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ホームズとワトソンの仲の設定
コナンドイル原作のホームズとワトソンの二人の仲の設定は本当は良いのでしょうか?悪いのでしょうか? 投稿者は、シャーロックホームズに関する作品は一応多く見てきたのですが、作品によって上記の設定が異なっている場合があると思うので。 親切で分かりやすい回答をお待ちしています。
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- 2012tth
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59歳♂ 原作者コナン・ドイルは、人物設定を最低限にして見る側の 感性を求めていると?血縁者の方が過去に英国のテレビにて 語っていた事を思い出しました。 なので、映像の脚本家や演出家、監督に寄り作品毎にワザと 異なる物語演出されているそうです。 ※つまり…オリジナルが無い?と言う事です。
- jg5dzx
- ベストアンサー率38% (112/294)
シャーロック・ホームズの4つの長編と56の短編はすべて読みました。 ワトソン博士が登場しない幾つかの作品もありますが、確かに作品によってホームズとワトソンの距離感がマチマチに見えることがあります。 基本的にはホームズとワトソンの仲はとても良いのだろうと思います。 ただ、19世紀の世紀末から20世紀の初頭にかけて、物語上の時間で35年間、実時間で37年間に亘って創作された物語ですから、当時のロンドンの常識や時代背景・作者コナン・ドイルの人生観の変化など、全体を通しての統一性を取ることは無理だったのではないでしょうか。 分かりやすく言えば、「世紀末ロンドンでの男同士の友情はこのようなものであった」という当時の常識が、現代日本の我々にどの程度理解できるのかということでもありますね。 作者であるコナン・ドイルは、ホームズ物を書くのが苦痛だった時もあるようです。医師として失敗し、文筆家を目指していたものの、本人が書きたかったのは歴史ものだったようです。 生活のために売れる大衆小説を仕方なく書いていたら2作目の長編「四つの署名」が大当たりしてしまい、生活のためにシリーズ化せざるを得なかったようですね。 ドイルはいつまでもホームズ物を書き続けるつもりはなかったようで、一度はホームズをライヘンバッハの滝つぼへ叩き落して殺してしまい、ホームズ物は終わりにするつもりでした。 しかし、読者と出版社はホームズの死を受け入れず、ドイルが出版社に出した法外な要求を出版社があっさり受け入れてホームズは生き返ることになり、結局ドーバー海峡に面したイングランド南東部のサセックスで老後を過ごすところまで話が続いてしまうのです。 ドイル自身もこの間に、医師の道を諦めたりマラリアに罹って死にかけたり従軍医師になったり最初の妻と死に別れたり、遂には心霊現象に傾倒したりと、様々な経験をしています。 とにかく初期の作品から後期の作品まで、長い時間があったのです。 このあたりが、作品によってホームズとワトソンの距離感が違って見える理由なのではないでしょうか。
- eroero4649
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「ゲイ説(ホームズがストレートでワトソンがバイ)」がありますね。 ホームズはかなり女性嫌いで、おまけにワトソンの結婚を「自分本位の行動」と批判しています。そして「私はひとりぼっちだ」と嘆いています。 これを現代語訳すれば「私なんかより、女と結婚したらいいんだわ!」ってことになると思います。恋仲なら、仲がいいときもあれば悪いときもあると思います。 まあ、当時は同性愛は法的にも道徳的にもアウトなのでいくら小説とはいえ露骨な表現はできませんけど、私からすれば「コナン・ドイル先生はちゃんと説明している」ように思えますけどね。