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全国で電気を売れることの実際
工学部2年の電気系で恥ずかしいのですがお尋ねです。 電力自由化で、九州の電気を東京で売ることもできます。 実際のところ、九州で発電した電気が、直接東京で契約した人に届いているわけないのですが、遠距離の売電ができるのは、全国の送電線・配電線が充電でされているから可能なことなのかなあ、と思います。もし送電線・配電線が充電されていないとしたら、「電気を送る」なんてできないのかなあ、と思うのですが。 こういう考えであっていますか? 万一全国の送電線・配電線が充電されていないとすると、九州で1,000kW発電して東京にお送ったりできない、というか届いてもものすごくロスが発生してませんか? こういうのって、3年になれば分かるんでしょうか?
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- 69015802
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送電線は日本全国つながっていますよ50/60Hzの間も周波数変換所を通してつながっています。ただし電線にしても半導体やトランスにしても定格(容量)以上を流せないのでどこへでもいくらでもというわけにはいきませんが。(北海道で地震があったとき本州と北海道の送電容量が問題になりましたね)。また送電には銅損、鉄損ロスが不可避なのでロスが少なくなるように各社融通しています。 ただ質問者様の質問は電気工学というよりは経済学の範疇ではないでしょうか。
- phosphole
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配電線が充電、というのも意味不明だが(電池ではないが・・・???)、いまどきの電気系というのは、こういった強電を学ばないところが多いようなので単に知識がないのかもしれない。
- phosphole
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>九州で発電した電気が、直接東京で契約した人に届いているわけないのですが、 そのとおり・・・もちろん、すごーく低い確率でそうなっているかもしれないが・・・そもそも電線の中の電気というのは、実際に電子が移動しているわけではないので、ほぼありえない。電子のプラズマ振動が伝わっている。この辺は電気系の人なら習っているはずである。 >もし送電線・配電線が充電されていないとしたら、「電気を送る」なんてできないのかなあ、と思うのですが。 上では電気が実際に伝わって~と言っているのに矛盾していることになる。実際には電子自体は流れていないにせよ、あなたの言っていることは、電気のエネルギーが実際に伝搬していることを前提としている。もちろんそうなっているケースもあるだろうが、たとえば、それこそ離島で売電した場合は原理的にも「売った電気のエネルギー」が伝わることはありえない。 したがって、売電というのは、単に電気のエネルギーをお金に変えてやり取りしているだけであって、普通の物品を売り買いするのと変わらない。
もちろん九州で発電された電力を東京で使うなどと言うことはできません これは技術の問題ではなくて、法律の制度です どこに住んでいてもどこの電力会社と契約しても良いとなっておりますので、九州の人が東京電力と契約しても良く、自己発電した電気を買い取らせるのも「帳簿上は」東京電力となるだけです 三年生にならなくても、自分で調べる力があればわかります