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何故チガカッタというような言い方がされるのでしょう
若い人だと思いますが違っていたという意味でチガカッタという人がしばしばいます。これは違うを形容詞のように考えて活用しているのでしょうか。あるはもっと別の理由があるのでしょうか。
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別の理由…違う、という単語は動詞に分類されていますが、何かが動いているわけではなく、異なっている、違いがある、という状態を表す言葉です。日本語で状態を表す言葉と言えば(形容動詞も状態の副詞もありますが、)形容詞。だから、「違う」に形容詞の活用語尾「かっ」をつけても違和感がなかったのでしょう。 私の子が幼い時にこの言い方をしていました。自分が誤ったことをしたときは「まちごうた(間違った)」。自分の動作ではなく目の前にある結果・事態が違っていたときは「ちがうかった」と使い分けていました。
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- msMike
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》 もっと別の理由があるのでしょうか “美しかった”、“惡かった”の如く、形容詞(“美し”い、“惡”い)+“かった”のルールがあるにも拘わらず、動詞、名詞、形容動詞、形容詞が何たるかも知らぬ輩(ボンクラ)が、違った⇒違(チガ)カッタと使い始めたのを真似たのでせう。
- pluto1991
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「方言コスプレ」の一つになると思います。 言葉づかいでかわいいふりをしたり、おしとやかなふりをしたり、豪放なふりをしたり、という言葉の着飾りですね。
お礼
なる程ですね!種をネタというようなことと同じですね。業界用語にも共通するのだと思いました。NHKが努力してこだわるをよい意味に使えるようにしたことにもつながるなと思いました。いまはこだわるをもともとの意味で使うと誤解されてしまいます。
- f272
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#3です。 > チガカッタとすれば終止形はチガイ(イ)ではありませんか。 形容詞の終止形は学校では「イ」で終わることになっていますが,首都圏方言では「エー」で終わります。 例:高いタケー,長いナゲー チガカッタは1980年代から聞かれるようになり,チガクテやチガケレバのような活用形は1990年代には聞かれるようになりました。言語学上のトピックとして取り上げられてから既に40年近い歴史があります。
お礼
私は40年遅れていました。若返ったのか歳をとったのかわからなくなりました。新型コロナウイルスのようなものかなと思いました。動詞がいつの間にか形容詞のようになる現象はめったに起きないことも若い人に使われることもどこか似ているのではと思いました。
考えすぎじゃないですか。 流行り言葉なんて普通の言い回しより少し面白いから使うなんてのも多いですし、最初に言い始めた人も言語学的な意味合いなんて持ってるとは思えませんね。 言葉なんて心象を表現するものでしかないので、使う人の生活や意識が変化すれば当然変わっていくものです。 この言い回しも今は不自然と考える人が多いようですが、これが50年後も残っているようであれば常識的な用法と言われるようになります。 私は知的な感じがしないので使いませんけど。
お礼
仰る通りですね。こういう言い方が定着してしまうのではなかと思っておりました。
- f272
- ベストアンサー率46% (8532/18264)
#2です。 「違う」の形容詞型活用形を全部書けば 未然:違かろう 連用:違かった/違くない 終止:違え(チゲー) 連体:違え 仮定:違ければ 命令:(なし) ですね。
お礼
チガカッタとすれば終止形はチガイ(イ)ではありませんか。
- f272
- ベストアンサー率46% (8532/18264)
これは違うを形容詞のように考えて活用しているのです。
お礼
形容詞だとすればチガイイでしょうか。現在の否定形はチガクナイ?
- mpascal
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お礼
違うはどう考えても動詞ではと思いますが、意味ではそういうことになるということでしょうか。英語では語根は同じでしょうが動詞と形容詞とはっきり異なりますね。
お礼
なる程ですね。よく納得できました。単なる誤りでなくちゃんとした理由があったということですね。お子さんに注いだきめ細かいまなざしにも感激いたしました。。英語ではdifferという動詞とdifferentという形容詞がありますね。