害。 そういう風に思いました。 簡略にまとめれば、学問の自由の侵害。思想信条の弾圧。集会の自由への妨害です。 これを真顔で平気で記者会見の場で、言い放つ男ですよ。 周りは制裁を恐れて菅の言うままなのでしょう。
お礼
菅義偉は地のままにやってるだけなんでしょうが、それが凄くやばい。まるで冗談だと思ってしまいます。 この関係の続報がボチボチ出てきてますが、菅義偉はあれからオロオロしているそうですね。与党内部からも相当数の批判が出ている。 まあ思うんですけど、日本学術会議法の改正案を急遽作らせてそれを国会で強行採決するんじゃないですか。いつもと同じく。 批判する世論に対しては毎度の様に「その批判は全く当たらない」ときっと言いますよ。