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【医学・お灸】なぜお灸で痛みが取れるのですか?
【医学・お灸】なぜお灸で痛みが取れるのですか? これはどういうメカニズムですか?
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お灸ではないのですが、私の母が、すごく針が効く人でした。医者が毎回驚くくらいに効いたのです。 で、なぜ針が効くのかについて、私なりに知識を総動員してメカニズムを私自身に対して説明し、納得したことを言えばですが、下記のようになります。 痛みには、極端に2つに分けるとハッキリした原因があるものと脳が覚えてしまった痛みがあるらしいのです。 例えば足をぶつけて指を骨折した時の痛みは前者です。ところが、その痛みが長く続くと、脳が覚えてしまって他の神経ルートで到着した刺激を、足の指の痛みだと誤解してしまうのだそうです。ここまでは私の想像ではなく、本当のことです。 例えば、事故で片足を根元から切断した患者でも、無くなった足が痒いとか痛いと訴えることがあるのがその例です。何かのささやかな刺激が、脳に足のかゆみとして伝わっているのです。 さて、前者の痛みは見れば分かりますので医者に行って治療してもらえばいいのですが、後者の場合、医者に行って精密検査してもわかりません。ない足が痒いハズはないのですから、「気のせいです。様子をみましょう」で終わってしまうのですが、患者にとっては実際に痛かったり痒かったのです。 肩凝りなども後者の例で、なにかのちょっとした刺激(痛くない)が肩凝り刺激の神経と混線して脳に肩凝りの痛みとして伝わっているケースが多いらしいのです。実際肩が凝っている場合ももちろんありますが。 実際、アメリカでは体質の関係で血止め薬を仕えない患者に対しては、手術の際に針を打って血が出にくくするということはあるようなのです。つまり、針は打つ場所によって効果はあるのです。 で、本題ですが、針は、この混線した神経経路(足の指のかゆみなどが肩凝りを伝える神経に混ざって脳に"肩の痛み"として到達する場合の、いわば交差点)を切断してくれるのではないか。 それまで肩凝り車線へ右折していた軽い刺激が、神経交差点の右折側を閉鎖されることで直進することになり、肩凝りの痛みとは認識されなくなる(肩の痛みがとれる)のだろう、というのが私が母を見ていて考えた「理屈」です。 これが患者が痛がっているのに、医者は「なんともない」と言う理屈です。どっちも間違っていないのです。 お灸をすえてもらった経験はないですが、熱でツボを刺激することで、針同様に刺激の伝達ルート変更をすることになり、結果、肩凝りなどの痛みを感じなくなるのではないでしょうか。
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- aeromakki
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血行が悪くなっているところがあり、そこの血流を改善しやすいツボを刺激するからと言われてますが……。 腕や足、肩の凝りのツボを、試しに指で押したらましになることで分かると思います。 全体的にマッサージしたほうがいいと思いますが、素人が自分でやってもあまり上手く行かないですね。 筋肉が重なりあっているところが多いようです。 複雑なところは血流不足になりやすいらしく、そこを温めると効果的になるのではないでしょうか。
- furamanko
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なぜお灸で痛みが取れるのですか? これはどういうメカニズムですか? それは簡単な事。 頭が痛いときに腹を蹴り上げられたら頭の痛さが忘れる。 お灸に火を点けられると熱さで痛さが忘れられる。 只それだけの事。
- kon555
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以前興味があって鍼治療とお灸について軽く調べてみたんですが、その限りでは医学的に言うと 「理屈は分からんが効くのはたしかっぽい・・・」 というところです。 複数のデータや論文、実験から効果がある事は確かなものの、その作用プロセスについては推論にとどまり、明確な結論は出ていないようです。 鍼灸では経絡とかツボという言葉が多様されますが、これも医学的な裏付けはないのが実情です。 ただまあ、膝を叩くと足が跳ねる反射(膝蓋腱反射)があったり、首筋を撫でると鳥肌が立ったりと、人体の構造として『一定の反応を引き出す刺激』というものは存在はするんでしょうから、その辺りを経験則で利用している・・・というのが実情ではないかと。
お礼
みんなありがとう