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中国の習近平は、賢く政治を司ることはできるの?
日本人として素朴な疑問です。習近平は、内外政治を司れるくらい賢いのでしょうか?それとも賢くなくともなんとか中国の政治は司れるのでしょうか?
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現在の中国の権力継承システムから、馬鹿ではトップになれないというのは明白だと思います。 昔の中華帝国のように、世襲で権力が継承されるなら馬鹿がトップになる可能性はあった。 しかし、今の中国共産党では、複数の党派が権力争いをしてトップを選ぶ仕組みになっています。 馬鹿では、他派閥とのケンカには勝てません。 ただ、そうやって争ってトップになった人間が、平和裏に政治を行えるかどうかは別問題。 むしろ、日常的に闘争をしてきたので、他派閥に闘争をしかける感覚で他国に対して闘争をする癖がついてしまっているのでは、と懸念しています。 島国日本では、争い事はなるべく避けるのが美徳ですが、大陸国家中国では、中央に対する求心力を高めるために、あえて他国と争うという政治手法もありなのです。 島国からすれば、迷惑この上ないのですが。
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- longrailjpn2018
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賢いというよりも、物凄い弾圧と暴力的に抑え付けていますし、北朝鮮の将軍様みたいに終身やるっていうのは、汚らしく卑劣で愚かでしょう。
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- SPS700
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#6です。補足です。 1。現在の対米、軍事行動は控えめにという意見は元軍部の喬良さん、戴旭さんなどからも出ているようです。 2。在米の桃(女偏)誠さんによると軍部は今の国家主席には「面従腹背」(顔では従っているが腹では背を向けている)そうです。
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- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。日本人として素朴な疑問です。習近平は、内外政治を司れるくらい賢いのでしょうか? これは「賢い」の定義によります。中国共産党の国家主席になるには、軍を掌握して、クーデターが起こらないようにする、などの知恵が要ります。 2。それとも賢くなくともなんとか中国の政治は司れるのでしょうか? 八月前半に避暑地、北戴河に集まる党長老たちは三軟三硬、すなわち対米、西方、行動は控え、国内、宣伝、香港に厳しくを求めたようです。 もし本当なら、過去の国家主席が突きつけた通信簿は半分合格、半分不合格です。しかし辞めろとは言っていませんから一応賢いわけです。 中国共産党は政府の役人の「上」にあり、一般市民の意見は無視するので、民主主義国家とは異なる「賢さ」が必要だと思われます。
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- pluto1991
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トランプや習近平が後先考えずに自分勝手なことばかり言う、というのは「バカ」という意味ではありません。 トップに上り詰めたリーダーたちって、トランプは機嫌を損ねたら勢いでつぶしに来るような強権力があるし、ロシアのプーチンなんてマジで人を殺しそうだし、習近平になんて睨まれたらオシッコちびりそうじゃないですか? 大国トップはみんな「すごみ」があるんです。 「すごみ」があるからこそ、胸を張って相手をつぶしにかかるような喧嘩ができるんです。弱肉強食を勝ち抜いたヤクザのトップのようなものですね。弱みをみせることなど絶対にありません。 親の地盤とか金脈人脈の日本政治家とは違う「たくましさ」があります。うらやましいです。
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- koncha108
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賢いかどうかは知りませんが、9000万人の中国共産党のトップで、地方や下部組織で実績を積み重ねて来た人なので、相当な実力を持った人なのだと思います。中国内部の政治がどうなっているのか詳しくはわかりませんが、中国の方針を決めるいわゆるチャイナ7と言われる共産党の序列7位まででなる中国共産党中央常務委員会は、世代毎に次のリーダー候補を見つけて育てて引き継いでいて、それでも前の世代の政策を盲従的に引き継ぐわけでは無く、派閥構成を変えながらそれなりに民主的な決定を行っている様です。独裁体制の中でも、エリートたちの集団指導体制で、基本ポリシーを踏襲しつつも世代毎に政治を変えて行く。そう言う体制の中で、毛沢東依頼と言われる権力を掌握しているのが習近平。 第5世代と言われる習近平体制では、第4世代の胡錦濤体制までで世界第2位の経済大国になり、世界の工場から先端の科学技術を持つ国に脱却し、国を豊かにするために一帯一路、AIIB、RCEPなど海外進出を積極的に行う策に出ました。中国が掲げる「人類運命共同体」の理念は聞こえが良いのですが、国際支援と言いながら途上国を債務の罠に陥れたり、軍事進出がセットになっていたりして、当初は喜んで受け入れていた国々でも反中国の揺り戻しが見られる様になって、空回りしている様に見えます。ただやり方は強引でも東南アジアではいまだに中国依存が高い国が多く、アフリカへの進出ぶりは日本や欧米が太刀打ちできない規模と速さの様で、全体的にはうまくいっていると言わざるを得ないです。国内に対しては、新型コロナの対応で習近平に対する批判が噴出した様ですが、私にはこのインターネットの時代に驚くほど巧妙に国民を押さえ込んでいる様に見えます。街のあらゆるところに設置された監視カメラで人の行動や顔をAIで監視し、オンラインショッピングやネットへの書き込み行動で個人個人のプロフィールを把握し、危険な書き込みや通信も自動的に検閲します。おそらくこの分野での AIやビッグデータ処理に関しては他国の追従を許さないところまで進化してしまったのでは無いでしょうか。GoogleやFacebookのサービスは中国では一切禁止ですが、完全に遮断しているわけでも無く、IT企業などにはVPNでのアクセスを認めています。ちょっとしたガス抜きになっている様に感じます。 そう言う息苦しい環境に中国の人たちは慣れてしまっているのでしょうが、超監視社会で、悪いことをしたらすぐに捕まるし行儀の悪い行動も監視されているので、私の中国の知人は、治安が良くなって人々も親切になったと言っていました。また、スタートアップの起業が盛んな深圳の街には、「共産党と共に起業しよう」と言うスローガンがあちこちに掲げられていて、共産党がやる気のある若者を支援するムードまであります。 ただ、香港は情報が自由で、中国人は香港との間を簡単に行き来できるし、香港で契約したスマホを使えば中国国内でも自由に世界のインターネットにつなげるので、最近の香港に対する締め付けは中国の超監視社会の分厚い壁に開いた大穴で自由な風が吹き込んで来る通風口になってしまったと言う危機感が高まったのでは無いかと考えていて、意外と共産党もギリギリのところで国民の批判を抑え込めている認識があるのかなと思います。 ここまでのところ海外の批判をものともせずに国内を上手くまとめている様に見えますが、アメリカとの対立を上手く治めることができるかどうかで、本当の手腕が決まると思います。
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- sailor
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これは習近平個人の問題というより、中国のある種の文化というか思想が問題なんですねぇ。習近平自身がいかに有能であっても、この問題がなくならなければ、中国は常に拡大思想というか、周りを巻き込んで騒動を起こさに訳にはいかないんですよ。いわゆる中華思想では時の政治の長は必ずどこかと戦って勝たなければ、真の意味での長とは認められないんですよ。それは中華が世界の中心であり、それに従う者と従わない者の二つにしか分類しないという考え方から来るもので、中華民国という国家が出来るはるか前から変わっていなんですよ。なので、自国の領土内に幾らでも開発が出来る土地があっても、隣接した地域と紛争を起こすんですよ。習近平自身がこの思想にとらわれていなくても、共産党自体も人民もこの思想から抜け出すことができないので、トップが代るたびに必ずイザコザを起こすんです。なので習近平であろうと他の誰かであろうと、イザコザを起こす相手が幾らか変わるだけの話で必ず周辺国との問題を引き起こすでしょう。平和で安寧であることを良しとしない文化があるので、誰であろうと安定した政治を司ることはできないでしょうねぇ。
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- tzd78886
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「賢く」というのは様々な取り方があるので、中国共産党は絶対に「愚かな」とは言いません。今や毛沢東と同じくらい権力を振るっていますから誰も逆らうことはできないです。
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