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【電車の車内照明について質問です】電車の駅から出発
【電車の車内照明について質問です】電車の駅から出発するときに一瞬車内の照明の電気がチラ付きました。 何が原因で起こるのですか? JRだと起こらないのに田舎の私鉄の貧乏電車に乗ったら駅の発車ごとに照明の電気が一瞬暗くなってまた付きます。1秒くらいの話です。0.5秒くらいかも。
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No. 1 の方の回答に補足させていただきます。「 田舎の私鉄の貧乏電車 」ということは、長距離の饋電に適している交流饋電であるはずがありませんので、直流饋電と考えます。電車を動かすモーターは直流電動機です。 直流電動機は停止している状態では逆起電圧を発生しないので、架線の電圧をいきなり印可すると架線の短絡電流にも相当するような大きな電流が流れて焼損してしまいます。そこで、1台の車両の2つの台車に各々あるモーターを直列に接続したうえに、更に複数に分割された制限抵抗も直列につないで架線の電圧を印可します。電車が動き始めるとモーターの回転数も上がってくるので逆起電圧も徐々に大きくなって、モーター電流も減少を始めますので、運転士は電流計を見ながら制限抵抗を1つ減らし、さらに加速してモーターの逆起電圧が大きくなり、モーター電流が小さくなったら制限抵抗を1つ減らすという操作を繰り返し、最後に制限抵抗が全くなくなったら、最終的に直列に接続したモーターを並列につなぎ変えて、完全力行運転状態に至ります。加速が完了したら架線の電圧の印可を止めて惰行運転とし、適宜スピードと制限速度標識を見ながら力行と惰行を交互に繰り返しながら、次の駅の前にブレーキで減速となります。これら一連のつなぎ変えは運転席にある主幹制御器 ( マスコン ) というレバーで自動的に行われます。子供の頃、運転席の後ろで客室から見たことがあると思います。 このように、モーターに過大な電流を流さないように制御しながら始動するのですが、それでも最初の電圧印可直後では架線の短絡電流の 60~90% 位の極めて大きい電流が瞬間的 ( 「 1秒くらいの話です。0.5秒くらいかも。 」というのが、これに相当すると推察します。) に流れます。このため、架線の抵抗により電圧が低下して No. 1 の方の説明のようになるのです。 因みに、東京近郊の地下鉄・山手線をはじめとする路線は直流饋電ですが、過密運転を行うために饋電変電所の間隔が狭く( 電車までの距離が小さくなるので架線抵抗が小さい。) 、電源となる変圧器・整流器の容量が大きい ( 大きな電流を供給しても電圧が下がらない。) ので、1編成だけの始動では電圧降下があまり大きく起こらないので、「 田舎の私鉄の貧乏電車 」のような現象は「 起こりにくい。」ことになります。 また、最新の車両では社内照明を顧客サービスの品質の一端と考えているので、始動時の電圧低下の影響を受けない工夫をしているかもしれません。( すみません。車両照明については専門でないので確言できません。) 上記の主幹制御器 ( マスコン ) の動きについては さいたま市の JR鉄道博物館 「 てっばく 」に展示がありますので、興味があれば訪問してみてください。
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- tzd78886
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デッドセクションを通過したのでは。電気というのはあまり長い距離を流すと電線自体の抵抗で熱になってしまうので、一定の距離ごとに変電所を設け、別の電線に切り替えています。その二つの回路の切り替え区間の部分は惰性で通過させたり、長い列車の場合は他の車両の動力でそのまま進めたりしますが、電気が通じていないときには短時間消えることもあります。最近の車両はそのような区間を通過する場合でも切れないようになっていますが、古い車両ならあり得ます。
- mienaikuuki
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加速するときに電気を大量に食らうため、おそらく架線側の電圧が若干下がっているのだと思います。しかしすぐに電圧の降下を検出して補正されるためすぐに回復するといったところではないでしょうか? 昔ならよく井戸などの汲み上げポンプが動き出すと一瞬電球が暗くなったりするというのがありましたがそれと同じ現象だと思われます。 最近ではその瞬間の電圧分を蓄えている等して防止したりしているのもあると思います。 昔の東京の地下鉄銀座線などはポイントを通過するとき給電が切れて一瞬真っ暗になる等というのがありました。他にも常磐線の神立駅付近で直流から交流に切り換えるポイントを通過する瞬間明かりが消えるということを聞いたことがあります。参考までに。
お礼
みんなありがとう