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「さはさりながら」について
この言い方は間違いではないかと思います。「さ+ありながら」が、「さりながら」になり、そうではあるけれどの意味になっています。その前の「さは」は余分です。 「そうはそうではあるけれど」ではおかしいでしょう。「それはそうではあるけれど」なら 「そはさりながら」のはずでしょう。「さは」は副詞+助詞であって代名詞+助詞ではありません。
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- marisuka
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現代語でも「そうはいかない」って言いますから、「そうは」もありなのでは? 「いやいや、そうは言うてもやなあ」「そうはさせるか」などとも。 ならば古語では「さは」でいいでしょう。
- kappa1zoku
- ベストアンサー率29% (334/1137)
なんか小難しい解説をこねていますが、僕も挑戦してみます。 「さはさりながら」 さは・・・「然は」副詞「然(さ)」+係助詞「は」 さり・・・「然り」で副詞「然(さ)」にラ変動詞「有り」のついた「さあり」の転とあります。 ながら・・・接続助詞 問題はこの語句の前後の文章がありませんので、何がおかしいのかも今一つかめません。 極端に意訳すると、「それはそのようであるのだろうが」とでもなるような気がします。 ただ、あなたが言う「さ」を「そ」に入れ替えると、文の意味が違ってくるように思います。 「そ」とは指示代名詞になり、特定の人物をさすことになり、「誰かが去っていきながら」という別な文章になります。
お礼
別な所で「そうはそうではあるけれど」と書いてる人がいたので、もういいことにします。 「さは」を「それは」とされたら死ぬほど抵抗を感じます。私は畳語が嫌いなのです。 だからこそ最初「さは」は余分ではないかと言ったのです。皆様ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
「そうはそうでも」の「そう」は現代仮名遣いで、歴史的には「さう」で、漢字で書けば下記のように左右です。 https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%95%E3%81%86 オ段の長音には、-auから変った開(17世紀初めのキリシタン資料では ǒ と表記、[ɔ] で示される)と-ou から変わった合 (キリシタン資料の ô [o] で表わされる)の二種がありましたが室町時代には消失して「さう>そう」になりました。 https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%95%E3%81%86 ですから「それはそうでしょうけれども」という現代ではいとも自然な言い方に古くは左右は左右なれどもから変化する過程で短い「そ」は存在しません。 ですから「*そはさりながら」は古語にも現代語にもないわけです。
お礼
ありがとうございます。納得はできていませんが。
お礼
このサイトの使い方に私は慣れていないので一つのことについての質問が、途中から二つに分かれてしまいました。二つとも回答〆切にしたつもりなのに二つ目が、まだ受付中のままになっています。読まれれば、みなさん、こちらの意図はお分かりでしょうから、終了の意味だと取ってください。よろしくお願いします。ありがとうございました。